頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「プペルが面白いかどうか?を議論するのは、アムウェイの洗剤の品質がどれくらいいいのか?を議論するのと同じくらい意味がない行為になってしまった」

今後のプペルの評価は「金持ち父さん貧乏父さん」や「CASHFLOWゲーム」などと同じです。

どれだけ映像作品としてよかろうが悪くあろうが「西野さんのビジネスにつなげるための入り口なんだな」「プロパガンダ作品だな」ということになってしまう。

だってやってることが箕輪研究室と同じだもん。

しかも箕輪ですら、そういうインチキ嵩上げはビジネス書・自己啓発書の分野に留めるという節度があった。自己啓発書なら良くはないけどまだ見逃すことはできた。だいたい同じようなことはみんなやってるから。


でも、エンタメの世界でそれをやろうとするなら外来種の害虫として駆除対象になってもおかしくない。今回西野がやったのはそういうことです。




こうなると、今後プペルに限らず西野の作品を純粋な作品として評価することはもはや不可能。

その作品の感想を書いたりほめようものなら「その手の人間が」群がってくるリスクがある。実際、もし私が情報商材販売やネットワークビジネスなどをやる人間なら、間違いなくまずプペルに心酔している人間をターゲットにしますね。


これを考えればもはやおさわり厳禁でしょう。マスメディア側も、トラブルにつながりそうなきな臭いにおいがでてくるので今迄みたいに手放しでこの作品の拡散や賞賛をすることが難しくなってくると思います。


もう西野はひきかえせるラインを超えました。
今後たとえ正道に戻ろうとしても必ずこの件は蒸し返されます。今後はヴェルディのスポンサーの宗教団体みたいな立ち位置になっていくと思います。今後もそういう意識高めのウェットな人たちの間で菌糸のように増殖はしていくでしょうが表の世界ではもはや評価しがたいものになってしまいました。
「ディズニーを超える」みたいな道は完全に途絶えたと思ってよいのではないでしょうか。

まあ日本の芸能界はガクトがお咎めなしのガバガバクソなのでこれでもなんとかなるのかもしれませんが、だとすれば芸能界ごと滅びたほうがいいと思います。



エンタメ作品として一生懸命映像を制作されていたスタッフの皆さんは本当に気の毒だと思いますが、色眼鏡で見られることは絶対に避けられません。
はっきり言って「西野さんは信者があまりにもチョロすぎるのでやりすぎた」ことの代償です。


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売れることはもちろん大切だけれど、いくら売れると言ってもやりすぎると一番大切なものを失うよ、という寓話のようなお話です。
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プペルの作中の寓話よりもプペルの外部事情の方が寓話として面白いってのは皮肉な話ですね……。





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ちなみに、代理店販売方式自体が悪いわけではないし、プペルのチケット販売はマルチレベルではなくシングル代理店契約です(斎藤一人さんと同じ形式)

ただ、マルチじゃなければいいのかというとそうではなく、

西野さんが今回採用したプペルの代理販売店の仕組みには欠陥があるという指摘がされていますね。

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今回の代理販売の権利はチケットが1500円、シナリオ台本が1480円。西野さんのオンラインサロンに参加してる人はこれらをセット購入した場合、購入価格に金額を上乗せして販売していい。という仕組みです
この仕組みの欠陥ポイントは、『素人』に仕入れ値を払わせ、仕入れた商品を販売できる権利をあたえる仕組にしたことです。
このような苦しむ人が現れるような欠陥のある仕組を採用したのは、結果を急ぎすぎてるのではないかと考えます。

対談の最後のほうで、鴨頭さんと西野さんが協力してプペルを広める話になり、その際に鴨頭さんが「ひとりに何枚もチケットを買わせればいい」みたいな話をしていたと思います。これをきいて「ん?」とは思っていたのですが、まさか本当にその案が採用されるとは思いませんでした。



売り方がひどかったせいで、もはやプペルの作品が良いか悪いかの評価には全く意味がなくなってしまった

「こういう売り方をする映画を肯定するかどうか」の問題の方が作品の良しあしよりはるかにウェイトが大きくなってしまいました。


当然ですが、私は見に行くつもりは全くなくなりました。


というか、私は絵本についても、私はとある人から「余ってるから」という理由でただでもらいました(なお、一度読んだあとすぐにブックオフに流しました)。

絵本、すごくたくさん売れたそうですが、絵本の段階からサロン生に対して同じような売り方をさせていたのかな?というのが気になります。




ひとりが大量にチケット購入をして、購入した人が在庫を抱えたままで苦しんで、そんな状態でディズニーの売り上げを超えても本当に心の底から喜べるのでしょうか?

正直今回の件、損をしている人はほとんどいないと思います。

そもそも私は西野さんのオンラインサロンに属してる人がどうなろうが自業自得じゃね?と醒めた気持ちでいます。

私自身は、この人たちが救済される必要性などまったくないなと思っています。

だからこそ、批判が少ない今の段階であえてこの段階で救済して、次からは違うやり方を試すっていうメッセージを発信した方が

西野さんの株が上がってよろしいのではないかと思います。

いったいどうするんでしょうかね。意外と、この売り方でだいぶ数日作っちゃってたりするのかな…。


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