2月28日取引終了後、22年7月期第2四半期累計(8~1月)単独営業利益は1億7600万円と発表した。通期計画2億8400万円に対する進捗率は62.0%。なお、「収益認識に関する会計基準」適用のため、前年との比較は記載されていない。主力サービス「はてなブログ」の登録ユーザー数は順調に増加し、月間ユニークブラウザー数や、「はてなブログ」の個人向け有料プラン「はてなブログPro」などの課金売り上げについても堅調に推移したとしている。
え、はてなブログって好調だったんですか……。
よく見たらコロナ前から減ってますけど、、、
登録ユーザー数は微増ですね。
「はてなブログが好調」とはいっても、好調なのは法人向けであり、個人向けは売上落ちてました(やっぱりね…)
でも、個人向け課金はどんどん悪くなっているし、広告効果は落ちまくってますね。
ますます法人向けに傾斜していくようです。やっぱり個人どうでもいいんじゃないですかヤダー。
◆個人向け(はてなブログProとアドネットワーク)は2.67億→2.4億円とやはり落ち目に。
◆法人向けは3.1億→3.9億と増加。コロナの影響で減っていた法人からの広告出稿が復活した形。
やはり、もうはてなブログは「法人の記事」の読者が確保できていればよく、
個人の情報発信プラットフォームとしてはジワジワと衰退していくしかないのか。
そもそも株式会社はてなの主力はもう完全にサーバー監視ツールの「Mackerel」と受託開発になってる(売上比率60%)
特に今回の売り上げは「受託開発サービス」がメインになってるので、運用・保守の割合がそれほど高くないっぽい。
来期この売り上げが維持できるかは全く保証がない。
「Mackerel」が売り上げのメインに立つまではまだまだ時間がかかりそうだし、
このサービスは利用料が高くない上、単体でのサービス提供というのがAWS界隈では必ずしも強いとは言えないところが難点。
一応まだ受託の期待はあるようだけれど、
「出版業界のDX関連」という限られたジャンルなのでいつまでも受託開発の引き合いが続くとは思えず
ここが続かないようだと売上の伸びを持続するのは難しいのではないかしら。
今回のマザーズ大幅下落によってグロースどころか完全にバリュー株になったのであとは気長に持ち続けて配当還元がつくのを待つしかない。
今回の決算の笑いどころ
声に出して読みたい日本語。
ネット上で
大きな影響力を持つ
「はてなユーザー」
……いつの時代の話をしてるんだ。
もはや限界集落とか進化に取り残された村みたいな扱いを受けてるのに。