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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「鬼滅の刃」を見てると「CLAYMORE」を思い出す人やっぱり多いよね

まぁこんな感じで、どんな作品でも「人気作になると、その作品にちなんで自分の今まで読んできた作品体験を語りたがるオタクがたくさん出てくる」というお話です。

個人的には過去記事でも書いてる通り「3×3 EYES」だなって思ってたんだけど、それ以上に「CLAYMORE」を連想する人が多いみたいです。言われてみると、確かに鬼滅の刃は「CLAYMORE」と作品の雰囲気がよく似てるなと思う。物語の設定といい「敵」の描き方といい、共通の完成されたフォーマットをベースとしつつ、そこからきちんとオリジナルに発展させてる感じが良いよね。

「鬼滅の刃は和製CLAYMORE」って思ってる人、かなり多くてワロタ

それぞれのツイートの投稿日時を見てもらいたいんですが、かなり初期段階からそういう感想の人が多い。

「CLAYMORE」は人間としていびつな連中の集まりである「妖魔狩り」と、悲しき運命の末に道を踏み外してしまった「覚醒者」たちの果てしなき殺し合いを描いた作品。


CLAYMOREも原作面白い→アニメの絵が素晴らしかったのでぜひ見てほしい。







CLAYMORE 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

CLAYMORE 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:八木教広
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/10/12
  • メディア: Kindle版

CLAYMOREと鬼滅の刃の一番の違いは「主人公」たちの、不自然なまでに明るい性格がもたらす空気なんだろうな。

クレイモアは超面白いのでぜひ読んでほしいけれど、こちらは読むの結構しんどい物語である。鬼滅の刃好きな人のうち4分の3の人間はついてこれないと思ってる。 そのくらい「鬼滅の刃」は読者にとって非常に優しい物語になってると思う。鬼滅の刃のあの不思議なまでにポップな感じは、マジでどうやって生み出されているのか言語化が私にはできないので、漫画語りに自信ネキはもっとその部分を語ってほしい。



「鬼滅の刃」だって、すごいシリアスなことを描いてるんだけど、主人公のタンジロウ君というキャラクターにめちゃくちゃ救われているところがあるよね。 あんまりシリアスみを感じなくてよい。 

敵キャラクターですら無惨様と童磨くらいしか嫌いになるキャラがほとんどおらず、そしてラスボスの無惨様は今どき珍しいくらい純粋な悪で、倒すことに全く躊躇が要らない。なんというか、めちゃくちゃ気持ちよく読めるマンガだよね。 正直なところ物語の描き方としては1世代くらいまるまる先祖返りしたんじゃないかと思うくらい古めかしい作品だと私は思います。最近どんどん複雑になっているマンガと比較すると、なんともシンプル。 よく並べて語られる「約束のネバーランド」と比べるとめちゃくちゃ単純なお話なんですよねこれ。


www.tyoshiki.com

でもこの単純さが決して悪いとは感じられないところがこの漫画のすごいところだと思う。

ちなみに、これは異論あるかもしれないけど、バトル描写はめちゃくちゃすごいと思ってる。敵キャラクターである鬼たちの造形のしょぼさはちょっといかんともしがたいものがあるけれど、一方で鬼滅の刃の多人数バトルの並行処理の描写のすごさはもっと評価されてもいいと思う。くどいとかなかなか進まんとか嫌いな人もいるかもしれないけど私はかなり好き。


「CLAYMORE」が到達した唯一無二のエンディングの境地に鬼滅の刃は到達できるだろうか?

「CLAYMORE」の真骨頂はエンディングであり、このエンディングは他のどの作品でも見たことがないのだけれど鬼滅の刃の日の呼吸をめぐるいろんな描写は、もしかしたら「CLAYMORE」でびっくり仰天したあの最後の展開がまた見れるのかもしれない、という期待を高めてくれます。


無惨様をこのまま倒せるとしても、その後の展開がまだまだ興味深いよね。