日経平均のリバウンドが元気なくなってきました。
日足だけは強気を維持していますが時間足四時間足週足とすべての足が死んでる状態です。
私はまだ上に行くと思ってますが、仮に18700を割ってしまうとまた下げトレンド入りしそうでいやーんな雰囲気。
相場もすっかり材料株しか盛り上がらない状態になっており、
一部の個人だけは元気ですが、海外勢は全然買い越しになってくれてません。
なぜかというと、だいたい原油のせいですね。
①コロナによる自粛の影響で需要の急減
②需要がなくなったことで原油在庫が膨れ上がり、さらにサウジとロシア・アメリカの増産競争も相まって価格暴落。
③原油価格を組み込んだジャンク債の信用下落。
④保管コストが異常に高い原油が売れなったことで採算割れ企業の倒産も発生。
www.jetro.go.jp
⑤個人投資家が原油市場に参入して信用買い残りが激増。
www.nikkei.com
⑥ようやく減産合意がされて一時的に価格が持ち直したがそれ以上の需要減少により再度原油価格下落。
jp.wsj.com
⑦買いでつかまってる投資家が悲鳴を上げる中、原油価格が日経平均16000台に突入した時の最安値を下回ってしまう。
という状況です。
いやまぁ普通に考えればこの価格なら買って寝ておけば助かると思いたいですしそのように主張している人も多いです。
www.globalmacroresearch.org
www.globalmacroresearch.org
でも、5月入りして各国で緊急事態宣言が解除され、経済活動の自粛が収まるまでは需要回復は見込めません。
最悪ラマダン(5月23日)とその前にある原油の5月SQ(19日)を通過するまでは厳しいという見方も。
チャート的には4時間足が陽転するかしないかの微妙なラインなので買うとしてもそこを越えてからでいいんじゃないかなって思ってます。とりあえず今のところは様子見してるだけです。
原油トレードは初心者には絶対にお薦めしませんが、やるならETFよりはCFDのほうが何かと便利です。
CFDに限って言えばGMOクリックが最強なので、興味ある人は口座作っておくとよいかも。