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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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家庭内性教育の話④ 学校の性教育だけに頼っている現状では約1/3の男子が性嫌悪になっているという現実

今までは導入部分というか総論だったのでガッツリ紹介してきましたが、
今回からは各論に入るし、さすがに全部紹介するのはよろしくないので要点部分だけピックアップしていきます。



この本は一貫して性教育というものについて
①「安全・衛生」を優先度として上に置き、
②次に「自尊心・自己肯定」
③最後にいわゆる「性行為」関係という順番で説明しています。


なので、③に抵抗がある人でも①と②部分はちゃんと見ていくと良いと思います。


第7話 男の子の性の悩みについて

まず最初に、性の悩みを家族に相談できなくて悩んでいる子供は男子の側にもかなり多い、ということは統計として知っておいたほうが良いと思う。

wotopi.jp

女性の性に比べ男性の性は大雑把に扱われがちだ。「放っておいても男は勝手に学ぶ」「男だから大丈夫」「男は性被害に遭わない」――。
だが、本当にそうだろうか。子どもの悩み相談電話にかかってくる性に関する相談は、圧倒的に男子児童・生徒からが多い

さらに、射精そのものに対して否定的な感情を持つ男子生徒が3割にも及ぶことが調査結果として示されています。*1



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この辺りは思春期になってから相談されるようにするのは相当難しいし、学校でも全く教育してもらえない範囲であるため家庭内教育が非常に重要。

特に「衛生面について教えられるようになっておきたい。3歳くらいから、包茎部分について自分で洗えるようになっておくよう教育したい」のだとか。
もちろん、これは男親がやるのが望ましいと。

……うーーん?? なんか言い切られてるけどほんとなのか? 

プライベート・パーツの話と絡むのだけれど、性器の話なんか一番デリケートな部分なので親とはいえ踏み込むのはどうなんだと思うけれど……。
とはいえ、少なくとも知識や考え方について親がいくつかの点を知っておくことは非常に重要かなとは思う。

自分の子供に説明するかどうかは、ちゃんと本を読んで親が判断してほしいかな。



とても大事な指摘として、親だけではどう対処していいかわからないときに軽く扱わずに皮膚科・小児科・泌尿器科などに相談するという選択肢を持っておくとよいらしいということ。

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特に男親はこの点非常に軽視しがちだけど(私もそうだねw)、子供の頃は結構危ないらしい。



第8話  射精についての説明

これについてですが、メカニズムについては「はたらく細胞BLACK」ですごくわかりやすく説明されています。

www.nicovideo.jp

今後は一緒にこのマンガ読ませてあげればいいと思います。
以前も紹介しましたが、健康により直結する情報が多いので個人的には「はたらく細胞」本編よりもこっちの方が面白いです。本当に各学校においてほしい。


というわけで、メカニズム自体を説明することはあまり負担でなくなったと思います。

後は伝えるタイミングと伝えるニュアンスですね。

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精液を「汚い」と感じる子供が多く、特に母親もそう思っている場合は二重に嫌悪感を感じるようになるらしいのでこの点が注意。

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「精液自体は全く汚いものではないし、おしっこと混ざることもない」ということを親自身が理解して伝えられるようになることが必要なのだとか。(と言われても自分でこれ飲めるかといわれると無理…)

精液は、その3割程度が前立腺の分泌液(前立腺液)で、残りの7割程度が精嚢からの分泌液(精嚢分泌液)で、これらの混合物の中に精子が懸濁している状態である。

・精嚢からの分泌液には果糖が多く含まれていて、細胞内部に栄養源をもたない精子の鞭毛運動を起こすエネルギー源に用いられる。精嚢の分泌液と合わさることで精子は初めてその鞭毛を動かして泳ぎ続けることが出来る。

・前立腺液にはクエン酸が多く含まれ、pHを弱アルカリ性に維持し、精子の生存を助ける

・これ以外にも、精液からは多くの物質が分離、精製されており、精液の成分として知られている。例えば、前立腺液には多くの種類のタンパク質分解酵素(セリンプロテアーゼ)が含まれている。これは、精液をさらさらの液体にしたり、精子の細胞表面や女性生殖器内の物質に作用し、受精を起こりやすくするのにも役立っていると考えられている。


最後に、性器そのものに対して汚いイメージをつけないよう普段から親が気を付けて上げるとよいらしいです……ってかなり難しいと思うけどなー。
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何にせよ、悲惨な失敗例としての私としては、男の子の性教育は本当に家庭でちゃんとやった方がいいと断言したいし、一度この本読みながら真剣に考えてほしいですお願いします。

*1:※余談ですが、私は高校まで性行為に関する知識を完全にシャットアウトされすぎて、性行為への恐怖が強すぎるあまり最初に交際した女性といざ行為に及ぼうとしたときマジで勃たなくなり大失敗し、それ以来セックス恐怖症になりました