この記事見てから、私も映画館で観たいなと思ったら本当に上映日ぎりぎりだったので慌てて観てきました。
最初の10分はこうしてYouTubeで観れますが、やっぱり映画館で見るのと全然違うね。いまさら言う必要ないと思いますが、ガルパンはやっぱり映画館で見るほうが絶対的に素晴らしいかったです。特に今回は一人称視点でぐりんぐりん動かすパートが劇場版よりさらに多いので、ものすごく見ごたえありましたよ!
観た感想については本当に上の記事に付け足すところ何もなかったけどそれは最初から分かってたからいいのです。
絶対的に不利な状況でマリーの一人称視点で大洗軍の攻撃をかいくぐって敵フラッグ車へ猛攻をしかける様は、他ならぬTV版第12話において、西住みほのⅣ号が、姉である西住まほのティーガーを討ち取るシーンのセルフオマージュのようで
この辺りはわかってても確かにグッとくるところあった。
個人的な感覚としては「正しさを疑う」っていう「まどマギ叛逆編」のようなところまで行ってるとは思わなくて咲とかシノハユを思い出したかな。特に阿知賀編のジャイアントキリング。
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んで、一番近いのは「はねバト!」の8巻だと思いました。この巻地味だけどめちゃくちゃ良かったのでぜひ読んでほしー。
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すごいいいところで終わったので、次の3話からはちゃんとネタバレなしで自分で楽しんで観ようと思います。
ちなみに劇場版や最終章1話はhuluで観れるので、見たら合わせて感想追記するかもです。
特に知らなくても問題ないけどBC自由学園の名前の由来というか元ネタに関して
おいおい。これBCと自由って……ヴィシー政権と自由フランスじゃん。日本で言うとアメリカ占領統治下の首相を萌え美少女化したようなもので大丈夫なのか、、、と思ったけど、どうやらもともと外伝作品である「リボンの武者」に登場したチームなのね。
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ヴィシー政権というとペタン元帥だけど実際は副首相のラヴァルが実権を握って積極的に対独協力政策「コラボラシオン」を主導したといわれてる(途中で解任されてるけど)。「モントワール精神」が唱えられ、フランスの標語である「自由、平等、博愛」は「労働、家族、祖国」に置き換えられるなど属国としてかなり屈辱的な扱いを受けていた。第二次世界大戦末期にフランスが国土を回復した際には、ペタンは死刑にはならなかったけどラヴァルは全ての罪を押し付けらえて死刑判決を受けて銃殺された。東条英機みたいな感じなのかね。自由フランス側はもちろんド・ゴール准将。
フランスじゃないけど、ユーゴスラヴィアのパルチザンの姿を描いた「石の花」なんかも思い出すね。
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ちなみにパンフレットを見るとエスカレーター組の押田隊の5輌はARL44。編入組の安藤の指揮する4輌はソミュアS35なんだけど。このARL44ってのがすごくて主砲はアハトアハトすら上回る90mm砲、正面装甲は120mmという強力戦車。策略よりもこのスペックをフル活用して正面から襲われたほうがやりにくかったんじゃないかしらん。映画中ではあまりそのあたり描かれてなかった気がする(押田隊の戦車が固いという描写があったくらいか)。
というか押田ルカくん、きみ日本人だったんかーい!!というか君の元ネタオスカルかーい。あ、確かに安藤ってアンドレだしマリーはアントワネットだわクッソワロタwww
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いろいろ混ぜすぎやろww ちょっとリボンの武者読みたくなってきたわ。
以下本当にどうでもいいことなんですけど。
私実はガールアンドパンツァーに出てくるキャラで河嶋桃って一番好きなんですよね。次点がアンチョビ。
seiga.nicovideo.jp
でも、今回アニメ2話で、なんか家族事情とか内面とか語られたの、すごい身勝手なんだけどそこ要らんやろって思ってしまった。そこは「言われなくても桃ちゃんのそういう愛の深さはわかってるぜ私は」って思ってたので、みんなが桃ちゃん先輩の良さに気づいてしまう―やめろーってなった(笑)
あと、明らかに今の時点までは桃ちゃんって「ハンデ」みたいになってるじゃないですか。いや、すごいまじめで学校愛してるけど実はアホの子でてんぱりやすくて涙もろい桃ちゃん先輩本当に好きなんだけど、これちゃんと「お荷物」みたいな扱いじゃなくて、ちゃんと見せ場あるよね?大丈夫だよね? 桃ちゃん先輩のもっといいところ見れるよね?
今までの愛嬌だけじゃなくて、今回主将を務めたことによる意味ってちゃんと納得できるものが見れるんだよね?そこだけちょっと心配。