ぺコリーヌ「あなたのことが、心配です。ちゃんと、無事におうちまで返してあげたいです。帰れるところがあるっていうのはありがたいことですからね」
ぺコリーヌ「……家族ですか。それは大事ですね、命がけで守らないと。」
ぺコリーヌ「民を守るために命をささげるのが、本来『わたしたち』の役目ですからね」
ぺコリーヌ「こういうのって、わたしにとっては珍しくないんですよ。大量の魔物に襲われることって。もっとのんきにのほほんと…おいしいものを食べたりして、平和に過ごしたいです。」
なーんかこう。ぺコリーヌはアホの子で底向けに明るいけど、漏れでる言葉からめちゃくちゃつらそうなのが伝わってくるのでヤバいですね☆
4章 災厄の牧場(エリザベスパーク)
1話 三者三様のギルド会議
クリスによるカォン襲撃について、手打ちのための会議が行われるがこちらは一向に進まなかった。
一方で3章のシャドウ騒ぎについても原因不明のままで子供たちが不安がっている。そのため、サレンディア救護院のメンバーはマホの紹介により、一時的に山奥のエリザベスパークへ疎開することになる。
2話 武者修行の道すがら
・サレンディア修道院の子供たちを疎開させることになったので、先行して主人公だけが先にあいさつのため牧場に向かう。コッコロは神殿に。
・ぺコリーヌと再会。「一人前」と認められるために「武者修行中」だったらしい。ここでぺコリーヌがいつもおなかペコペコである理由が判明する。強いけど大量のカロリーを消費するらしい。あれギャグじゃなかったのか!
・今から訪問する予定だったらエリザベスパークで働いている「リン」が魔物に襲われて逃げているところに遭遇する。
3話 脅かされた平和
・魔物を撃退後リンとともに牧場に向かう主人公。しかし牧場は突如湧いてきた大量の魔物たちに蹂躙されていた。リンはなんとか主人公と合流できたがほかの従業員たちは取り残されているらしい。
「なんでもするから助けて」というリンの声にこたえるべくぺコリーヌに先導される形で牧場に向かう。
・一方近くの森にはぺコリーヌを狙っていたキャルがいた。魔物をぺコリーヌにぶつけるつもりだったのに制御に失敗して暴走させてしまったらしい。あとさらっとぺコリーヌの本名が……
もともとキャルはぺコリーヌを倒すつもりだったが、強い罪悪感と葛藤にさいなまれるのだった。
4話 勇気はみんなの中に
牧場の中で救難信号が上がっていた場所に行くと「リマ」と合流する。
しかし他に「マヒル」と「シオリ」とははぐれてしまった。
どうしよう…と思ってたら二人とも向こうから合流してきてくれた。
・魔物はある地点を中心にして暴走しているらしい。戦力の高いぺコリーヌをそちらに向かわせつつ、残りの人間はそろって脱出することに。
5話 取引の条件
ぺコリーヌがキャルのほうにやってくるが、キャルは自分が正体を明かしてぺコリーヌと直接対峙することを躊躇する。
それに、あいつとは顔を合わせづらいわ。
あいつばかだもん。
見ず知らずの赤の他人の私に、お友達みたいにさなついてきてさ。
ことあるごとに抱きついて、なれなれしく語りかけてきてさ。(中略)
あいつはいつでもキラキラした無邪気な笑顔を浮かべていたのに。
私が自分の命を狙ってた悪党だって知ったら、あいつ泣くかなあ?怒るのかなあ?さすがに笑いはしないよね…あいつから笑顔を奪うのは嫌だわ。何もかも奪いつくされたあいつが、それでも失わずに大事に抱えてきた輝きを私がむしり取るの?そんな残酷なこと、できるわけないじゃない!
殺すのはいいけど、笑顔を奪うことだけは耐えられないっていうの、なんというかアーサー=ミラーの「るつぼ」の最期を思い出すね(※)
・ここでクリスティーナが登場。皇帝の命令を受けてラビリンスの本拠地を攻める予定だったらしい。ぺコリーヌとの対峙を避けたいキャルに対して「代わりに戦うから皇帝の情報をよこせ」と取引を持ち掛ける。
クリス「釈然としない部分をいくらか明確にしておきたい。誰かの手ごまになるのはごめんだからな。私の人生は、それがどれだけ退屈で味気なくてもやはり私だけのものさ。わたしは快楽の奴隷だけれど、他人の奴隷にはなりたくない。それだけのことさ」
キャル「あたしだって、人生を満喫したいわよ。だけど、あたしの人生は、あたしのものじゃないのよ!」
キャルはぺコリーヌの名前が「ティアナ」であることを明かし、クリスティーナはこの名前だけで察する。
・4章終了。ムービーが開始する。
エンディングテーマは1章と同じく「Connecting Happy!」
幕間5
いつもの。今回は
・ぺコリーヌの謎についてヒント。
・ぺコリーヌとキャルとの関係を気遣えというアドバイス
・「陛下」という存在が邪悪で強大な敵であるという話。
・「主人公さえ生きれいれば何とかなる」という謎かけ。
うん、ようやくちょっとだけ話が面白くなってきた。
※るつぼの話
「わたしは嘘をつき、その嘘に自分で署名した! ……名前なしに、どうして生きて行ける? 魂は渡した、名前は返してくれ!」
これ最初呼んだ時本当に衝撃的だった。
これとちょっと違うけど、命を奪うのはいいが笑顔を奪うことだけはできないって悩むキャルちゃんはすごくいいわ……。