この夜が明けるまであと百万の祈り

発達障害者としての生き方によく悩んでます。いろいろあって今現在は教育系の出版社でつとめてます。普段は自分が好きなマンガの話してます

補足というか蛇足

https://www.tyoshiki.com/entry/2019/05/11/204146
について、なかなかうまく伝わらなくてもどかしいのですが私が言いたかったことはシンプルです。

不登校の問題を「一般論」として語るのはあまり意味がない。自分の大事な子供のことなんだからちゃんと一般論なんかに流されずに自分の子供にとって一番いいことは何か考えてほしい。一般論レベルで議論するならちゃんと統計とかを踏まえて語ろう。 そのうえで子供が不登校を選ぶのであれば、子供のためにできるサポートを真剣に考えよう。 

ってことだけです。

ひとことで言えば「事情をよく見たうえで個々に考えるべき」っていう、ほんとに当たり前のことをいっただけのつもりです。不登校の否定もしてませんし学校に問題がないといったつもりないですよ。

そうですね。偉そうに見えたというのもわかる。ごめんね。私が偉そうなのは教師だからじゃなくてもともと私がそういう性格なのだけだから関係ないよ。あなたも教師じゃないのに偉そうだしね。偉そうな人間が、同じように偉そうな態度の人間を見つけて同族嫌悪になってるだけだよ。そんなことに教師巻き込まないでね。

でも、その「誰でもいえること」がみんなわかってるなら、ゆたぼん君の話についてざわつく必要なんかなかったでしょ。あなたにとっては「その程度のこと」であってバカげてるかもしれないけど、それでもちゃんと言っておかないといけないと思ったから言ったんだよ。 「誰でもいえることしか言ってないじゃん」っていわれたけど、まさにその「誰でもいえること」大事だよ。特に教育って、目標を立てて、そこに向かって日々の「当たり前」をこつこつ積み重ねるものだから。愚鈍かもしれないけど、そういうこつこつをやってくれる人がいるって大事だと私は思うけどな。 



それにさ。「個々で考えよう」っていうだけなら簡単だけとそれだけだとダメなんだよ。それだけ言って動ける人なら最初からこんな話する必要ない。そうじゃない人たちに向けて、もうちょっといろいろ考えるヒントみたいなのを書いたつもりです。

例えば

・不登校児をホームスクーリングで育てるっていうのは簡単だけどじっさいにはどういう困難があるのかちゃんと知って備えておく必要があるよ。自分の子供にどう育ってほしいのか、そのために学校でなくてもいいけどどういうことを学んでほしいのかってのを考えておく必要があるよ。

・エイヤで不登校になってもいいんだけど、少しでも後悔せずに済むように、親は子供のことを考えてみんなが「学校に通う」以外にどういう選択肢があるのかを「問題が起きる前から」考えて知っておこう。 フリースクールとか障害支援学級とかいろいろあるよ。 例えば「学校」の価値を再確認して、それを活用する手段も考えてみては?今って登校と不登校の関係はゼロかイチじゃなくてグラデーションだよ。いきなりゼロを選んでしまうのは早急だよ。

・学校を批判して締め付ければ締め付けるほど学校は子供にとっても居心地が悪くなるよ。学校でも「教えない授業」のように子供の主体性を重視するような教育ができるよう学校をうまく利用できないか考えてみては?学校や教師をただ敵とみなすだけでなく、少しだけでも理解してみたら、意外と役に立つことがあるかもしれませんよ。

という話です。これだって特別な話をしたつもりは全然ないですよ。でもこういうのを地道に浸透させていかないとだめだと思ってる。


あと意識して学校の肩を持つ方向に傾けて書きましたが、それはみんな「学校批判」は当たり前のようにしてるからです。そして、学校批判さえすればそれで満足してしまう人があまりに多いからもうちょっとバランスを取りたかった


だいたいのひとには伝わってたと思うけど、伝わりにくかったかなと思ったのでとりあえずこれだけ書いておきたかった。

あとはおまけです。

















蛇足だけど。

学校に問題がないというつもりなんか全くないです。今日もこんなニュースがありましたよね。

www3.nhk.or.jp
dot.asahi.com
news.yahoo.co.jp

これについても語りたいことはあるけど、私は小学校教師じゃないので当事者として語ることはできないし、話がそれるからおいておきます。学校の弊害は認識して糾されて行かなきゃいけない。それは当たり前だよ。 学校自身が不登校児を増やしてる側面も絶対に見逃しちゃいけないと思う。




②こういう「学校たたいておけばいいねとかRTもらえる」みたいなノリのツイートも、独り言ならいいけど私のブログの記事感想でやるなら反論する

じゃあもう偏差値50以下のたちの面倒ば誰も見なくていいことにしようか? そういう人たちの面倒はだれが見ればいいって思ってるわけ? そういう子供たちを学校に通わせなければのびのび生き生きとした子供になるとでも思ってんの? ねえ。 あなたの言ってることって「老人福祉施設に問題があるから、「家族が介護すれば解決」って言ってるようなもんでしょ。 うまいこと言おうとしてバカさらすのやめてください。 私の話が気に入らないのはわかったけど、言葉尻だけとらえてダメだししようとするからそういう間抜けな発言ができるんだよ。独身なのか、自分の家族はそういう問題とは関係ないと思ってるのかわかんないけど、そういう何も考えてないくせになんかわかったような顔をして頓珍漢なこというのほんとにやめて。


確かにね。MsTnsさんに限らず今の学校はぼろっぼろで、問題も多くて子供を預けたくない場所になってしまってるかもしれないけど、でも、それ今更いうか?


③「学校をたたいて締め付けて教師をボロボロにしておいてから、やっぱり教師は使い物にならないな。不登校でいいや」っていうのはなんか違うだろ……。

この言い分、母親にワンオペ育児を強いておいて、疲労困憊でヒステリーとかノイローゼになった後で、「お前の教育が悪いからうちの子は心配だよ」ってしたり顔でいうみたいな話じゃん……
無神経すぎるでしょマジで。あなたはそうじゃないっていうかもしれないけど、実際問題として、保護者の皆さんも文科省も、今まで現場の教師になんでもやれやれって押し付けすぎたんだよ。 それって学校でやるべきことか?っていうことも全部学校や教師の責任にしてきたんだよ。 めんどうなこと、全部ゴミ捨て場みたいに押し付けてきたの。 コンビニ店員のように、考えなしにどんどんどんどん仕事増やしてきたわけ。本当はみんな子供のためになることだけやりたいって思って教師になったのに。コンビニの店員よりひどい扱いをしてきたよね。 そうやって学校や教師を機能不全に近い状態まで追い込んだ結果として、今の学校は場所によっては「弱い子」から耐えられなくなるような環境になっちゃってるところもあるってことなの。

子育てを一方的に押し付けておいて、子供が上手く育たなかったらより母親を締め付けて、ってやって家庭が円満になるの?ならないでしょ。それってめちゃくちゃ不毛だよ。 誰も幸せにならないよ。ツーオペとかいろいろ考えようよ。そのためにも今母親がこんなにしんどい思いしてるよってりかいしよって話だったら理解できるよね? 教師にだってその10分の1でいいからそういう目線向けられない?むり?



④できれば、こういう方向に話を進めてほしいなって思うよ。

あらゆるものを現状の学校に還元してしまうような発想、冒頭にあげた「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」のような発想では、学校はやがて立ちいかなくなる。学校にはどのような機能があり、何が公教育の必須条件なのかを明らかにすることがまず重要だろう。それがあれば、その必須条件満たすためにどんな代替手段が用意できるのかを、感情論に走らずに議論できる。学校の機能が明確であれば、「それ以上のものを要求しないでください。それ以上が必要であれば、それは公教育以外のサービスを利用してください」と、学校側もはっきりといえる

私としては、学校には最低限、託児機能があって欲しいとは思う。小学校レベルの算術と識字、読解力も欠かせないニーズだろう。こういう時代だから、最低限の情報処理や社会的スキルもそこに加えていい。そこから先は、ぜんぶ疑問符をつけて改めて検討してもいいぐらいに思う。少なくとも、校則で縛ったり形式にはめこんだりして得られる社会的規律みたいなものは、学校システムからは排除して欲しい。そういうものは、本来の意味での教育じゃない

http://mazmot.hatenablog.com/entry/2017/12/20/124022

学校の責任にすると校則が増える

https://geopolitics.hatenadiary.com/entry/2019/03/05/100000

人によっては、教師なんて今はぼろ雑巾みたいで使い物にならない、子供にとって有害ですらある存在に見えてるかもしれないけど。そんなことはないんだよ。 もっと学校をシンプルにして、学校でやらないといけないことを決めて、それ以外はどんどん学校の外にまかせられるようになったらいいと思うよ。自分がやるべきことに集中出来て、余裕ができたらそこまでひどい教師もいないし、なにより教師にそこまで集中的に権限を持たせなくて済むから、子供が先生に従わなくてよくなるよ。 そうなってはじめて、生徒の自主性を尊重してはぐくむ「教えない授業」みたいなところにつながってくると思うよ。


⑤不登校煽れば社会を揺さぶれると思ってるかもしれないけど、考えが甘すぎる
いくら煽ってもそれだけで学校は変わらないよ。単にその子たちはただ学校教育から外れてドロップアウトとして扱われるだけだよ。

世の中の人って、ネットだけ見てたらバカに見えるかもしれないけど、実際には思ってる以上に賢いの。
ちゃんと今よりも良いものとか、信頼に足る何かを目に見せてあげないとそう簡単に動かないよ。
「緊急回避」を越えて、ずっと学校辞めて生きていくことを本当に責任をもっておすすめするなら、それ相応の覚悟を見せてほしい。

とはいえ、実際に子供を支援するための新しい取り組みしてるところは面白いと思うよ。

N高校の取り組みにはものすごく期待しているけど、あれはニコニコ動画と一緒で、優れたタレントを持ってる人間を拾い上げる効果はあるけど底上げにはならない。
ホリエモンのやつはあまり期待してない。あれはきれいごとを言ってるけど偏差値50以下の人間や貧乏人を救うつもりが全くない。ホリエモンがいってるようなターゲットは、確かにもともと学校でなくてもなんとかなる子たちだ。そういう上澄みをもっていこうとしてるだけに見える。学校教育問題全体を良くしようなんて考えはあんまり感じない。

LITALICOとかも基本的には軽度の発達障碍者中心にならざるを得ない。 重度の自閉症なんかは営利企業に支援することは難しいんだよね。本当に支援が必要な人たちは、営利企業的なアプローチでは網にかからないと思うよ。 そこが本当に難しいよね。



これだけだと空しいので前向きに活動しているななつめのやつはしさんのツイートでも紹介しておきます


公立高校の場合、労基法は……(´;ω;`)ウッ…


この分掌って、社会人が聞いたら労働組合関係の仕事でもしない限り「ありえねー」ってなると思うよね。


「ちゃんと残業代を払わないと組織はどんどんブラック企業になる」という構図をもっとも身近なところで見せてくれる学校教育のゲンバ……。


この6がかなり深刻になってる学校があります。学校に先生が長く勤められないっての、本当にヤバイ。


これは熱射病問題の時に少し注目されましたね。
www.tyoshiki.com


ここはね……民間校長問題とかと絡んでまたちょっと闇がありまして。


労働安全衛生法では、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場で、「衛生推進者」か「安全衛生推進者」を選任することが義務付けられているんですが……。
まぁとにかく学校は労働法からもっとも程遠い世界だからね……





これに「新入試制度対策」および「入試関連行事」という大改革が乗っかかってきます。この方は小学生教師だからあまり実感がないのかも?