毎月恒例の月替わりセールで気になった本です。
今回はダントツでこれ。
長年英語を勉強していても、今一つ身につかない感があった。それは、英単語を日本語に置き換えても、日本語自体が大和言葉+漢語+西洋語で構成されているから、何かもうひとつカチっと噛み合わないのだと思っていた。ところが、この本で初めて(相当数の)英語単語のニュアンスが腑に落ちた。やはり、英単語の日本語単語への置き換えには明晰な説明がいるのだ。この本では、その説明が実に巧みに為されている。この単語はA例には使えるがB例には使えない、という説明などが特に鮮やかである。emptyとvacant、両者を「空」という日本語に置き換えてもぜんぜんピンと来ない。空は空でもemptyはこっち、vacantはこっち、と実に説明がうまいのである(所々ホンマかいなと思う箇所すらある)
実用度も高いそうだけれど、私は単純に「日本語だとうまく言えない言葉」に出会うと嬉しい気持ちになる人間なので、そういう単語と3つくらいで会えたら十分にもとが取れそう。
この前話題になってた増田の記事でもおススメされてて気になってた世界史本
最近ネットフリックスでアメリカドラマ見たりしてるので、こちらもちょっと気になってます。katinomeiro 広い視野を持てて、かつ比較的軽くておもしろいので「世界システム論講義」(川北稔 ちくま学芸文庫)を推します、
あと「テクノロジーの世界経済史」(カール・B・フレイ 日経BP)は読み物としておもしろいです