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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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発達障害

コンビニでものすごく発達障害っぽい人に接客対応されて思ったこと

今日コンビニで蒙古タンメン中本を買ったのだけれど……
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この時に接客してくれた高校生らしい男子が、ものすごく人を不安にさせる接客をしていた。

「余裕がない動きをしている」「人の話を聞かない」というのが顕著だった。

言葉での説明が難しいけど、ものすごくちぐはぐな感じだった

まず動きが「無駄に」素早い。たぶんこれが彼の通常のペースなのだろうが、狭いスペースで素早く動こうとしていたせいで、ほかの店員さんとぶつかりそうになっていた。明らかに危ないのにあまり彼がそれを意識しているようには見えず、もう一人の店員さんが気を使って避けているような感じだった。

また、マルチタスクができないようだった。こちらの接客の途中で、セブン銀行の使い方についてたずねられると、こちらに断りなくダッシュでそちらに向かっていた。

接客に対しても、こちらの要望を聞こうとせずに勝手に決めてしまう。3つのうち1つだけお湯を入れるつもりだったのに、3つともお湯を入れるものだと思ったらしく、こちらに話を聞かずに器を受け取ってお湯を入れようとする。

「一つだけでいいです。私が自分でお湯を入れます」というと露骨に嫌そうな顔をしてきた。

お湯を入れたものも含めて「持ち帰りたいので袋を欲しい」というと、彼の中ではまだ「3つとも店内で食べる」というイメージだったのか「袋いらないでしょ?」と言ってきた。(ため口)

それでいて、何回かやり取りして私が持ち帰りをするのだと理解すると、今度は必要ないのに飲み物立てを組み立て始めた。必要ないです。大丈夫ですと言っても止まらず、結局最後まで組み立ててしまった。後ろにも客がいたので少し気まずかった。

しかも、その飲み物立てはあくまでセブンコーヒー用のやつなので、蒙古タンメン中本のカップと大きさが合わなかった。言ってもしょうがないのでありがとうといってそのまま店を出た。

とにかく一つ一つの動作や会話で常にテンパってる状態であり、見ていてこちらもドキドキしてしまうし、全然こちらの思った通りに対応してくれず彼の思い込みで行動してしまうので、たった数分の話なのに、何とも居心地が悪い接客になってしまった。


多分この説明では全然伝わってないと思う。私こういう説明苦手やねん、、、


向いてないけど一生懸命でいい人そうだったのがとても悲しい

感想として、彼は明らかにいろんなことを同時並行でこなさなければいけないコンビニのバイトは「向いてない」と思った。

接客に関しても短い接客時間だけでもいろんなズレを感じた。

自分の時に限らず彼の想定していないの対応を求められる時は多いはずなのだが、彼はその時に自分の考えでいっぱいになってしまうのだろうなと思わされる。

ただ、彼は手抜きとかではなく、一生懸命やっていて、こちらのことも彼なりに考えて行動してくれているのもわかった。なのに、自分の考えでいっぱいになってしまって、こちらの様子をみないで行動してしまうせいで空回りしているようだった。

彼の様子を見て、勝手ながらものすごくしんどそうだなって感じてしまった。

繰り返しになるけど彼は一生懸命考えて、良かれと思って行動するのだが、それがかえって相手をイラつかせてしまったりして受け取ってもらえない。努力してるのに良い結果につながらない。こういうのをずっと繰り返してたらだんだん気分が滅入ってきそうだ。彼がそういうことを気にしない鋼の精神の持ち主ならいいのだけれど……

とかたった数分なのにいろんなことを考えてしまった。実際は私も他人のことなんて全然わからないのでただの自己投影なのであるが。

隙あらば自分語り

少なくとも自分は中学に入るまでは全然うまくいかなかった。頑張って周りに働きかけたり、周りの顔色を読んで行動しようとすればするほど余計にダメになってしまうので、しんどくなってしまった。 

その頃は発達障害なんて概念はそんなに広まっていなかったから、周りも私自身も、単に迷惑なやつとして扱われた。小2の時は軽いいじめにもあった。(そんなに深刻なものではないです) 

周りから馬鹿にされまくったりいじめられたりする中で、小3のころにはすっかり自信を無くしてしまって、途中からあんまり同級生と話さずだんまりになってしまった。とにかく教室にいるのが苦痛だった。「ひとりぼっちの○○生活」見てるとなんか変な汗出る。

ひとりぼっちの○○生活(1) (電撃コミックスNEXT)

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小3、小5、小6の時は、担任の先生(全部同じ一人の先生。この時すでに50過ぎだった)が「授業中に課題が終わったら途中で抜けてもよい」という風にしてくれたので何とか助かった。あらかじめ予習しておいてできるかぎり早く教室を抜けるよう努力し、さっさと抜けだして図書室に逃げたりしてた。体育の時間はうまくもなく下手でもなくだったのでそんなに居心地悪くなかったから嫌いじゃなかった。

小4の女性の先生は「それでは私のためにならない」と言い出して教室に縛り付け、その割には自分が教室でうまくいくための配慮はしてくれなかった。「問題は私にあって、それは私が努力して解決するべきだ」みたいな考え方の人だった。おかげで特に工夫もなく同級生と絡ませようとするものだから誰も幸せにならなかった。同級生にも申し訳ないことをしたと思うけれど、その時の私にどないせいちゅうねん。

私は結局不登校にはならなかったが、小5以降も同じような縛りがあったらたぶん不登校になってたと思う。結局小4の時は学校から帰ったらしんどくてそのまま家に直帰してゴロゴロするようになった。それまで通っていた水泳とピアノのレッスンは数回さぼった時点で親が退会手続きをしてしまった。その代わりに夕方から通える学習塾に通わされることになったが、幸い私はここに適性があったから腐らずに済んだ。「応用自在」が好きすぎて小4の時に3周くらいした。

わかる!できる!応用自在―国立・私立中学入試対策 (2) 算数

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※だいたいこれが小4の時までに完璧にしあがっていればそこからは努力次第で開成でも合格できると思います。



学校が死ぬほどつまらなくて塾での勉強がたのしいと感じてしまった人間がどうなるかはお察しである。結局小学生の時は学校内では友達はできなかった。塾で数人だけ友達ができた。その友達も行く中学が違ったらそれっきりになる程度の関係でしかなかった。

そのあたりのすごいつらかった時期の思い出がなんか刺激されて痛かった。


今だから思うこと

放っておくと自分のことだけでテンパってしまいがちな私は、だからこそ、自分のことを考えすぎないようにする必要があったんだよね。自分だけで考えれば考えるほどドツボにはまる。「お客様」=他人の話聞く方向に意識向けるのが大事なんだよね。

だから私は、リアルタイムではあんまり自分のこと考えないようにしてる。考えれば考えるほどしんどくなるだけだから。そういうのは一人きりになったときにこうやってブログとかでまとめる。普段は人の話を聞くようにしなければって思ってはいます。

だから、しゃべりたがりの人と話するときは割とうまくいきやすいです。逆に、聞き上手の人が相手だとあかんね。


実はつい先月に某はてなブロガーさんと飲みにいったんですけど。

いろいろとすごくやらかしました。まじでひどかった、私。

セッティングから何から、上のコンビニ高校生と同じかそれ以上のやらかしっぷりでもうほんとすみませんでした。相手の人は笑ってくれてたけど、私だったら私にイラっと来てたと思います。

ご迷惑かけておいてこういうこというのは何ですが、私はすごく楽しかったです。
懲りずにまた付き合ってやっていただけると嬉しいです。