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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「風のシルフィード(2/5)」 ダービーと菊花賞まで 「馬は、自分を大事にしてくれる誰かのために走り続ける」

「みどりのマキバオー」は、100kgしかないマキバオーという存在の異質さや、人語を話せる馬という概念はすっ飛んでたり、根性値がやたら高いというところが明らかにマンガ的である一方、それ以外の部分はかなり現実的な描写を意識している作品だったと思う。
もともと絵柄や雰囲気がギャグタッチなのであまり深いこと考えないで物語に集中できる感じがあった。


それに対して、この「風のシルフィード」はどこがフィクションかどこが真面目なのかがよくわからん感じがする。

合理的・理論的な話もありつつ、マンガ的な面白さを重視してなのか大嘘というかスポ根の限界を超えた荒唐無稽なことをやらかす。そういうアンバランスさが印象的だ。「馬」と「人間のスポコン」が混同されてなんかとってもカオスな感じでもう何を頼りに読めばいいのかわからなくるんだけれど、良い意味で脳をバグらせてくるので楽しいです。



ダービー終了後の夏シーズンから


①夏シーズンにシルフィード陣営は人がごった返す九十九里浜でトレーニングをして、マキシマム陣営は鹿児島でトレーニングするという……なんすかそれ。

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このおっちゃんどんだけ金持ちやねん。その割に馬を多数生産してないしもうこれ石油王か何かでしょ。


②菊花賞最終コーナーの難しさを体感するべく、新潟の関谷記念(G3)に挑戦する。

最内を常に意識して走っていたのに、河北騎手にINを奪われて敗北。

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その謎を突き止めるべく、改めて新潟記念でリベンジ。
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京都競馬場での対策をしっかり持ち帰る。


③関西からシルフィード以上の末脚を誇る「小蒼竜」が刺客として登場する。

馬主は経済合理主義者の後藤。

「蒼き神話マルス」において他の敵キャラが軒並み後半に株をあげるなか、一人だけ落ちるところまで落ちてしまった彼だが……このころは強キャラ感出てますね。

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④菊花賞トライアルとなる神戸新聞杯では、駿ではなく谷村が騎手として挑戦し見事勝利。


⑤セントライト記念では「小蒼竜」がマキシマムを下して勝利するが、マキシマムは最初から練習程度にしか考えておらず鞭も入れない慣らし運転だった。



⑥菊花賞直前でシルフィードは順調にしあがっていたが駿は減量に失敗してフラフラに……



⑦なんとか復帰した駿は、菊花賞の前に京都競馬場を体験するために、京都競馬場でのレースで騎乗依頼を受ける。そこで「小蒼竜」の鞍上を務める予定の葵騎手と対戦する。善戦するがやはり無理な減量がたたって本調子では戦えない。

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菊花賞本番

天候は土砂降りの不良馬場。シルフィードはダービーとは逆の最内の1番で出走。マキシマムと小蒼竜と対決。
しかしシルフィードは蹄が広く滑りやすい不良馬場適性Eの馬。


①いつものごとくメインの3頭以外はマキシマムを意識しすぎてスピードを上げすぎ、途中でスタミナ切れを起こして失速。

……またですか。何回このパターンやるんですかね
この作品はマキバオーと違って「ラップタイム」を意識することの重要性を教えてくれてると思えばそこはありがたい。


②不良馬場なのに1ハロンを12.3秒平均というレコードペースで走り続ける3頭。

まず小蒼竜が抜け出して差を広げる。二頭は焦らずにペースを維持する。
そのまま小蒼竜が走り切るかと思ったが急にスタミナ切れを起こして失速。

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③下り坂部分で二頭が先頭に追い付き、魔の最終コーナーで直線前のポジションの奪い合いになる。

・マキシマムは内を守ろうとする小蒼竜のさらに内側を攻めて最短距離を確保する。
・シルフィードはスパートをかけるため、距離のロスを覚悟で大外に飛び出して大外からスパートをかける。

最短距離だが馬場の状態が悪い最内と、スタミナロスの大きい大外でそれぞれラスト300mを走り切る勝負に!


④ダービーの時と同じくほぼ同着だが今度はシルフィードが勝利!!!
駿は減量苦と激戦の疲れから鞍上で気を失うが、マキシマムの騎手である夕貴にささえられ何とかウイニングランを果たす。



これにてクラシック戦線終了

次は有馬記念で古馬との戦いに挑むことに。

古馬で立ちふさがる「ヒヌマボーク」はテイエムオペラオーみたいな馬らしいが……?

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