ウマ娘以降ほとんどアニメを見ることができなくなってしまってました。
前期は「シャドーハウス」以外結局何もみませんでした。
「ゾンビランドサガリベンジ」も挫折。
前作はあんなに1話1話を楽しみにしてたのに今回はいつの間にか見なくなっちゃった。
どうしても「ウマ娘」と比べるとものたりん……って感覚がずっとありました。
ウマ娘アニメをリアタイで見る体験があまりに楽しすぎた
作品の良しあしの話はしてません。
ぶっちゃけウマ娘は本編アニメだけ見たらそこまで突出した作品ではないと思ってます
(というか2期の13話は冷静になってみると「現実がこうだった」から許されるけど脚本としては微妙じゃないっすかね)
ただ「アニメを見る体験」として考えた時、ウマ娘は本当に本当に楽しかった。
競馬を知らなかった私にとって、ウマ娘アニメは
・「元ネタを知る」
・「本編アニメ展開を予想する」
・「本編アニメを味わう」
・「解説を見ながらさ振り返る」
・「さらに自分で掘り下げて自分なりに語ってみる」
という感じで一粒で何度も美味しい作品でした。
さらにいえば、「アニメでみんなが盛り上がっている」という感覚も久々に味あわせてくれました。
そういえば、自分が初めてまともにリアルタイムで追いかけた見たアニメは「AngelBeats!」でした。
「AB!」は今からしたら「何が面白かったんだ?」ってなるような作品かもしれません。
でも当時は「みんなと一緒にアニメを見るという体験」がその楽しさを何倍にも引き上げてくれました。
漫画を一人で読むのと違って、アニメを見ることの楽しみは何かと考えた時に
「ワイワイみんなでもりあがっていると感じられること」はもの凄く大事なものだったように思います。
そんな久しく忘れていた感覚を、ウマ娘が思い出させてくれた。
「多くの人間が同じものを見て一斉に盛り上がる」感覚はほんとに久しぶりで楽しかった。
評論家ではないただの一オタクとして考えると、
作品の良しあしだけではない「アニメを見る体験」として考えると、
やはり「シン・エヴァ」や「ウマ娘」は凄い作品だったなと今更ながら思います。
自分はそうならんかったけど、若い世代の人とかだと
ラブライブ!とかFGOのアニメとかで同じような感覚になってる人もいたんだろうな……。
今期アニメはとりあえず「かげきしょうじょ」中心に見ます
と、それはいいんですが、この「作品の面白さが何倍にもブーストされる感覚」を感じてしまうと、
しばらく他のアニメ作品を見ても「物足りない」という感覚を覚えてしまっていました。
冒頭で述べたように前期はほんとに全然アニメ見ても楽しめなかった。
私もうオタクとして死んだ?くらいの危機感を感じるほどでした。
代わりに延々と逆転裁判をやってましたね…
まぁさすがにウマ娘アニメをリアタイで楽しんでた感覚も少し薄れてきたので
今期はまたアニメをちまちまと見ていこうと思います。
原作なしのオリジナルアニメはまだちょっと厳しいので
原作が大好きな「かげきしょうじょ」をみながらリハビリしていこう。
「宝塚版ウマ娘」みたいなもんなので絶対見ます。
漫画原作もすごく楽しいから、アニメでも漫画でもいいのでみんなも一緒に見ようぜ!