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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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祖父が死んだあと、49日たってようやく母が泣いた

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これを読んでちょっと泣いてしまった。大切な人の死を見送ることはつらいけれど、長い時間をかけて見送ることができるというのはすごく大事なことかもしれない。


あまりにもあっさりと祖父が死んでしまったことが、結構尾を引いているかもしれない

母方の祖父が死んでからもう49日が過ぎた。

一昨日49日ということで帰省して供養を済ませ、お墓に納骨まで済ませてきた。

これで一通りすべて終わったなーということでその日はぐっすり休み、翌日になって「ご苦労様でした」という気持ちを込めて、「これからはゆっくり休んでください」というつもりでこっそり準備していたあるものを両親にプレゼントしたのだけれど、そしたら急に母親が泣きだした。

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思い返すと、祖父が死ぬことについて私もそうだけれど、母もまだ覚悟というか受け入れる準備ができていなかったと思う。

祖父は97歳だったが最期まで元気で、少なくともあと1年くらいは一緒に過ごせると思っていた。

新年に入っても、マイナンバーカードの登録をやったり親戚に預けていた犬をどうやって引き取ろうかという話をしていたり、むしろ祖父の方から「いつまで生きられるかわからないから、元気なうちにもう一度だけ今までずっと住んでいた家に帰りたい」と言い出したので、GWに帰る計画を立てていたところだった。

それが、急に胸の痛みを訴えだしたと思ってから二日後には意識不明となり、そのままちゃんとした別れを告げることもできないまま去ってしまった。

そのあとの葬儀などの対応や役所への届け出は大変だったから、母はずっと気を張っていたように思う。睡眠時間もずっと3~4時間だったと父が言っていた。(もちろんメインでは父が動いてくれているのだけれど、母は自分の父親の事だからといろんなことを引き受けていた)


ずっと気持ちが張り詰めていて悲しんでいる余裕すらなかったのかもしれない。

自分は最初に祖父の遺体に向き合ったときに割と素直に泣くことができたし、そのあと親戚の人と祖父の思い出について語る場もあったりしてある程度心の整理がついていたのだが、母はまだそういうことがあまりできていなかったのかもしれない。

なんだか、泣いている母を見て、改めて悲しい気持ちがぶり返して、一緒に泣いてしまった。そういうことがあったばかりだから、この増田を見て、いろいろ思うところがある。


両親とのわだかまりを解消したいという気持ちはあるのだけれど…

私は昔のわだかまりがあって普通の家庭と比べて父や母との関係が非常に薄く、仲が良いとも言えない。

しかし折り合いが悪かったとはいえ、両親ともに私にはもったいないくらいに立派な人だったと思うし、もう恨みのような気持ちは全然ない。ただ、お互い仲が良かった期間がないからどう接していいかわからないまま今まで来てしまった。

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母だっていつまで生きられるかわからない。すでにちょっと腰を悪くしてしまっているのでとても心配だ。
簡単にはいかないと思うし、さすがに仲良し親子というのは無理だと思うけれど、それでもお互いに親子なんだから、困ったときは躊躇なく助けに行けるような、そういう関係にしていきたいなと思った。

1、ショック状態に陥る
2、感情を表現する
3、憂うつになり孤独を感じる
4、悲しみが身体的な症状として表れる
5、パニックに陥る
6、喪失に罪悪感を抱く
7、怒りと恨みでいっぱいになる
8、元の生活に戻ることを拒否する
9、徐々に希望が湧いてくる
10、現実を受け入れられるようになる