やっとメインストーリーだけは最新話まで追い付いたよー……いろんな意味でしんどかったー!
ニコニコ動画でやたらたくさんコメントを見かけた「ケルシー……ふふ、ケルシー。」の元ネタシーンまで追い付けたのでちょっと感慨深い。
9章からヴィクトリア編が始まったと思ったらいきなり時間がかなり飛んで、ロンディニウム侵入作戦が始まります。
9章で語られていた「ヴィクトリア国」は実態が非常につかみにくい。このあたりまでは理解してから読み始めたかった
テラ全土の中でも工業が最も栄えた国であるという要素がありつつ、差別が厳しい。
それはわかる。
では、今支配層なのはいったい誰なのか。なぜターラー人など少数民族を差別するのかが見えにくかった。
頼りにしている解説記事を読んでも「かつての支配者層であったアスラン族・ドラコ族どちらも今ヴィクトリアにいないわけで。
では、今ヴィクトリアを支配してるのは誰なのか。これがわからず「差別」と戦うにも戦う相手がわからない。
少なくとも今この国を支配しているのは「摂政王テレシス」というサルカズ族である。
しかしサルカズ族はこの世界では「魔族」と呼ばれて忌避され、差別され、傭兵として生きていくしかないような民族だったはず。
そのサルカズ族がヴィクトリアという強大な国を支配している?
しかも、9章で支配者層としてふるまっていたのは明らかにサルカズではなかった。うーーーむ?
ちなみにゲームの画面ではこのように書かれている。
ドラコとアスランによって統治される現代国家。テラで最も豊かとされる中央の渓谷地域も含め、広大な領土と豊富な資源を有しているほか、複数の開拓地区と飛び地をも有し、多数の中核国家と隣接している。ヴィクトリア帝国は、権力政治と領土拡張を重視しており、テラに自らの手で国際秩序を確立するという理念の下、その覇権と開拓地の略奪により貴族の利益を保ちながら、ヴィクトリア至上主義の国際体制を築こうとしている
あくまでもアスラン族の王族が絶えてドラコ族もいなくなったということで、アスラン族が支配しているということでいいのだろうか。
arknights.wikiru.jp
で、確認するとこういうことだったそうだ。
突如としてアスランの王が絞首刑(ファントム統合戦略の秘宝「ヴィクトリアのクラウン」ではギロチン)に処され、1085年時点でヴィクトリアは長く王が空位であった。シージはこのことがなければ「未来の王」であった。つまりシージはアスランの王族(インドラが言う「ヴィーナの父親」が最後のアスラン王だとすれば、その子)であると考えられる。
なるほどそういうことだったか。シージがヴィクトリア王族の生き残りであることは分かったけど、民族のつながりがよくわかってなかった。
これがすっと腹落ちしていなかったせいでやたらと読みにくかった。私はアホなのか……。
繁栄していた国が突如空位状態になっているという設定は、Landreaallを思い出させる展開で胸が熱くなるな。
ここまでわかれば、あとはまあなんとなくわかる。
1094年、テレシス率いるサルカズ一味は、当初「公爵たちの争いを鎮める」という名目でロンディニウムに入り、その後じわじわと従来の統治機構を無力化していった。現在、テレシスは『摂政王』としてロンディニウムの実権を掌握し、軍の再編や工場の徴収、サルカズの大量入植を推し進めている。
そもそもテレシスがこれほどまでに信頼を得ていた理由がわからないが、そのあたりはまぁ大丈夫。
さらにストーリーを進めていく中で理解が困難な部分はいつものYT22さんの記事に任せます。
「摂政王テレシス」が全く姿を見せないのでどうしたものかと思ってたんですが、こういう構造になってたというのはちゃんとわかってなかったので助かります。
あと、Wとヘドリーとアスカロンの関係もよくわかってなかったので記事で補足していただいてとても助かりました。いつものことながら感謝感謝です!
ここらへんまでわかった上で改めて物語を振り返ると……「まだ導入編」という感じだなぁ……。
今回はマクロ的には
・ロンディニウムを支配してヴィクトリアを中心に戦争を仕掛けたいサルカズと
サルカズからロンディニウムを取り戻したい諸侯勢力というのがベースとなっていて
これにいろんな勢力が参入してる。
特に今回目立ったのはこのあたり。
・ロンディニウムで起きている争いを止めたいロドスとそれに協力するW
・ロドスに同行しているシージたちアスラン王族の生き残り
・ロンディニウムを地元住民の手に取り戻したい「ロンディニウム市民自救軍」
あたりが頑張っている。
今回大きくカタルシスがあったのは9章で悲惨なめにあったホルンやその敵であるマンドラゴラくらいか。
ただ、今回はとにかく新しくロンディニウム編が本格開始するにあたって
メンバーを大量に登場させ、それぞれのキャラクターを描くことがメインになっているので
あまり大きく物語が動いた印象がない。
ダブリンはダブリンでスパイの救出をしようと暗躍していたり、
前作ではダブリンのせいで部下をほぼ全員殺され、自らも捕虜となったホルンも登場する。
というか今回もっともCGが多かったのはホルンだ。
11章での盛り上げに焦点が当たっているので、11章の展開がとても楽しみだ
今回は10章の中でおきたさまざまなドラマよりも
エピローグ部分にインパクトが多い事項が多かった。
①死んだはずのテレジアが生きていた?
アーミヤの力の由来や、ドクターの記憶の根幹を握っている存在なので
11章はめちゃくちゃ盛り上がりそうだ。
②ドクターが「エドワードの遺産を持っているはず」
エドワードは「ロンディニウムの最も高貴な血筋の末裔」にしてタルラの父親なので
なんでそんなものをドクターが持っているのかが謎すぎる。
ともあれ、メインストーリーは最新話まで追い付いたので、あとはペースを落としてゆっくりとサイドストーリーを楽しみたい
くぅ~疲れました。
メインストーリーやるだけでフルプライスのエロゲ1本より多い分量があったぞまじで。
先週からひたすら「アークナイツ」のストーリーを読んでて全然RingFitとかビートセイバーとかやってなかったから身体がガチガチだよ!
しかもメインストーリーだけだと消化不良感が凄い残るから結局サイドストーリーも読まないと! やばいー。沼にはまっちゃう!
演出はブルーアーカイブの方が素晴らしかったように思うけどストーリーは断然アークナイツの方が好きなので
(そもそもアークナイツは開発はYostarではないけどね)
私は今後もアークナイツを掘り下げていきたいです。
というわけで先輩のドクター様、おすすめのストーリー教えてください!優先して読みます!
【公式漫画】
— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) 2022年5月20日
『アークナイツ ロドスキッチン -TIDBITS-』第1話「シークカバブとロドスのリーダー」!
▼こちらからチェック!https://t.co/eo2EhsUcXO
美味しい料理が皆さんに笑顔をもたらしますように。
次回更新もお楽しみに!#アークナイツ#ロドスキッチンTIDBITS pic.twitter.com/2v1Lekbngw
【公式漫画】
— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) 2023年3月14日
『ロドス・オリジニウムレコード ライン生命』連載開始!
今後の更新をお楽しみに!
▼こちらからチェック!https://t.co/BCLady1c0H
在りし日の苦難、消えぬ誓い。#アークナイツ#オリジニウムレコード pic.twitter.com/DazGLvZkja
【公式Twitter漫画】
— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) 2021年1月3日
ロドスの日常を描いた公式Twitter漫画『アークナイツ OPERATORS!』、1月10日(日)より更新スタート!
さらに、『まんが4コマぱれっと』(一迅社)でも掲載開始!お楽しみに!
漫画:狂zip(@kyo_zip )#アークナイツ#OPERATORS#オペレーターズ pic.twitter.com/DxPNuEEY8U
まずはこの2つから。
わたしFGOの邪ンヌはそれほど好きじゃないんだけど、なぜかWくんはかなり好きなんだよね……。やっぱり私は「冷静にイカれてる子」が好みなのかもしれない。
おまけ:ヴィクトリア国のモデルは言うまでもなく「イギリス」
地名でイギリスの地方の名前がたくさんでてきたからそれはアホの私でもわかる。まぁそもそも「ダブリン」が露骨すぎる。
イギリスおよびアイルランドのケルト系民族はゲール人とブリトン人に大別され、Gaeilはこのゲール人のアイルランド語表記である。ヒロック郡が「ゲル王伝説発祥の地」というバグパイプの発言を踏まえると、ドラコ王家はケルト系王家をモデルにしていると考えられる。ブリトン人とされるアーサー王(King Arthur)に関連する語句はアスラン側に多く振られているものの、全体の流れとしてはむしろゲル王をアーサー王と考えた方がしっくり来る。Arthurはローマ帝国の侵攻以後にみられるようになった名であることから、学者によりラテン語Artorius(タルラの姓)との関連が指摘されており(議論あり)、この説の補強となりうる。
リードのプロファイルではアスラン王家はヴィクトリアの外からやってきたことになっており、現実のイギリスが最後に外国勢力に征服されたのがノルマン・コンクエストであるため、アスラン王家はノルマン朝からステュアート朝までをモデルにしていると考えられる。第3回十字軍で活躍したプランタジネット朝のリチャード1世は「獅子心王」と称され、ステュアート朝のチャールズ1世は清教徒革命で処刑されている。
現実の清教徒革命は、スコットランドを無視して考えた場合、王党派、議会派、アイルランドのキルケニー同盟の三つ巴の戦いであった。第一次イングランド内戦で議会派は王党派を制圧するも、派内の路線対立で身動きが取れなかったところ、クロムウェルが軍と結託してクーデターにより議会を掌握しており(プライドのパージ)、テレシスはこの立ち位置と思われる。同様に王党派はシージを擁する自救軍+ロドス、キルケニー同盟はダブリンとなる。
これだけでも面倒くさいのに一番厄介なのは「エドワード・アルトリウスの遺品」だ。
エドワードはタルラの実父で、「ロンディニウムの最も高貴な血筋の末裔」だったが、コシチェイの工作によってウェイによってやむを得ず殺害された。遺品の初出は7-3後。ケルシーがウェイに対し「あなたが預かっているはず」「借りたい」と述べた。10-18でアラデルがドクターに対し、今はドクターが持っているのではないかと述べた。「シージと自救軍にとって非常に重要」だという。
エドワードはイギリスでは一般的な男性名で、王室にもしばしばエドワードの名は登場する。アルトリウスは言わずと知れたアーサー王のラテン語名である。また、アーサー王はウェールズ伝承に登場する「赤き竜」の化身であるといわれ、ウェールズの国旗には現在も赤き竜の姿がある。
私は直接アーサー王を女体化して登場させるFGOよりも、こういうにおわせ方の方が好きなので、これはすごい私好みだ。