自分が「ぐぬぬ」ってなって悔しかったから対応まとめただけの話がこんなにはてブつくと思ってなかった……。
www.tyoshiki.com
私のブログ記事もいいけど、
「特定商取引に関する法律」については公的機関がきちんとわかりやすく情報をまとめてくれているので
興味がある人はこちらを参考にしてみてください。
ケース別に知っておくべきルールがまとめられててとても参考になりますよ。
平成29年および令和3年に特定商取引法が改正され、悪質な広告業者を放置してる広告配信業者も摘発の可能性が出てきました
ちゃんと通報すればきちんと違法業者を摘発&業務停止命令を出してくれるケースが増えてきている
特定商取引に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成29年政令第174号)によって
悪質なものには業務禁止命令も出せるようになった他、
「業者そのもの」だけでなく「密接関係者」からも逮捕者が出るようになりました。
これはかなり重要な変更であり、ご存じかどうかわかりませんが
「違法な広告を掲載している会社」だけでなく
「違法な広告と知っていてそれを仲介した会社」も悪質なものはアウトになりました。
さらに令和3年にも改正がされています。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_transaction/amendment/2021/
2020年7月に「ステラ漢方事件」には広告配信してる会社にも逮捕者が出ました
この時起訴された罪状は「薬機法違反」なのですが、特商法の拡張も影響が大きいと思っています。
大阪府警は昨年7月、「ズタボロになった肝臓が半年で復活」などと医薬品的効能効果をうたい、健康食品「肝パワーEプラス」を販売していたとして、健食通販を行うステラ漢方の従業員を逮捕した
衝撃を与えたのは、広告掲載に関与したとして、広告業大手のソウルドアウト従業員など関係者計6人の逮捕に及んだことだ。これまで警察当局が「何人規制」を厳格に適用したケースは少なく、代理店、制作サイドに動揺が広がった。
ソウルドアウトは上場企業でしたがこの直撃を食らって株価が急落。
当然ほかにもそういう広告をたくさん扱っていたので利益が減少し、そもそも事業にケチもついてしまった。結局株価は事件前の高値に戻ることはありませんでしたが、なぜか博報堂が救済的な形ですごいプレミアをつけてTOBを行い、上場廃止になりました。
www.youtube.com
似たようなことをやってた会社として「ログリー」という会社がありこれは以前にYouTubeで紹介しましたね……。
こうした改正がジワジワと続き、「まともな業者であれば」問題のある広告をとり扱いにくくなってます
まあそんなこんなでちょっとずつ広告に関しては規制がどんどん強くなってきています。グロ画像とかで広告してる業者があったらルールが変わったときに即座に「ここの会社がこんなことやってました!」と晒せるように記録しておくといいかも(ゲス顔)。
まんが王国の広告がグロばっかりだったが滅びてくれてうれしい。
え?たわわの広告はグロ画像? それってあなたの感想ですよね?
https://www.no-trouble.caa.go.jp/pdf/20220401ac01.pdf