インフレ下でデモやストライキをバカにしている人達の実質賃金がどうしてプラスになると思うんですか。
— Shen (@shenmacro) 2024年5月8日
今まで日本人がデモを馬鹿にすることが出来ていたのはずっとデフレだったからというのはある。
物価が上がらないのであれば、賃金が下がりさえしなければ何の努力もしなくても生活水準は維持される。
そういう状態が30年近く続いた結果、デモはバカバカしいという風潮が強くなった。
今まで春闘のニュースとかにまともに興味持ってた人はそんなにいないだろうし私もそうだ。
パートタイムや派遣への置き換え、総労働時間の置き換えなど様々な影響で統計上は実質賃金は下がり続けていた
アベノミクスの時期は、失業率は下がっているのでそこまでめちゃくちゃ貧しくなったと実感してる人はいないと思われる。
円安の影響や海外のインフラの影響で「海外旅行の費用や輸入品の価格はどんどん上がっていく」ということは実感としてあっただろうけれど
普段の日常生活でめちゃくちゃ生活が苦しくなったと感じることはそれほど無かったはずだ。
文句言ってるのは統計の読み方がわかってない方々か
「本来なら正社員になれたはずなのに竹中平蔵のせいで派遣にしかなれなかった」という
「存在しない記憶」と現状を比較している人などではないかと思う。
今までの状況では、デモは絶対に必要なものではなかったし
だから上流階級の人手なくても、一般庶民が「デモはなんか迷惑だしダサい」みたいなイメージは持っていたと思う。
しかし今からはそういうわけにもいかない。
今後は、インフレの時代である。
今後はちゃんと労働者がデモやストライキでもなんでもいいが、なにかしらの手段を持って団体として企業と交渉できる状態は持っておいた方が良い。
50過ぎの方々の割合が多い企業だと難しいと思うので、最初からある程度平均年齢が若い企業の方が良いと思われる。
・・・言うまでもないけれど、この記事の主旨が「デモをやれ」という話じゃないということはわかるよね?大丈夫だよね?
このあたり不安だからもうチョットだけ書いておこ。