MechaAG — イケダハヤトのブログはすでに死んでいた(2)
言及頂いたのでピックアップ。
やまもといちろうと対談してた頃は、未熟ではあったけどイケダハヤトなりに誠実であろうとしていた。2つの転機があったのだろう。高知へ移住する直前と去年の夏。
私もそう思う。私は少なくとも1年前イケダハヤトさんについては、嫌なやつだけど一方で「ごまかしがない」「誠実さは感じる」という評価をしてた自分は間違ってないと思ってる。
で、私なんかは「高知行き始めてから」変わったと思ったが
そうじゃなくて、「変わったから高知へ行った」という視点が面白い。
第0段階 今までの自分の生
イケダハヤトは以前は本気で若者のことを考えてたのだろう。
金にならなくても一生懸命、社会の問題点に関する記事を書いていた。
第一段階 今までの自分の死(ネタ出し尽くし、衝動の消滅、今までのスタイルに飽きる)
ネタを求めて高知移住をした。でも「ネタを求める」と言うのは逆に言えば「自分から書きたいことがなくなった」ということでもある。たぶんそれまでイケダハヤトは自分の中から湯水の如く沸き起こる「書く」ことへの衝動のままに書いてたのだと思う。
ああ、こういう人今年数人見かけた。
それまでの自分を出し尽くしたからこそ、何かから開放されたからこそ、今までどおりの自分を続けられなく成る、という形。
で、これ自体は決してネガティブな話じゃないと思う。「次のステージへの合図」だよね。
第二段階 次なるアイデンティティの模索の時期 (自分を突き動かすものを探す)
でもサラリーマンを辞めてストレスがなくなったことで逆にネタ切れを起こしてしまった。そこでもっと分析力や文章力を磨き「深み」を出せばよかったのに、そうはせず表面的なネタを求めて高知に行った。
しばらくは喜々として高知ネタのブログを書いていた。正直俺も読んでて楽しかった。
この時期が一番難しくて、そして楽しいんだろうなと思います。
「新卒フリーランス」22歳大好きなことで生きていく私の決断。|鳥巣愛佳@エアロビのお姉さん|note
昨日か一昨日かに話題になってたらしいこの人なんかは多分この段階にいるのでしょう。
ここで何をつかむか、どういう人に出会えるのか、それが大事なんだと思います。
第三段階 変身というか再生というか (何があったのかは本人のみぞ知る)
でもなんかしらないけど去年の夏に急に儲け主義になった。ブログの記事がアフィリエイト一色に。
たぶんもうイケダハヤトはブログを楽しんで書いていないし、再び楽しんで書く自分を想像もできなくなっているのだろう。なので生きがいを金儲けに求めた。
いまは若者の心をつかむこと、読者を増やすこと、売り上げを上げることが目的になっている。一応「若者のこと考えている」と体裁は取り繕ってるけど
私自身は今のイケダハヤトさんを好ましいと思えないけれど、彼なりに自分を突き動かすものを求めた結果、それが金だったり教祖に成ることだったんなら、それはそれでしかたがないんじゃないのかな、と。
ヒーローズ・ジャーニー
1.平凡な日常:キャラクターの日常描写
2.非日常への誘い:日常から非日常へのきっかけの描写
3.非日常の拒絶:非日常に対する葛藤の描写
4.師との出会い:葛藤を克服し非日常へ移行する描写
5.事件の発端:非日常の本格的な到来の描写
6.試練、仲間、宿敵との出会い:新しい世界での新しい経験の描写
7.ストーリーの深淵の描写:物語の大テーマの描写
8.最大のチャレンジ:試練の克服の描写
9.勝利:勝利の末、得た結果の描写
10.帰路:日常の奪還の描写
11.復活:進化と再生の描写
12.帰路:エンディングの描写
NLPに学ぶ人生を変える知恵・ヒーローズ・ジャーニー8つのステップ - NLP学び方ガイド(NLPとは)|資格セミナー総合情報サイト|協会 公式
1 Calling「天命」
2 Commitment「旅の始まり」
3 Threshold「境界線」
4 Guardians「メンター」
5 Demon「悪魔」
6 Transformation「変容」
7 Complete the task「課題完了」
8 Return home「故郷へ帰る」
「今までの自分の死」を恐れずに新しい自分になりたいという欲求は誰にでもありますよね。
それがどういうものかがわからなくても、
その旅路においてどういうことが起きるとかどういうものが必要かとか
そういうイメージがあると少しは勇気が出てくるかもしれませんね。(しらんけど)