日本人はマジメで堅実志向なイメージあるけど
— hiro_tyun (@hiro_tyun) June 20, 2020
実際はものっすごいギャンブラー民族だと思うんよ
個人が興味持つ銘柄をアメリカと比べてみると違いが一目瞭然 pic.twitter.com/zDraWXMYSJ
平均して、米国人は資産の半分近くを投資に回しますが、日本人は資産の20%程度しか投資に回さないにもかかわらず、米国人と同じリターンを求めるので、その20%はかなりのギャンブルをせざるをえないのではないでしょうか。
— 4143 342254 (@4143_342254) June 20, 2020
ちょうど最近「ドラゴン桜2」でそういう話をしていますが、日本人は資産防衛・資産運用に対する教育が精神国の中で最も遅れており、むしろ今でも忌避されている傾向があります。
必要性は理解されつつあるのですが、「そもそも親がよくわかってない」上に「バブルで痛い目を見た」経験があるため、資産運用に対する教育は一向に進まず、それゆえにアフィリエイターやYoutuberがその穴を埋めるというとんでもない状況になっています。
それでも最初の頃はまともなアフィリエイターが活動してることが多いのですが、ある程度こういうネタが人気になるとすぐにアフィカスや「ねずみ講」業者が増えてきます。

- 作者:三田紀房
- 発売日: 2020/06/23
- メディア: Kindle版
仮想通貨バブルの裏側でありとあらゆる詐欺やねずみ講があふれかえっていた
仮想通貨バブルの時の時にありとあらゆる詐欺やイカサマICOが跋扈したのを知っておられる人もいると思います。
計画的な詐欺とまでは言いませんが、はてなの皆さんからすればVALUという事例がなじみ深いかと思います。
ウルフオブウォールストリートで描かれていた「ペニー株投資推奨」を地で行くような事例でしたね。
VALUは一般的な常識でいれば十二分に悪質な仕組みでしたが、
仮想通貨界隈においてはこれでもかなり良心的だったといえば仮想通貨バブルの裏側で行われていた詐欺案件がどれほど悪質だったかわかると思います。
バブル成長の末期~手痛い時期あたりに詐欺案件が急増する理由
「買って持ってれば誰もかれもが儲かる」という時期はそんなに長く続きません。
「レイトマジョリティが参入し始めるころ」になると市場の難易度が非常に高くなります。
こういう時にネットとかを見ていると、
周りで沢山儲けている人がいるのに、自分だけ儲けててないとか損しているという気分になり滅茶苦茶焦ってしまいます。
実際は儲けてると言ってる人のうち7割は見栄やうそつきです。あと損している人は損しているとわざわざいうことは少ないです。
そもそも資産運用は他人と勝負するべきではないので焦る必要なんてどこにもないんです。
でも、焦っちゃうんですよ。
大勢の人がやってるインデックス投資とかなら周りの人もだいたい同じような成績だから焦らなくても済みますが
個別株投資とかFXとか先物とかやってたら、「自分だけがまけてる」という思い込み状態に入ったらそこから先はひたすら負のスパイラルが待っています。
損が重なると自尊心がどんどん削られていき、自分の判断を信じられなくなります。
それならそれで投資をやめればいいのに、投資をやめられなくなり、かといって自信を無くしているから
人一倍安心を求めるようになり、特に根拠もなく強気で言い切って安心感を提供してくれる人にふらふらとついていくことになります。
こうして、世間ではまともな職についていて、仕事ではちゃんと思考力を発揮できている人たちが
冷静な時だったら絶対に引っ掛からないような詐欺師だとか、イケハヤ氏のようなインフルエンサーのあおりにコロッと引っ掛かるのです。
今の日本のように、政情や経済の先行きが怪しく、個々人の先行きに不安が強くなると、ますますねずみ講の被害者は増えます。
アフターコロナ市場でも、そろそろそういう状態が近づいてきていると思います。
私はアフターコロナバブルはこれからだと思っていますが、今初めて3月末からイケイケだった個人が猛烈な不安に襲われる時期が来ていると思っています。
インベストラスト 福永博之氏
— ケミ介 (@chemisuke_sikyo) June 18, 2020
「3月中旬から6月上旬までパラボリックを下回ったのはわずか2日。長期間パラボリックを上回り、直近は買い疲れが起きているか」
「パラボックは低下しており、パラボリックを上回ることができないと、21000を割り込む調整もありうる」 pic.twitter.com/PlLkOUQThL
この時期はやばいと思ったら自分の判断でエイヤで撤退しましょう。 そして次のチャンスを狙いましょう。
長々と書きましたが、「バブル途中の足踏み期」や「バブルが緩やかに崩壊していく過程」の時が一番危険ということだけはよく認識しておきましょう。
ここら辺から、損した人のところにスパムや勧誘が一杯来ますが絶対に信用しないように。
損した人ほど、「投資顧問」の宣伝とか「投資手法」の宣伝は無条件でブロックするくらいでいいと思います。
参考事例1 アルバニアねずみ講
1997年3月に経済破綻を契機としてアルバニア共和国で発生した全国的な大規模暴動を指す。経済破綻の遠因が無限連鎖講(ネズミ講)であった事から「アルバニア宝くじ暴動」、一時的に内戦状態に陥った事から「アルバニアの無政府化」とも呼ばれた。
暴徒による批判の矛先は当時のサリ・ベリシャ政権へと向かい、政府側も暴動に対して警察・軍隊による弾圧を行うなどアルバニアの治安が大きく悪化した。こうした状況に対して自国の在留住民の身辺を案じた国際社会による救出作戦(オペレーション・アルバ、オペレーション・リベレ、オペレーション・シルバーウェイク)が実行された。紛争の長期化でアルバニア難民が発生すると、イタリア・ドイツ・アメリカを主導とした治安回復作戦(オペレーション・サンライズ)が開始された。作戦によって暴動は鎮圧されて治安は回復したが、同年の総選挙でサリ・ベリシャ政権は退陣に追い込まれた
参考事例2 円天
マリオットだと思って会場を見ると、名駅プライムセントラルタワーの貸会議室??
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 19, 2020
行ってみると参加者は11名で、スタッフが数人いました。(私を勧誘した人はスタッフ枠)
会場のスクリーンに映し出されているのは「Jubilee Ace Limited」
ジュビリーエース・・・
続く
・会社は英領ヴァージン諸島にある
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 19, 2020
・ボビー・ローというシンガポール人の大富豪が55億円出資して作った会社
・フォーブスに載ったから信用がある
(インド版のフォーブスに広告記事を出した事があるみたい)
・ISO9001を取得しているから世界的な信用がある
(吹き出しそうになりました)
そのシステムが「AQUA」と言って、単月ではマイナスになった事が一度も無いという凄いシステムとの説明でした。
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 19, 2020
帰りに資料を1000円で売っていたので買いました。
(私以外は買っていなかったみたい)
その資料に載ってるAQUAの凄さ(本当なら)を書いて行きます。
このAQUAは入金した3倍の金額になるまで使用権を保証されているそうです。
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 19, 2020
資料を見ると、この時のセミナーでは一切説明されていなかった「ボーナスプラン」という章があって説明を読むと、バイナリータイプのマルチ商法っぽい印象を受けます。
調べてアドレスを貼りまくろうかと思いましたが、もうファイナルアンサー的な記事があったので、それを貼っておきます。(よくまとめられてます)
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 19, 2020
フォーブスの話を聞いた時、日経新聞に高利回りを謳った商品の全面広告を載せまくっていた平成電電を思い出しました。https://t.co/Ho8X0dL9IS
ドイツ銀にしても円安にしても正しい解釈じゃないですね、日本を落ちぶれさせようと必死に金融緩和を続ける日銀の苦労がまるで分かっとらんわ
— ろんぐて〜る (@rongtail) June 19, 2020
相手がどれくらいの状態になってるのか、相手との関係性、相手の性格によって最良な対応が変わってくるので難しいですね。
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 20, 2020
私は勧誘した子に「感想をツイートする」と伝えて読んで貰いました。その反応を見ると、伝えて良かったのかな、と感じます。
同感です。そういった犯罪に対する罪の重さが軽過ぎますよね。
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 20, 2020
円天の波和二みたいな人が頻繁に出てくるのかな、と思います。https://t.co/isjSdvI9wC
流行っていたら大丈夫という訳じゃないですよ。
— 名古屋の長期投資家(なごちょう) (@Nagoya_Tyouki) June 20, 2020
アルバニアのネズミ講なんて全人口の半分以上がやっていて、凄まじい状況になりましたから。