「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」と入れ替わりで「優駿たちの蹄跡」の内容をまとめていきます。
1話ごとに名馬のエピソードが8話~9話収録されており、おろそかにできないので1巻ずつ紹介していきます。
今回は1巻です。

- 作者:やまさき 拓味
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
第一話 悲運の貴公子・テンポイント
第22回有馬記念。トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス。
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きちんとクモワカ→ワカクモ→テンポイントの流れについても語られている。
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第3話 太陽の王子・モンテプリンス
無冠のプリンスとホウヨウボーイが、直線300mのデッドヒート。
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24戦7勝。種牡馬としては良い成績を残せず廃用になるところを東大農学部が引き取る
第4話 故郷へのパスポート・テイタニヤ
母・ダイニトモコに捨てられた娘。生まれた時から一度も乳を与えられず見向きもされなかった。
しかし36回桜花賞・37回オークスを制覇し2冠牝馬となった。
残念ながら動画はないのでどういう馬だったかはわからない。
第5話 気まぐれジョージ・エリモジョージ
稀代の天才・福永洋一をして扱いかねると言われた迷馬。10回の勝利がありながら1番人気での勝利は2回しかなかった。
第73回 天皇賞
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前年度にえりも牧場で火災が発生し、エリモジョージともう一等を残して他の馬はすべて焼死。その無念を晴らすように勝利する。
このときの実況もユーセイトップランやオレハマッテルゼの時のように特殊なものだった。
第6話 田原成貴がトウカイテイオーに乗れたわけ・トウカイマーベラス
ちなみに、この話でトウカイテイオーの有馬記念実況もあるが、「トウカイテイオーが来た!」連呼が忠実に見開きで再現されておりかなりグッときました。
第7話 永遠のスーパーホース・ハイセイコーの20年後
16戦7勝。皐月賞こそ勝ったものの、ダービーは3着、菊花賞は2着、引退レースの有馬記念も2着だった。
しかし、有馬記念では2着だったのに優勝したタニノチカラを差し置いて引退ライブをやったのでタニノチカラ陣営はガチギレしたという。
「さらばハイセイコー」のCDは50万枚以上の大ヒットになったというからこの頃のハイセイコー人気は本当に今では考えられないような国民的ムーブだったんやなと。
第8話 御鈴・ミホノブルボン
・ミホノブルボンの最終レース菊花賞前に、調教師戸山の家に泥棒が入り、戸山が過去に獲得したすべての優勝メダルを盗んでいった。
最終的には犯人は逮捕され戻ってきたらしい。戸山の死後、妻は優勝メダルを溶かして御鈴を作り、富山を弔ったという。
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8戦7勝。ライスシャワーに敗れた菊花賞が最後のレースになってしまったことが残念。