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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「1話とか1巻だけ読めばこのマンガを評価するに十分でしょ」という意見について

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とりあえず一巻読んでみて、ああクロエの流儀系の作品ね。って読むのやめたものです。

この記事を読む限り、僕みたいな人たちがこの作品をポリコレ作品(作者の男性や男社会への不満を登場人物に代弁させ、それを正しいものとして描写する)として評価してることへの誤解は少なくとも3巻まで、あるいはちゃんと全巻読まないと解けないものではないでしょうか?

この作品は一巻を読んだ段階では、ポリコレアフロとバカにされるだけはあるような作品だと思いますし、それに関してはこの記事で否定できてないと思います。

ただ漫画の感想を言うにあたってとりあえず一巻読むことは、作者の狙いやキャラクターの本質を判断し評価するために読む分量としては充分だと思います。
単行本丸々一巻使っても伝わないものなんて、作者の描写不足や説明不足あるいは実力不足によるところが大きいのではないでしょうか?

あなたがこの作品をポリコレアフロとかと言ってる人たちに、バカに見つかった状態だとか、読解力が足りないからそういった感想や印象抱くのだ。みたいなことを書いてるのをみて正直腹が立ったのでコメントしました。

長文失礼しました。

こういうコメントもらったので簡単に返答しておきます。



どういう読み方をするかは個人の自由なのでそれを上から評価しようとした点についてはごめんなさい

まずはじめに。

これについては「ごめんなさい」としか言いようがないです。

あなたがこの作品をポリコレアフロとかと言ってる人たちに、
バカに見つかった状態だとか、読解力が足りないからそういった感想や印象抱くのだ。みたいなことを書いてるのをみて正直腹が立ったのでコメントしました。

たしかに、どう読むかは読者の自由なので

・他の人がちゃんと読めてないとか
・こういう読み方をするのは馬鹿だとか

そういう物言いはだめですよね。どう考えても余計なお世話であり、明らかに自分が調子に乗り過ぎだと思います。

その点は申し訳ないと思います。あまりこういうことはしないようにしたいです。


ただし「とりあえず一巻読むことは、作者の狙いやキャラクターの本質を判断し評価するために読む分量としては充分だと思います。」について、貴方がそう思うのは構いませんが私は同意しません。

その上で、ますが、あくまで個人的な主義の話としては「1巻読めば十分」という主張は同意しません。

とりあえず一巻読むことは、作者の狙いやキャラクターの本質を判断し評価するために読む分量としては充分だと思います。
単行本丸々一巻使っても伝わないものなんて、作者の描写不足や説明不足あるいは実力不足によるところが大きいのではないでしょうか?

私はどんなクソな作品でも、「最後まで読んでない作品については読んだ時点までの評価しかできない」と思ってるからです。

例えば私は「幸色のワンルーム」については2巻まで読んだときにボロカスにけなしましたが、その後ちゃんと最新刊まで読んでます。 

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1巻で読むのをやめたのであれば「1巻の時点ではこういう評価だ」と言えばいいのであって、その時点で作品の本質を理解できるとまでうぬぼれることはできません。

例えば私は「鬼滅の刃」については6巻時点でも「そこそこ」としか評価してませんでした。

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無限列車編で評価爆アガリしましたが、その後の展開ではまたダルく感じて一度挫折し、16巻以降から再び楽しみ始めました。

逆に、「呪術廻戦」は第一話の時点でこれはすげええええ!って絶賛してましたが最近は全然面白くないと思ってます。



結局、作品の評価なんて全部読んでみないとわからないというのが私の考えです。



なので、「褒める」方はある程度安易に行いますが「批判する」方は「あくまで読んだ範囲で」ということを忘れないようにしたいと思ってます。



「1話とか1巻まで読んで感想を述べている人の感想」は「1話とか1巻まで読んだ上での感想」でしかないです。 

小泉進次郎はバカにされがちですが、少なくとも1=1と言ってるわけで情報量は増えてませんが間違いではないです。 

小泉進次郎をバカにするのであれば、0.3=1というような真似は控えたいじゃないですか。




なので、1巻まで読んでつまらないと判断して読むのをやめるのは自由です。

全部読まなきゃ感想を語っちゃいけないなんて言うつもりもありません。

でも、特に批判的な内容を書くのであれば、それは「ちゃんと自分が読んだ範囲がどこまでか」「自分が語りえる範囲はどこまでなのか」はしっかり自覚しておきたいかなと。

それ以降の内容を含んだ作品全体について言及するのはあまりよくないんじゃないでしょうか。




まぁそれでも、1巻どころか1話を読んだ時点でこれは凄いって思わせれくれる作品読みたいですよね。


そんな人におススメなのは「乙女怪獣キャラメリゼ」です。

この作品、個人的には「怪人8号」とか「ダンダダン」と同じくらい評価されてほしいと思ってる作品なので、みんなもっと読んでほしい。

al.dmm.com

以上唐突に宣伝でした。




とはいえ、このコメントをくださった人はちゃんと1巻読んでいるのでめちゃくちゃ良心的だと思います。はてなブックマークユーザーと比べたら100倍マシ。

当時はピンフスキーさんの煽りで1ページとか2ページだけの切り抜きしか読まずにその作品を揶揄する馬鹿ツイッタラーがめちゃくちゃ多かったのでちょっとイラっとしててました。

つまりピンフスキーさんがすべて悪いんだよ()

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私はこの件に限らず「殴りやすいところだけチェリーピッキングして殴る」ということをする人間が大嫌いだし軽蔑しています。

はてなブックマークはまともな人が8割だとしてもそういう軽蔑に値する人間が2割くらいと異常に多すぎてうんざりしたのでもうコメント欄を閉鎖しました。

そういう人と比べたらこのコメントをくれた人は、ものすごくまともでなんだか安心します。



私がこういう考え方をしてるのは、もともとは「連載タイプ」のマンガよりも「フルパッケージタイプ」のエロゲが好きだったからかもしれない

例えば、Ever17っていうゲームがあるんですけど、このゲームは途中までクッソつまらないんですよ。
まじでテキストがくっそだるくて拷問と思えるレベル。 展開も遅々として進まず立ち絵もバランスが悪いなど本当にひどいゲームでした。

でも、最後までプレイしたら「このゲームやってよかった」「前半の展開はそういう意味があったのか」ってなるような作品でした。

al.dmm.com

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「途中の展開は全然面白くなかったのに最後までやったら神ゲーだった」みたいな経験がなんどかあったので最後までやらないとわからんことは結構あるなと。

なので、序盤で自分にあわなくてダメだった場合は「ここまでの時点ではこういう理由でダメだった」という書き方にとどめるようにしてます。


どうでもいいんですが、Ever17はなんでDMMのゲーム遊び放題に一度登録した後また消えたんですか? こういうことされるとGAME遊び放題使う気なくすんですけど。

prtimes.jp

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とある誰かさんのように「1巻まで読めばわかる」とか豪語してる人に限って感想語らせてみたらとんでもない理解をしていることがしょっちゅうあるってのを見てきたことも、私が1巻を読んだ程度で安易に作品を見切ったつもりになっちゃいかんなと思う理由の一つですね。

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alphabate.hatenablog.com

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セルフまとめはないみたいですが、彼のトンデモ感想の中でも「とある魔術の禁書目録」の感想はとびぬけて的外れで面白かったので、ぜひ一度セルフまとめを作ってみてほしかった。