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ハックルさんの「ゲームの歴史」の記述に間違いが多すぎる問題について、ついにITメディアでも取り上げられてしまう

www.itmedia.co.jp

ITmedia NEWSは「ゲームの歴史」について、講談社に対し、間違いがあるとの指摘があることを認識しているか、校閲体制はどうだったのか、今後はどう対応していくのか尋ねた。講談社は「同書の内容について事実誤認があるのではと複数の方からご指摘をいただいております。現在、編集部と著者で全体の確認作業を行っております」とのみ回答した


私は今でもハックルさんの事は好きだけれど
それでもやはり「ゲームの歴史」を書くのに最もふさわしくない人物だったと思っています。

なので、今回一番責められるべき人がいるとしたら、ハックルさん本人よりも講談社の編集でしょう。

・ハックルさんが書けばこういうアウトプットになるのはわかっていたはずなのに、なぜ講談社がこの企画を通してしまったのか

・どうしてこれの本が「ゲームの歴史」と名乗るのを許したのか。おかしいと思わなかったのか

・今からどのようにこの本の存在に対して始末をつけるのか(なんもしないのであれば幻冬舎以下と評価せざるを得ない)

などは明らかになっていってほしいなと思っています。

ハックルさんと箕輪さんが似てるというお話

miyearnzzlabo.com

(吉田豪)僕ももちろん仲がいいですよ。仲がいいですけど、大谷さんってサブカルを熱く語りつつ、肝心の個人名とかいろんなものを間違えたりしがちっていうね。

(宇多丸)まあ、でもそんなの、俺も人のこと言えないからなー。

(吉田豪)それに近いものが、すごい箕輪さんにあるんですよ。だからその実話BUNKAタブーで取材に行ったら「僕、読んでますよ、これ!」って言いながらずっと「実話BUBUKAが……」って言い続けたりとか。「わかるけどさ……」っていう(笑)。

(宇多丸)ああー。まあね。なるほどね。

(吉田豪)まあ、間違いやすいんですけどね。「好き、好き」って言いながら、微妙なずれがよく見える人っていう(笑)。

ハックルさん、めちゃくちゃゲーム好きなはずなのに、いちいちゲームに関してずれたことを言うのも箕輪さんっぽい。


(熊崎風斗)箕輪さんのまさにそういう、Twitter上とかので振る舞いとかはまさに……イメージは正直、そんな変わらないかっていうところのまんまではありますけど。なんか箕輪さんって本当にいろんな……音楽とかもそうだし。ラーメン屋さんを出したりとか、いろんなことをやってるから、行動力がすごいなって。

(吉田豪)そうなんですよ。ラーメン屋とかも、家系ラーメンの店かなんかを出したら、家系ラーメンのファンに叩かれたりとか。本当に、本人も言っていたんですけども。「いろんな人が『俺の好きな世界に入ってくるな!』と思ってるんですよ」って。

これもめちゃくちゃ箕輪さんとハックルさん通じるものがある。

急にそういう読者に噛みつき始めて。「ああ、変なスイッチが入っちゃったなー」って思っていたら、その後もTwitterで「吉田豪には箕輪インタビューなんかやってほしくない」って書いてる人に突然リプライとかして。「お前なんかに言われたくねえよ」みたいな感じの(笑)。「ああーっ!」っていう。

(熊崎風斗)ああ、そういうのをやっちゃうんだな。

(吉田豪)そうなんですよ。

これもめっちゃ箕輪さんとハックルさん通じるところがあるよね。






あとはおまけです。

おまけ1:10年前の時点ですでにCEDECに登壇して「ゲームの歴史」について怪しげな発言をしていたそうです

このあたりで「ん?なんかこの人言ってることおかしいぞ?」と判断できていれば……。

www.gamebusiness.jp



おまけ2:ちなみに「ゲームの歴史」を執筆しようとした意図ですが、「岩崎書店の社長になったとき」とほとんど同じこと書いてます

こちらがゲームの歴史の前書きの部分です。

この本は以下のような疑問を出発点にしています

「ほとんどのゲームは未だに一部のクリエイターによる勘や経験則によって作られその法則や方法が解明体系化されたり共有化されていないのではないか」

「しかしそれはゲームの歴史を丁寧に紐解き過去の名作がどのように作られまたどのようにヒットしたかを分析することによって見つけ出しまとめることができるのではないか」

「ゲームを作り方を法則化し体系化できそれを上手に伝えることができたら未来のゲームクリエイターをはじめ多くの人に貢献ができるのではないだろうか」

本書を書き上げた今その試みはかなりの部分でうまくいったのではないかと自負しています。

https://erogetoerodouga.com/game_history_atogaki


こちらは岩崎書店の社長に就任したときのハックルさんの話です

ところで、この頃のぼくには、一つの「仮説」があった。それは、「絵本業界は停滞している」というものだ。
(中略)
実は、そういう事例は、ドラッカーをはじめとする経営学の本にはいくらでも出てきた。なんの業界でもそうなのだが、長く続くとある種の慣習や常識のようなものができあがってしまい、それが足かせとなって経営の停滞を招く。ところが、そういうときにこそ業界の外側から門外漢がやってきて、状況を一変させてしまうことがよくあるというのだ。

https://www.tyoshiki.com/entry/2018/08/05/231234
おまけ3:ハックルさんの過去作品についての感想

tm2502.hatenadiary.org
web.archive.org
web.archive.org
web.archive.org
www.tyoshiki.com

おまけ4:もしドラの続編「もしイノ」ではハックルさんが美少女化して作中に登場しているのにどうして誰も読まないんですか?

ちなみにもしドラの続編「もしイノ」では、
マネージャーが病死してみなみ一人になった後引退したらその翌年に部は崩壊し、あっさり予選敗退しています。
ドラッカーのマネジメントによって成功した組織は1年しかもたないといってるわけでとんでもない話です。


しかももしドラを書いた岩崎夏海は実は美少女で東大に合格してたことが明かされます。

「実はその本を書いた作者の人と、この前知り合いになってね」
「へえ!この……」と表紙の名前を見て、夢は言った。「岩崎夏海さん?」
「そう。だけどそれはペンネームで、本名は『北条文乃』って言うんだ」
(中略)
「ああ!あの入学式でおどおどした挨拶をしていた人?」
「そう。その先生が、高校時代の体験をもとに書いたのがこの「もしドラ」なんだ」
「へえ!あの先生、程久保高校出身なんだ」
「うん。しかもその後、東大に行ってるんだよ」

https://www.tyoshiki.com/entry/2015/12/30/021821

ハックルさんは東大より難しい東京藝大に一発で合格したのに…なんであえて大学のランクを下げているのだろう?