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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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ジョジョの奇妙な冒険第六部「ストーンオーシャン」 ストーリー&スタンド名まとめ(3/5)

その2では、スポーツマックスを倒し、奴の記憶からDIOの骨が復活したことを知りった徐倫はDIOの骨を追いかけて懲罰房に行くことになります。もちろん、直接的な狙いは、まだ徐倫からは正体がわかっていない「空条承太郎の心のDISC」を奪ったプッチ神父です。

ここまではいいのですが、この懲罰房編がかなり手ごわいです。頑張って理解しよう……。

「不滅の詩」が登場するのは8巻

ちなみに懲罰房編でもっとも見どころなのは「フレデリック・ラングブリッジ」の「不滅の詩」というものです。実はこれ1巻の扉絵に使われてた言葉なんですよね。

フレデリック・ラングブリッジの「不滅の詩」の日本語訳の全文と、著者について経歴等が知りたい。 | レファレンス協同データベース
togetter.com

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1巻の扉絵に出てきた言葉がなぜこんなところに?

それが63巻も後になって登場するのやばいな。

「ひとりの囚人は壁を見ていた。もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた」
あたしはどっちだ? もちろんあたしは星を見るわ…。父に会うまで……星の光を見ていたい。
あそこに骨がある。ホワイトスネイクに近づくためならなんだってやるぞ…。どぶ水だってすすってやるし、誰よりも強くなる……。


原文はこちら
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・「不滅の詩」の出典は「Sunday at the Home vol.42(1895)」に収録されている「A Cluster of Quiet Thoughts THIRD GATHERING」の冒頭の短詩
・『不滅の詩』というタイトルは荒木先生が付けたという説

なのだそうです。

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<ヴィジュアル版> ジョジョの奇妙な名言集 part4~8 (集英社新書)

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他にもジョジョ第一部で使われていた名言の元ネタが多数収録されているらしいのでぜひ読んでみたくなりました。(1972年版じゃないとダメってことはないと思うけど自分も読むので確認してみます)


さて、それはいいとして。


敵その9 グッチョ(元ネタはGUCCI。スタンド名は「Survivor」)

・敵の闘争本能だけを引き出すスタンド
・グッチョは本来のスタンド能力の持ち主である山小屋の主人とは別人。
・闘争本能を引き出す以外に、戦っているときに相手の強いところが可視化されるのもこのスタンドの能力。
・ケンゾーが倒された後に、一般人を装って逃げようとしたが、アナスイの「ダイバーダウン」によって身体そのものをDアンGを攻撃するための罠として改造され再起不能になり、最終的にプッチに利用されて死亡

アイ・オブ・ザ・タイガー

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敵その10 ヴィヴァーノ・ウエストウッド(元ネタはヴィヴィアン・ウエストウッド。スタンド名はボブ・ディランのPlanet Waves)

・「サバイバー」によって暴力化した看守や囚人が殺し合いを始める。
ウエストウッドに倒された元同僚は「ソニー・リキール」という名前
・徐倫には看守のウエストウッドが襲い掛かってくる。
・「隕石」を自分の体に引き付ける能力。本人には命中しない。
・相手の「靴」を脱がせてそこに隕石を載せることでようやく致命的打撃を当てることに成功。

PLANET WAVES

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敵11 ケンゾー(元ネタは高田健三。スタンド名は「dragon's dream」)

ここで徐倫を追いかけてきていたFFとアナスイが参戦する
・ケンゾーは元宗教団体の教主にして暗殺風水の使い手。

・スタンドはケンゾーに吉と凶の方角を教えてくれるほか、スタンド自体は大凶の方角に陣取り、このスタンドに相手が触れると大凶の効果が「決定」するというややこしい能力。

・FFは鏡を作り出してケンゾーを安全な方角から引っ張り出し、「大凶」によって決定した電気ショックにケンゾーを巻き込むという相打ちによって大ダメージを与える。
・最終的にはアナスイがケンゾーの足を破壊し、スプリングに再構築することでとどめを刺す。


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ドラゴンズ・ドリームの元ネタは諸説あり。ドイツのメロディックロックバンド「ドラゴンズ・ドリーム」という説もあるけど、ケンゾーの戦闘スタイルはどう見ても「燃えよドラゴン」だよね。


敵11.5 緑色の実(DIOの骨)

・骨に触れたものを植物に変化させてしまう。太陽の方向に進むと植物化が進展する。
・現時点では目的は不明。ただ無作為に能力を発動させている様子。



敵12  DアンG(元ネタは中国で大炎上したドルチェ&ガッバーナ。スタンド名はYOYOMA!)

・遠隔操作型スタンド。無敵なので本体を殺す以外に倒す方法はない
・「体液」で相手の身体を溶かす。それを蚊を通じて注入したり、水しぶきに混ぜて攻撃してくる。
・ダイバーダウンによってカエルの脳を追跡センサーにつないだことで無力化。
・FFがDアンGを射殺したことで消滅。

空条徐倫が父親のために行動し、エルメェスとか信頼するもののために命を懸けて行動しているのは、きっといい思い出が彼女の中にあるためなのだ。それが人間のエネルギーなのだ。「思い出」が細胞に勇気を与えてくれるのは間違いない。農場以前のFFにはなかった感覚だ。今はある!それが知性なのだ!
(中略)
徐倫のことを考えると、勇気が湧いてくる。これこそが思い出なんだ。これが知性なんだ。

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 ~シックス・エヴォリューションズ~

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敵12.5 緑色の赤ちゃん(スタンド名は不明)

・自分に近づくものはそれに比例して小さくなり、自分から遠ざかるものはそれより大きくする能力。
・それとは別に、自分に近づくものを自動で攻撃するスタンド体も操る。
・絶対に近づけないので無敵だが、赤ん坊自身が徐倫の星形のあざに興味をもって能力を解除したので触れられるようになる。



敵12.8  水を熱湯に変えるスタンド能力&鳥の視界をジャックするスタンド能力

・FFを追跡したプッチ神父が、FFを始末するために利用したスタンド能力。
 しかしウェザーリポートの能力よって雨が降り、FFは九死に一生を得る。


敵13 ホワイトスネイク三戦目

人が敗北する原因は恥のためだ。人は恥のために死ぬ。あのときああすればよかったとか、なぜ自分はあんなことをしてしまったのかと後悔する恥のために人は弱りて敗北していく。
これは試練なのだ…このことを勝利のために変えれば良いのだ。

・一回目は空条承太郎からDISCを抜き取った時。二回目は中庭で空条承太郎のスタンドのDISCをSW財団に届けようとしたとき。そして三回目。三回目はウェザーリポートの外見をまとって後ろからアナスイ、FFに致命傷を負わせる。

・徐倫がよくわからない「すごみ」でプッチ神父を圧倒するがプッチは空条承太郎の「記憶のDISC」をエサにして逃げる。プッチ神父はやることなすことすべてが卑怯だし、一切手段を選ばないのになぜか格好つけまくってて面白い。

・アナスイは助かるが、FFは死亡する。

・プッチ神父は「36人の極罪人の魂を吸収して再誕したDIOのスタンド」を取り込んで刑務所を出て行った。徐倫も彼をおいかけて脱獄する必要があるわけだが……。