頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

なぜ政策金利を「利上げ」するとインフレ抑制になるのかわからないという人は後藤さんの解説動画見るといいよ

b.hatena.ne.jp
わかってる人とわかってない人のコメントの格差がえぐいくらい開いてますね……。6割くらいの人はわかってそうな感じだけど、4割くらいはこういうコメントも。

・利上げするとインフレを抑制できるの、どういう仕組みなんだろう?
・ 素人考えだけど、利上げすればインフレ抑制できるのは、銀行預金の利率が上がって預金だけである程度稼げるようになるからお金の流れが減る、とかかな?日本は利率下げてもお金の流れが増えてないけど⋯

そういう人は、まず元・日経新聞記者で現在は独立してYouTubeで経済解説をされている後藤さんの解説動画見ましょう。*1

www.youtube.com

私はわかってるぞ、という人もいると思いますが一方で「10年国債の金利」と「FF金利」を混同してる人もいそうなので、この機会に一度きっちりおさらいしておくとよいと思います。

今「円安」という一要素だけを見て、「政策金利の利上げすれば金利差が縮小されて円安が解決するんだから利上げしろ」みたいな乱暴なことを言ってる輩がいます。まぁDrナイフとかいう人なんですけど。

今の経済状況はDrナイフがかんがえてるほど単純じゃないので。今の急ペースすぎる円安はマクロファンドの売り仕掛けなので……。彼のように「現実を過剰に単純化して政権批判につなげようとする」みたいな無能にだまされないように、最低限の予備知識として、上の動画で語られている内容は理解しておくとよいと思います。

最近はマスコミはこの辺りの説明を全然ちゃんとやってくれないそうなので(それよりも黒田さんたたきしたほうが視聴率稼げると思ってるんでしょうね)、自分で勉強しないとすーぐDrナイフみたいに人をだまそうとするやつがわんさか湧いてくる。ほんとに気を付けてほしい。

*1:日経新聞記者といってもピンキリですが、後藤さんや清水さんといった方々は、個人の主張があまりなくて抑制的なためとても信用できます。逆にハフポストに行って治部れんげさんの提灯記事書いたような人もいるので、日経新聞の記者だからといって信用できるわけではありません