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マンガとアリスソフトのゲームが好きな兼業投資家の日記です

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2018年2月に「ランス10」によって30年続いたランスシリーズが完結したように、2020年12月24日に「天ノ少女」によって15年続いた一つのシリーズが完結するという話

私がエロゲブランドではアリスソフトがダントツで好きなのですが、他に好きなブランドというと「ニトロプラス」「liarsoft」「littlewitch(すでに解散済み)」「InnocentGrey」の4つが主力として挙げられます(最近はここに「qruppo」が加わった感じ)。実際にプレイしてるゲームの本数もアリスソフト以外ではこれらの4つが多いです。


そんな好きなブランドであるInnocent Greyですが「8年ぶり」のシリーズ新作である「天ノ少女(カラノショウジョ)」が12月24日に発売されます。

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※12月11日から体験版のダウンロードが始まったので興味ある人はプレイしてみてください。



シリーズ一作目である「殻ノ少女」が発売されたのは2008年でした。世界設定を同じくする「カルタグラ」の発売からは2005年ということでこちらも15年続いた長いシリーズがようやく終わるんだなって感慨がありますね……。

そういえば、1997年から続いたbaldrシリーズも2017年10月27日に発売された最終章「Baldr Bringer」によって20年にわたるシリーズに終止符が打たれました

いろんなものが終わっていくんやなぁ……って気持ちになってます。



以上、記事の本題終わり。 正直言って、過去作品やってない人にいきなりこの作品お勧めしても困るだろうし、過去にプレイした人への呼びかけくらいですね。




と言っても過去作やってた人も昔過ぎて思い出せない人いるだろうから、「カラノショウジョシリーズ」について簡単に振り返ってみようと思います。



第一作の「殻ノ少女」は「京極堂」シリーズの「魍魎の匣」と「絡新婦の理」を組み合わせた設定が話題になった

一作目は私立探偵の「時坂玲人」が東京で起きた女学生と連続失踪の謎を追う途中に運命の少女「朽木冬子」と出会い、運命を狂わされていく話である。

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・メインヒロインは魍魎の匣から

・第一の連続殺人事件の被害者や犯人は絡新婦の理から。

・第二の連続殺人事件の被害者や犯人は魍魎の匣から

・物語の元凶は二人おりそれぞれ魍魎の匣と絡新婦の理から。

・そして結末は魍魎の匣から。

という形で両者の要素を巧みに組み合わせた物語になっている。

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もちろん単に組み合わせただけではなく、ここから物語はオリジナルの展開を見せていく。


第二作目である「虚ノ少女」では一作目で行方不明になったメインヒロインと彼女が残したものの行方が語られる

二作目は、最初北陸にある人形村という村で育った「雛神理人」という人間が主人公でありそこから一作目の主人公「時坂玲人」の話へと接続するとう構成になっている。

こちらでも京極堂シリーズの影響が随所にみられる。

過去編では「狂骨の夢」のとりかえばや要素が出てくるし

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現代編での連続殺人犯の行動原理は「姑獲鳥の夏」が強く意識されている。

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天恵会についての教団の乗っ取りについての話は「鉄鼠の檻」にもつうじるところがある。
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ただし二作目についてはあくまで枝葉末節の部分を京極シリーズから借りているという感じで本質的な部分を換骨奪胎して作成された「殻ノ少女」とは大きく異なる。

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第三作目では、一作目と二作目の二人の物語がつながり、それぞれの道筋から「とあるもの」を追いかける物語になっている。

天恵会をめぐる事件が一応の解決をして数日後、獄中にあった画家・間宮心像が死去した。
時坂玲人は旧知の学芸員マリス・ステラと共に、間宮心像の遺品の整理へ赴く。そこにあったのは腕のない片翼の天使を描いた未発表作だった。
因縁のある『殻ノ少女』にも通じる、美しさと禍々しさの入り交じったその絵は『天罰』と名付けられた。
それからさらに数日後、『天罰』の天使と同じように装飾された女性の死体が発見された。彼女はかつて真崎智之と同じ職場に勤めていた人物だった。

『殻ノ少女』から始まり、『天罰』へと紡がれていく絡み合った偏執を断ち切ることができるのは、たった一人の小さな少女の存在なのかもしれない。

その愛〈パラノイア〉は紡ぐ、太陽と、すべての星々を――

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第一作、第二作はあくまでこの作品へつながる「前日譚」であり、本作が待ちに待った本編ということになる。

そういうわけで、三作目からやっても理解できないということはないとは思う。

ただ、前二作品の積み上げ効果は非常に大きいため、興味がある人はぜひ三作品全部プレイしてほしいところ。


と言っても難しいのはよくわかってるので、前二作品をやったことがある人で8年間待ちきれずにもうエロゲから遠ざかった人たちに、
もう引退したかもしれないけれど、この作品だけはプレイしようぜ!って呼び掛ける。



この記事は、そんな気持ちで書いてます。



私自身はこの作品のおかげであれほど苦手意識があった京極堂作品を読むきっかけになったのですごく感謝してます。