最後まで見たアニメ作品がそもそも5つしかなく、しかも面白かったとはっきり言えるのは2作品だけ。
完全にオタクとしての末期症状だと思う。オタクとしての感性が死んでしまう、というやつ。
もう最初からよほど面白そうって思った作品とかに絞ってみた方がいいのかな……でもそういうことやり始めると青〇才と変わらんしなあ……。
そこまでやるならもういっそ全部見ないで、終わった後に評価良かったやつを後追いするくらいの方が潔くていいよね。
途中まで見たけど挫折
①『天晴爛漫!』 面白そうだっただったけど3話の壁を越えられず。
②彼女、お借りします 主人公の不快指数がめちゃくちゃ高くて挫折。これ原作読んでないときつすぎる。アニメ部分だけなら今期最低の作品だと思う。
③Great Pretenders Netflixはやっぱり一気に見ないとだめだな……。
④とある科学の超電磁砲T まぁなんというか、いい加減古いよね……。
⑤ド級編隊エグゼロス 「健全ロボダイミダラー」は最後まで見たんだけどなー。キャラ増やしすぎてブレブレなの良くないと思う。
⑥日本沈没2020 これもNetflix。問題作云々の前に普通に眠たい。改めて時間取ってみようかな……
⑦ノー・ガンズ・ライフ 1期をちゃんと見てなかったのでダメでした。面白そうだとは思った
⑧ピーター・グリルと賢者の時間 サブブログで書いた通りこれ面白い作品だとは思うけどアニメで観るほどではない。
⑨HERO MASK これもNetflix。 Netflix相性悪すぎですわまじで……。
⑩魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 2話で飽きた。
⑪やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 AmazonPrime。なぜか1話からついていけなかった。全く見てない。ニコニコでやってほしかった。
⑫Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ) 3話で飽きた。
最後まで見た(見るであろう作品)
①ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
豪華スタッフと豪華演出でやってることは「スマホ太郎」とあまり変わらないという困惑しかない作品。
とにかくいろんな演出が終わっていて、特にユージオの濫用がひどすぎて完全にギャグアニメになってしまった。
アニメ最終話で終わりではなく「知性化戦争」的な展開に続くらしいけど、さすがにもうアニメ続編は作る気なさそうだよな……。
②放課後ていぼう日誌
健全なLO(表紙のイメージに近いことから)という、いいんだか悪いんだかな認識で楽しめたアニメ。オープニングもエンディングも良かった。とくにエンディング。釣りというテーマらしく非常にまったりとした空気の中で表情豊かな主人公が試行錯誤しながら釣りを楽しめるようになっていく話。最後に自力でキスを釣れるようになる回はぐっと来るものがありました。
ただおなじようなゆるアニメだけど「ゆるキャン△」のような気持にはならなかった。なんでだろうね。やっぱしなでしこはすげえや、、、
③宇崎ちゃんは遊びたい
よくできてたと思う。声もよくあってた。原作の良さを丁寧に活かそうとした作品。逆にいうと優等生すぎてあまり印象に残らず。商業的な意味はともかくとして、アニメ視聴者としては「アニメ化する意味あった?」って感じるくらい原作に忠実だった。
最後まで見たし面白かった
①デカダンス
今期No1作品。正直ちゃんと理解できているか自信がないので
単体で作品を語るためにはもう一回見直さないといけない奴だと思うけれど理解云々ではなく、「見ていて気持ち良い」。
「キルラキル」のように快感中枢をダイレクトに刺激してくれる作品だったと思う。
正直半年もしたら内容はすっかり忘れていると思うけれど「気持ちよかった」という思いでは残る。そんな作品。
ちなみに、1話からしっかり仕掛けがあり、中盤でもどんでん返しがあるなどちゃんと見たらストーリーとしても面白いと思う。
②Re:ゼロから始める異世界生活 第2期
相変わらずスバルはじめ声優の演技が全体的にキーキーやかましくてうざい。キャラデザも嫌いだし、立ち居振る舞いも嫌い。
キャラクターとしてはユリウスやヴィルヘルムくらいしか好きなキャラがいない作品だ。
この作品のキャラのおかげで異世界カルテットが全く楽しめなかったくらいにキャラは嫌い。
キャラアニメとしては好きな要素がほぼ皆無に近い作品ではある。
でも、そういう嫌いな要素を差し引いてでも面白いと思う。
この作品の面白さは、スバルという小人物にして精神のイカれた人間が
人ならざる者に翻弄され、その中で非力な人間であることを捨てずに立ち向かうところだ。
その過程で本当にひどい目に合うのだが、誰も好きなキャラがいないので心置きなく楽しめる。
一方で人間同士での小競り合いはつまらない。
王位継承争いのシーンとかはただただつまらないだけで不愉快だった。
その点、今回はエキドナをはじめとした「魔女」たちの存在のおかげでとても面白いシーズンになっている。
この魔女たち見てると、「うみねこのなく頃に」の下世話な六角島愛好家や搾精研究所の頭のイカれた同人誌の「無限射精拷問」を思い出す。
特にエキドナはこの作品の楽しみ方そのものを具現化したようなキャラクターである。
「I wanna be the guy」を自分でプレイせずに実況プレイ動画で見る感覚。鉄骨綱渡りを安全件で観るような楽しみ方。
「ドキドキ文芸部」で他のキャラクタのパラメーター設定をいじくりまわすことに何の罪悪感も感じないでむしろそれを嬉々として楽しむ感覚。
「スバルには最終的には幸せになってほしいとは思っているが、その過程ではむしろどんどん苦しんでほしい。その方が物語として面白いから」という、視聴者の本音をむき出しにしている感覚だ。私と同じ楽しみ方をしている立ち位置の視聴者をメタ化したような存在だ。
こんなにわかりやすくこの作品の楽しみ方をメタ化して読者に差し出すなんていくらなんでも親切すぎやしませんかと心配になるが、割とこの露骨にメタ的な立ち位置の存在について、視聴者はすんなりとキャラクターとして受け入れているのだからこれでいいのだろう。
特に第二の試練の悪趣味さはエロゲ大好き人間としてものすごく好みだった。ラノベやアニメキャラのこの異常なまでのポップな感じや日常描写の白々しさに感じる不快感はこの悪趣味な展開や描写を地上波で楽しませてもらえる対価としては十分割に合う。
そういう意味で屈折しているかもしれないが、トータルとしては私はこの作品はとても好きだったりする。