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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「無理筋なオタク批判」をしてる人は、テロリストと思考がよく似ているのかもしれない

今回のウマ娘の件では超絶無理筋のオタク批判をしている人が多数見かけられました。

こういう人たちは、一見すると「超絶頭の悪い人の超絶頭の悪い行為」にしか見えません。

しかし、もしかしたら、この人たちにはこの人たちなりの理屈があるのかもしれません。



まぁ……それはテロリストの思考なのですが。



テロリズムは、政府を「暴走」させるために行われるという説

テロール教授の怪しい授業2巻では、爆破や自爆テロは、直接その攻撃で政府を倒せるとは思っていないのだという話が語られます。

大半のテロ攻撃は、「攻撃そのもの」で目標を達成されるものではありません。

攻撃の結果として引き起こされる事態が拮抗状態を打ち崩し、最終的な目標につながると信じての攻撃です


では、どういう目的をもって行われているかというとこうです。



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テロリストたちは政府を悪として、かつ自分たちを正義と確信しています。

なので、爆破テロや自爆テロによって政府を脅かし、余裕を失わせれば政府は「本性をむき出しにして市民を弾圧する」「そうすると、市民たちは弾圧に対抗するため自分たちの革命に参加せざるを得なくなる」と考えた。

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過去の事例を見ると、こういう思考はありえるなど思っています。





無理筋なオタク叩きも、同じようにテロリズム的思考のもと行われているのかもしれません


つまり「突っ込みやすい挑発をわざとすることで、調子に乗ったオタクを暴走させる」(なにかしらの言質を取る)ことが目的だったともあり得ます。


たとえば誰かがものすごくバカなことを言ってオタクを挑発します。


彼らの発言は般的な常識を持つ人間からしたら常軌を逸したバカ発言です。


しかし、得てしてこういう「叩きやすい」「反撃しやすい」ものを見た時ネット民はすぐに調子に乗ります。調子に乗ったオタクたちは限度を知らずに過剰に誰かを叩きまくり、そこで醜悪な姿を見せるわけです。



GRIDMAN騒動の時にそういう騒動が起きました(私はこれ普通に転生案件だと思ってますけどね)
togetter.com



ウマ娘でもそういう事件が起きました。
togetter.com




このように、オタクを挑発した結果過剰なバッシングが生じ、オタクを批判した側に犠牲者が出れば、今度はオタク嫌いな人たちが大はしゃぎするというあまりにも不毛な話が現実に会ったわけです。
GRIDMAN騒動の時は、実際にオタク嫌いな人が「我こそが真のオタク」「オタクもどきを許さない」と称して普通の人たちを扇動するようなことをやっていましたしね(あまりウケはよくなかったようですが)

www.tyoshiki.com




実際は「オタクの底辺」と「オタク嫌いの底辺」が殴り合ってるだけなんですけどね。

なので、今回のウマ娘の件でオタクを揶揄しようとした反オタクの方々は本当に愚かなのですがもしかしたらただのアホなのではなくて、「彼らの世界では」合理的なのかもしれません。

例えば「自分がバカにされることでオタクを調子に乗らせ、他の仲間たちがオタクを叩くきっかけを作ろう」として自爆テロを試みているのかもしれません。

今までそういう事例が何度もありましたからね。

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なので気をつけましょう。





今回のようにあまりにも頭の悪い発言をしている人がいると、ついついつられて同じレベルに降りてしまいがちです。

向こうの人たちは失うものが何もない無敵の人だからどんなアホなことをいっても構わないのでしょうが、オタク側がはちゃんと守るべきものがあるということを忘れないようにしましょう。

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自爆テロに巻き込まれないように気をつけましょう。



余談 二巻の後半で「テロリストのPR活動」として語られていること、全部仁藤さんがおなじことやってて面白かった

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これは仁藤さんがテロリストだという話ではないです。

本作は「テロリストになる人は実は高学歴な人が多いし、テロリストは実際にはかなり合理的に行動している」という話です。

テロリストではない仁藤さんは自分の活動を広めるために、合理的に活動した結果結果としてテロリストと同じことをやることがあっても不思議ではないんです。

そのくらい、良くも悪くも、ネットで目立つ人は、PRが上手いし、テロリストもPRが上手いってことです。



なので、私たちはPRが上手い人には十分気を付けないといけません。

そしてこういう人たちに対してはてブとかで「理念は支持できる」って言ってる人が一番危ないです。

まさしく、この手の人たちは「理念」をPRするためには手段を選ばないからです。美化された「理念」だけが伝わって、よくわからんけどそれをなんとなく受け入れているという状態は危険です。

「いまでもkutooは理念だけは立派だと思ってる」みたいな人は、かなり危険だということがこの作品を読めばわかります。