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たしかについ先日亡くなられた吾妻さんと似たようなテイストを感じる……。
わたしも近いうちに読もうと思うので、それまでコメントは控えます。
- 作者: 永田カビ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2019/11/07
- メディア: コミック
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ただ、まとめを見る限り「他人事ではない」から惹かれるというひとが多いみたいですが私はその逆です。
「完全に他人事」「自分にはぜったいむりなこと」だからすごく興味を惹かれます。
もともと私は臆病で、いろいろ不満があってもまともに道を踏み外すこともできなかった人間です。
発達障害の自認が早かったせいで(下手すると人生踏み外してたと思うので早めに診断・自覚できたこと自体は感謝していますが)
幼いころから「自分は人と違って思った通りに生きていけはいけない」「できる限り普通になるように常に努力しなければいけない」
と思い続けたせいで、放っておくとすぐ自分自身を狭い輪の中に押し込もうとする心の働きがあるので、
そういう輪の外から(自分の意志かどうかは問わず)外れてる人を嫌悪しつつもすごく惹かれちゃうのです。
(※なお、輪の中にいるのに輪の外にしか許されないような言動をしている「ファッションキチガイ」には最大限の嫌悪感を感じます)
なので、男性より抑圧が強い社会に生きていながら、
女性でもクズみたいな生き方をできる人(せざるを得ない人)というのにすごく興味があります。
同作者の「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」も「一人交換日記」だとか
別の著者ですが「泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました」みたいなエッセイマンガは好きです。
www.tyoshiki.com
苦しんでおられる本人には申し訳ないですが、
「twitterできれいごとを言ってるけど、自己中心のクズにしか見えない」取り繕った女性よりもよほど魅力的に感じます。
私は自己中心的なのにそれを取り繕おうとする人が嫌いなだけのようでして、
取り繕わない(取り繕うこともできない)クズな人には逆に魅力を感じてしまうのかもしれません。
女性だったら確実にだめんずうぉーかーになってたと思います。男でよかった……
papuriko.hatenablog.com
もちろん、フルーツバスケットとかカレカノは大好きですし、
だからハックルさんとか青二才さんのこともずっと好きなんだろうなって思います。
ここまで読んで「気持ち悪いな」とか「何言ってんだこいつ」と思った人はまともな人なので自信を持ってください。
永田カビさんの『現実逃避してたらボロボロになった話』面白いなって思った人にはぜひ「史群アル仙」さんの作品も読んでみてほしい
ただ、上に書いてるような部分について「ちょっとわかる……」という人にだけこっそり紹介しておくと。
史群アル仙さん(このかたも女性です)の人間のクズっぷりと、それを叱咤激励する「ボス」の関係性を描いた「メンタルチップス」っていう作品がものすごく好きです。
史群アル仙のメンタルチップス ~不安障害とADHDの歩き方~ (書籍扱いコミックス)
- 作者: 史群アル仙
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/05/08
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史群アル仙のメンタルチップス?続・不安障害とADHDの歩き方? (書籍扱いコミックス)
- 作者: 史群 アル仙
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: コミック
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いつか作品自体をがっつり紹介したいなと思いますが、いきなりこの作品の紹介をするふんぎりがつかないので、とりあえず今回は前置きとしてこの記事を置いておきますね。
こういう作品は、「私もこの作品読んだよ」とか「私もこの作品興味あるよ」って声をきけるととても勇気が出るので、よかったらコメントとかください。