ネットで批判されてて話題になってたのでちゃんと最新刊である2巻の最後まで読んだよ。
うーん・・・。ちょっと主人公の女の子(ヒナ)がだいぶ変わってるというか展開に違和感を感じる部分があって素直に楽しめないところがある。 あと、これ小学校4年~5年だと思うけれど、第二次性徴の話と、男女の初恋を一緒にやろうとするので話がごちゃごちゃしてる感じ。
別にコレ自体は全然おかしい話じゃないんだけれど、物語のテンポはあまり良くないし、物語の焦点がよくわからない。正直すでに読んでてちょっとだるいなーって思ってるので、続き読むかどうかは様子見かな……。
ただ、ネットで批判されてるような「性的うんぬん」の印象はない。「月曜日のたわわ」のときも思ったけど、批判したい人はちゃんと読んでから批判したほうが良いと思うよ。
この漫画を読む前の前提の確認として文部科学省の「学校における性に関する指導について」をチェックしてみた
https://www.chutan.ac.jp/application/files/7516/2139/1126/bulletin_n26_05.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000838180.pdf
身体の発育については小学校4年の時にHRで生徒に説明するらしい。
性感染症や避妊については中学~高校で生徒に教える。
で、NHKの実態調査では、このような結果が出ている。
以前にこのブログでも紹介した「おうち性教育はじめます」では、月経(生理)についての教育は不十分であることが多いらしい。
というか、女性も十分ではないが、女性向けは伝え方はともかく情報としては一応伝えているのにたいし男性側のケアについてはそもそも必要な情報を学校で伝えてないと指摘されていますね。
女子の生理とは重みが違うとはいえ、男性の精通について何の情報も与えられないため、突然の身体の変化をネガティブに受け止めて先生に相談したり心を病んでる男子とかが結構いるらしい。今ってそんな感じなの!?
こうした前提条件を踏まえた上で読んでみるとこの作品楽しめるんじゃないかな、と。
母親がいなくて第二次性徴について相談できない女の子(ヒナ)の話
こういう問題って、父親に相談できないのは当たり前として、
クラスメートの女友達でも話ししにくそうではある。
相談できるのって母親か、保険医の先生かどちらかしかいないと思う。
なぜか幼馴染の男の子に相談する流れに
普通に考えれば保険医に相談してると思うのだけれど、なぜか主人公のヒナは保険医の先生には相談しない。
そして、たまたま相談ができたのが幼馴染の男だった。
このあたりちょっと不自然な感じがするけどまぁマンガなのでヨシ!
で、なぜか主人公の生理について父親や級友に隠しながら二人で問題に対処していこうとする
…ナンデ?
結論としてはヒナがちょっと間抜けな子なんでしょうね…。
男の子が、女の子の生理事情などを茶化さず真面目に付き合うとするので好感が持てる
男の子は大地くんという名前だけれど、
この大地くん、微妙にヒナのことを異性と認識しながらも
友人に徹してただ、困ってるヒナを助けることに徹しようとする。
で、自分がえっちな目線を持ってるのを自覚したらヒナから手をひこうとする。
まぁ色々あって途中からはヒナの話だけではなく年頃の女の子のいろんな悩みを描くマンガになっていく
うーん。面白いといえば面白いけれど、物語が全然進まなくてなんかイライラしてきた。
おまけ・スマホで見ることに特化して描かれてるのが面白いと思った
KindleのPC版で読んだ時の感想なんですが。
Twitterで読んでた時がちょうどよくて、単行本としてkidleで読むとコマが大きくてスカスカに見えますね。
スマホで見ればちょうどいいサイズになってます。