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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「寿命を買い取ってもらった。一年につき一万円で」は「夢かもしんない」と合わせて読んで!

ミヤギかわいいよミヤギ。以上。

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 3 (ジャンプコミックス)

田口 囁一 集英社 2017-12-04
売り上げランキング : 13403
by ヨメレバ

この作品が面白いと思った人は、「夢かもしんない」を読んでみてほしい。
逆に、「夢かもしんない」が好きな人は絶対この作品も面白いはずなので読んでみて欲しい。

どちらも「僕にしか見えない女の子」をめぐる物語である。

しかし、描こうとしているものは正反対になる。

「夢かもしんない」の方はこっちは「別れ」の物語であり「日常(再出発)」の物語。
結局最後まで「寿命を買い取ってもらった」のように劇的な要素は何もおきない。 
「僕にしか見えない女の子」が去ったあとも、自分の人生は続いていく。
だからこそ、この作品は何度読んでもぐっと来る。


一方、「寿命を買い取ってもらった」の方はその逆。

「出会い」の物語であり「終わり」に向かう物語。

同じようなネタでも、描こうとしているのが正反対になるのが面白い。


合わせて読むと、多分相乗効果で何倍も楽しいと思います。 オススメ。

まぁ他にもいくらでもあるけどね。「ゆらぎ荘の幽菜」さんとかもそうだと言えばそうだし。
ただ、あくまで3~5巻という短い物語の中に、一つのテーマだけをぎゅっと濃縮されているこの二作品を見比べて欲しいです。


もっと言えば「夢かもしんない」は「ゴースト ニューヨークの幻」にインスパイアされた作品と作者がはっきり言ってます。
こちらも合わせて見るとより楽しめます。