頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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ついに待ちに待った米国の押し目来たが、すでに日本市場が大分痛んでいる……

一言でいうと、今からがチャンスということ。


7月は異常な相場環境だった。こんな時に投資をやってる人間は頭がおかしいまである。

ダウ平均が変なタイミングで新高値をとった後VIXはかなりの低水準を維持していたが、さらにダウ平均は
VIXから想定される値に対して800円ドルも割高の状態をここ2か月ずっと継続していて異常だった。
まさに頭モンキー状態がずっと継続していた。


FOMCによる利下げという要素を最大限かそれ以上に織り込んでずっと限界ぎりぎりまでの割高状態を維持していた。
はっきりいって、7月はあまりに異常すぎて、いつ爆弾が降ってくるかわからず全く手が出せない状態だった。

7月の日経平均はろくに上がらないボラが死んだだけの超狭いレンジ相場であり
そうこうしているうちに、円高や米中経済戦争のあおりを食った各企業の業績の悪化を織り込み始め日経平均以上に各種株はボロボロになっていた。

寧ろ積極的に日本株ショート、米国株ロングの裁定取引が行われていた。つい先日から数日の間だけ日本株が戻していたのは、この裁定取引が解消されていたにすぎない。


特に新興株や、人気だったIT関連企業の会社から資金離れが起きHISによるユニゾに対する敵対的TOBなどのイベントにより、バリュー株に注目が集まるなど
市場の末期にしか起きない現象まで起き始めていた。ボラの死んだ相場は悲惨である。

まぁ実際、米中経済戦争は全く終わりが見えない状況であり、
かといって内需はますます悪化している以上、もはや活路がバリュー株になるのもわからないではないが。



というところで、FOMC後からついにアメリカに調整の動きが出始めている。今日で一気に600ドルの調整。もう一息だ。
もともと、新高値以降のアメリカの動きは「上髭」になる運命だった。トランプいい加減にしろよ。

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昨日の下落、見事に新高値を越えたラインでピタッと止まっているのがわかると思う。

というわけで、新高値の後の初押しこそ最大のチャンスだ。
特に日本はともかくアメリカNASDAQはここからが大事になってくるだろうと思う。

そして、日本もあまりに海外勢が離れすぎ、長いこと売り込まれ過ぎていて需給だけはピカ一の状況である。
とはいえ、もともと8月は非常に危険な月なので、できればこの8月中には上がらずにきっちり調整しきってほしい……。


そしていつもの通り、アノマリーの一つであるハロウィン戦略が通じるような下地ができればうれしい。
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アノマリー投資については日本で唯一といってもよいほどきちんと検証と理論がしっかり説明されている本。
今はこれでも読みながらチャンスを待つのが良いと思う。



それにしても思うのだが、ここ数日前からやはり私がうまいと思う人は、戻りは売りの大合唱だった。(Twitterで検索するといい。その人たちが上級者だ)

一方、ブログで米国株投資などを語っている人は果たしてどうだっただろうか。
今回の新高値以降荷動きについて少しでも読者に警鐘を鳴らしていたか。

大きな動きのときにその地が出やすい。私のように終わってからドヤ顔で下がると思ってました、というやつも論外なのだが、同様に上げてるときにリスクについて説明を全くしなかったブログは一旦整理したほうが良いと思う。


参考にする紐はちゃんと選びたいものですね。。。