これについていろいろ説明してみたいと思ったけど、めんどくさくなって途中でぶん投げた。
よく考えたらいちいち私が説明しなくてもみんな知ってる話だしな……。
つみたてNISAがいかにクソか、みたいな話までやろうとするともうキリがない……。
30年ずっとデフレだった日本は、もうインフレを避けることができなくなった
短期的には円安およびコストプッシュ由来のものになるけど、いずれにせよもう日本のインフレは止められないと思う。
これからの日本は「預金」は安全ではなくなる。
すでに企業は長い間のデフレで絞れるところまで絞りきっている。インフレには耐えられない。
少なくともサービス業や食料品メーカーなどはもう絞れるところはない。すでに何社も値上げを始めている。
アメリカお得意の「自国を守るためにほかの国の通貨を殺す」ターン
本家本元のアメリカの利上げも急には止まらないしおそらくだけど2023年になってもそう簡単に利下げはできない。
今回のアメリカのインフレはそんな簡単に退治できるものではないし、
経済をクラッシュさせる以外で短期的に止める方法はなく、
そして経済をクラッシュさせられないので慢性的に続く。
止まらない間は元気玉モードの孫悟空のように金を吸い上げ続ける。
アメリカは過去に何度も「自国の経済を守る」ためだけに通貨危機を何度も引き起こしている。アメリカは自国経済を殺さない代わりにアメリカ以外の国の経済を殺すことで世界の需要を減らしてインフレを抑えようとする悪い癖がある。軍事的にはともかく経済的にはロシア以上の最悪のヤクザである。
ユーロも円もとっくに負けた。
①ユロドル
②円ドル
③ドル/中国元のチャート
中国は最後まで粘っていたが、結局耐えられなくなって5月に入ってから急に元も安くなり始めた。
ましてGDPの規模が低い国はさらに厳しい状況だ。
今までアメリカによって日本が殺されなかったのは日本が貿易輸出黒字が大きくて円が強かったから。今回は無理かもしれない
今までの日本はそれでも貿易黒字国だったし円が強かったから耐えられた。
今回は安倍政権の努力もあってとても円が弱くなっているので耐えられるかどうかわからない。
今まで日本は家計に貯蓄が1000兆円以上あるから政府がいくら借金しても大丈夫みたいな話をしてたけど今後はその貯蓄の価値はどんどん下げていって国家財政への信頼度は減っていく
まぁ言うても、日本ってもう若い人の生活が苦しすぎて貯蓄率激減してるんだけどね。
貯金大好き日本人なんてのは、日本という国が豊かだった1999年までの話です。
40歳以下の日本人の平均貯蓄額の低さはニュースとかで見たことありますよね。
日本は「インフラはすごい立派だけど」家計資産で見ると全然金持ちじゃない層が多くてこの人たちは投資に金を回す余裕がそれほどない。
というか、マス層が消費せずに資産運用に金回すようになるのはそれはそれで危険。
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ここ数年の日本経済の消費力はクレジットの増加で何とかごまかしてるだけで、そのせいで貯蓄率はむしろマイナスの域になってる
まあ言うてもインフレは悪いことばかりではない。むしろ今までがデフレすぎて「優秀な人だけ国外に流出する」状態になってしまっていた
というかまあ、インフレが当たり前になっていき、それが給料に反映されるようになっていくのであれば
金融資産への投資はインデックスでよくて、むしろどんどん自己投資して金を稼げる仕事を目指したほうがいい。
だからアメリカはずっとそうやってきた。
日本だって高度経済成長期のころはそういう感じだったし、最近までの中国もそうだった。
なので「本当に緩やかなインフレ傾向が続くのであれば」投資環境には明らかにプラスなので、あんまり悪く考える必要はなくポジティブに考えて資産運用に取り組んだ方が良い
「一般教養レベルがある人」なら投資というか資産運用は考えたほうがいいと思います。
ちゃんと学校で金融教育が行われているアメリカ人はどのくらい投資が当たり前かというのはこの図見ればわかるかと。
他にもインフレについては誤解が多いので説明したいことがいろいろあるけど書いてて疲れたので続きはまた今度。
しかしまぁ、そういう状況ですら投資をやらないほうがいい人というのがいる
というか、中途半端に投資をあおるとこういう人が大量生産されるんよな……。
ということでここが本題なんだけど、本題までたどり着けなかったので続きはまた今度。