オタク向け婚活パーティでもったいない男性のポイント5つ
本題と関係ないですが、この部分について。
他を貶めることが相手を褒めることだと思ったら大間違いです。
これほんと大事というか、頼むからわかってくれというか。
自分が好きなものを他者を批判すること無く誇れるかどうか - この夜が明けるまであと百万の祈り
でも書きましたが、他への批判と、自分が好きなものへの語りは絶対に切り離したほうが良いですよね。
私は、他と比較して褒められるとちょっと戸惑ってしまうときがある
たまにですが、私も褒められる時があります。その時に、自分だとか自分の好きなものをほめてくれる、それじたいはありがたいことなのですが、この時に「他への批判」と一緒にほめられたらげんなりするんですよね。
ほめるのであれば、比較ではなく単体として見たうえで褒めてほしい。そう感じてしまいます。ほかの奴よりましかどうか、ではなく私自身が認められたいって気持ちがあるのかなと。
私はきょうだいがいるのですが、褒められる時はこのきょうだいとの比較が多く、そういう意味で、すごくうれしいって思った経験があまりないかもしれません。会社など競争があるところではある程度仕方ないですが、むしろそういう場所では比較されることが多いからこそ、せめてそうでない場所では、比較から解放されたい、という気持ちなのかもしれません。
だいぶ前に、某ブロガーが、自分をほめてくれたことがあります。ただし「ほかの人をけなしながら」でした。これについてうれしいと思ったかというと、本当に全くこれっぽっちもうれしくなかったです。褒められたんだからちょっとはうれしいだろって思うかもしれないですけど、本当に全く、です。 単に気まずいだけでした。
その時は、あくまで誰かへの批判とセットであって単体で褒められてる、という感じがしなかったからかもしれません。
実際、その某ブロガーさんは数か月後に、私の悪口を言いながらほかの人をほめてました。そしてこの人は今でもずっとそういう芸風です。何かをほめるときに「わかりやすく」したいのかな?むしろ気に入らない相手をより強く批判したいがためにダシにしてるのかな? とにかくかならず何か比較対象を下げる。そこから自分がほめようとするものを持ち上げようとする。そういうのを見て、やっぱり、この人が私をほめたのは、私自身を認めてではなかったんだなぁ、と納得できました。
そういう経験があるので、他人への当てつけで褒められても、本当に褒められてる気がしない。自分はこれでいいんだ、と思うことが難しい、というところがあるように思います。
「キリンさんよりゾウさんが好き」を封印することで「ゾウさんそのものの良さ」を考えるようになる
褒める方からすると、比較するほうが楽というか、単体でそのものの良さを褒めるのって結構難しいと思います。
それでも、「いいね!」「わるいね!」以上の何かを伝えようとする過程でついつい比較に頼ってしまうところがあるのかな、と。
でもそれだと「キリンさんが好きです。でもゾウさんのほうがもっと好きです」のレベルから前に進めてないのかな、と。「キリンさんよりゾウさんが好き」を封印することで「ゾウさんそのものの良さ」を考えるようになることが必要なのかなと思います。
「ほめる」というより「相手が好き」という気持ちを具体的に表現する、という考え方
具体的なテクニックはさておいて、考え方としてはどうすべきでしょうか。
これについてですが、「ほめる」という言葉自体にとらわれるとそれがネックになりやすいかなと思います。「とにかく褒めなくては」「どうやってほめるか」って頭で考え出すと難しくなる。だから「相手の今の状態や行動が好きかどうか」ってのを考える、と。それさえ確認したら「こういうところが好きです」っていうフォーマットに置き換えてみたらいいのでは、とう感じですね。
実際、言われる側としても、「褒められたかどうか」よりも「その人に好かれていると感じられるかどうか」が大事ではないでしょうかね。 言葉ではほめてくれてるけど、そんなに自分のこと好きじゃなさそうだって思ったらあんまりうれしくない。
「追いつめられてて余裕がないときはご飯の味もわからない」みたいなものでしょうか。なので、褒められることによって、安心感とか充足感が得られることが一番大事なんじゃないかなと思います。
というわけで、私は人をほめるのがほんとに苦手なので、とにかく「好きかどうか」「どういうところが好きか」という考え方から出発していきたいなと思います。
余談
冒頭で引用した記事ですが、こんな内容も書かれてます。
相手の好感度を下げない小技
・プロフィールシートに草を生やさない
・相手の好きなものをdisらない
・他の女性をdisらない
・パーティに知った顔がいてもすっとぼけない
相手の好感度を上げる小技
・相手を気遣う具体的な行動をする
・去り際に印象付ける
・決めたら迷わない
*1:というわけで、これで800記事目です