頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です

「けものフレンズ2地獄説」完結!  「この門をくぐる者は一切の脚そ考を捨てよ」の真意

私は、「ピギー・スニードを救う話」という短編が好きで、最初ブログのタイトルにしようと思ったこともあるのだけれど、すでにはてなでそのブログ名の人がいたので断念したことがある。

けものフレンズ2は「ピギー・スニードを救う話」説

「おやおや、ジョニー。だからスニードさんが生きてた時分に、もうちょっと人間らしい扱いをしてやってれば、そんな面倒くさいことをしなくてもよかったろうに」それができなかった私は、いまにして考える。作家の仕事は、ピギー・スニードに火をつけて、それから救おうとすることだ。何度も何度も。いつまでも。

もう少しで現実になったかもしれないこと、なるべきだったことにこそ、真実は宿るものである。私の人生の半分は改訂作業に明け暮れる。(中略)作家であるということは、見えるものへの細心の観察力と、見逃した真実へのやはり細心の想像力が、ごり押しにでも合体していることである。そうなったら、あとはもう頑固一徹に言葉を鍛えるしかない。

ふとした瞬間にピギー・スニードを思い出すたび「救う」ことについて考え、「救えない」ことについて考え続けるだろう。

https://note.mu/claris_ishinabe/n/n969e3e460980

ピギー・スニードを救う話 (John Irving collection 1989-1998)

ピギー・スニードを救う話 (John Irving collection 1989-1998)

すべての作家を志す者、すべての二次創作を愛する人はこの言葉をぜひ覚えておいてほしい。

「けものフレンズ2」とは、公式がけものフレンズに火をつけ、ファンがけものフレンズを救おうと立ち上がる、そういう「物語」であったのだ。

そして、その取り組みが一つ完結した。

この門をくぐる者は一切の脚そ考を捨てよ

永井豪の世界文学講座ダンテ『神曲』

永井豪の世界文学講座ダンテ『神曲』

ここではダンテ「神曲」の世界が描かれた。この動画では神曲の行程の半分しか描かれていないのでぜひ原作も読もうね。



イエイヌやアムールトラの救済も挟みつつ。



おっとこれは違う神学者の話しだった。


敵を愛し、迫害するもののために祈れ

なんというごり押し。しかし、これでいいのだ。先ほど述べた「もう少しで現実になったかもしれないこと、なるべきだったことにこそ、真実は宿るものである。私の人生の半分は改訂作業に明け暮れる。(中略)作家であるということは、見えるものへの細心の観察力と、見逃した真実へのやはり細心の想像力が、ごり押しにでも合体していることである」という言葉のとおりである。

「この門をくぐる者は一切の脚そ考を捨てよ」の真意

さて、ここまでご視聴いただいた方はこう思ったのではないだろうか。
「脚本の人、そこまで考えて考えてないと思うよ」と。
確かにそうかもしれない。だがしかし、いや、だからこそ。
ここまであらゆる不自然な描写や伏線に説明がつき、
すべてのキャラに救いの道が与えられるシナリオが偶然出来上がるとは考えにくい。

呪詛によって無意識のうちに地獄を作ったならば、前作が天国に結び付けられることに説明がつかない。
これが人によるものではいならば、人知を超えた奇跡。

そう、神によるものと考えられないだろうか。

監督は、6話放送当時のインタビューにて
かばんとサーバルの経緯は偉い人が考えると答えている。
偉い人とはいったい誰のことだろうか?

やっぱり観世音菩薩じゃないか!と憤る仏敵の皆様は、一度頭を冷やしていただきたい。
誹謗中傷渦巻くSNSの中にあっても聖書の言葉を引用し、
自分自身よりもノートルダム寺院の炎上に胸を痛めるような人物が
インタビューの時だけブディズムに帰依するなど考えられるだろうか?

そう、

全知全能の創造主、神

にほかならず先の発言は

「かばんとサーバルは神によって救済され、その御旨は何においても重きが置かれる」
という公式見解だったのだ。

こうして、「けものフレンズ(初代)」の優しさ、尊さはどのような後付けによっても覆されず(「監督はだれがやっても同じ」発言の真意もそこにある)
神の名のもと、永遠に保証されたのである。

あの日以来、多くのファンがけものフレンズの救済を願った。
人の世の利害得失には干渉しないが、神は人々の願いを聞き届けていたのだ。

KFPとは、たつき版けものフレンズというアニメ界の救世主をより完全なものにするためけものフレンズ2というユダによって一度殺し、復活させるという壮大な計画だったのである
このアニメ史に残る奇跡に、我々ができることはただ一つ。

~~~~~~~~~(ナイスオチ)。

Knock and it shall be opend unto you; God answers prayers.

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「脚本・神」と考えることで新たな宗教が誕生する


光を感じるほうへと進もう

「バスタード!」の新作を待ち望んで果たされなかった私、ネタ動画になぜかウルっと来てしまったよ……。

BASTARD!! 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

BASTARD!! 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

バスタード16巻にて、るーしぇ君ことルシフェルはこのようなセリフを残して去っていく。

気を付けて……人の心の中には「光」より受け継いだ愛や優しさがあります。でも、それと一緒に憎しみや欲望も「闇」から受け継いでいるのです。

人間とは、「光」と「闇」の間に産み落とされた孤独。

「光」を信じてください。「闇」がどんなに冥いねむりへと皆さんをいざなっても。どうか目を覚まして起きていてください。皆さんの心が「光」を感ずる方へと進んでください……!


あるいはこんなお話も。

ある晩、男が夢をみていた。

夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いているのだった。そして空の向こうには、彼のこれまでの人生が映し出されては消えていった。どの場面でも、砂の上にはふたりの足跡が残されていた。 ひとつは彼自身のもの、もうひとつは神のものだった。


人生のつい先ほどの場面が目の前から消えていくと、彼はふりかえり、砂の上の足跡を眺めた。すると彼の人生の道程には、ひとりの足跡しか残っていない場所が、いくつもあるのだった。しかもそれは、彼の人生の中でも、特につらく、悲しいときに起きているのだった。


すっかり悩んでしまった彼は、神にそのことをたずねてみた。

「神よ、私があなたに従って生きると決めたとき、あなたはずっと私とともに歩いてくださるとおっしゃられた。しかし、私の人生のもっとも困難なときには、いつもひとりの足跡しか残っていないではありませんか。私が一番にあなたを必要としたときに、なぜあなたは私を見捨てられたのですか」


神は答えられた。 「わが子よ。 私の大切な子供よ。 私はあなたを愛している。 私はあなたを見捨てはしない。あなたの試練と苦しみのときに、ひとりの足跡しか残されていないのは、その時はわたしがあなたを背負って歩いていたのだ」

H2O~FOOTPRINTS IN SAND~ 限定版 第1巻 [DVD]

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作り話でも嘘でも、それが自分の生きる糧になるならそれでいい。
私は、そういう作品が好きで、実際そういう作品の存在にに助けられてなんとか生き延びてきたところがある。そういう作品を生み出してくれた人たちに感謝してるし、同じようにしんどい人がいたら読んでほしいとも思うよ。

ミリオタ系



www.tyoshiki.com
私のつまらない感想記事を見るといい。 これと比べて、二次創作のなんと実りの多いことか。本当に最高やなって。