あくまで個人のファーストインプレッションです。感覚的なものなのであまり根拠とかはないです。異論は認めるというか、特に自分が正しいとも思ってませんので反論もいりません。
https://logmi.jp/business/articles/326289
これを良いと取るか悪いと取るかは難しいが
他の国と明らかにトーンが違ったと思う。
ウクライナが親日国であるのは事実だろうし何一つ嘘はいってないと思う。実際、あまり報道されてなかった印象があるが岸田さんはウクライナについて軍事面以外の要素ではかなり積極的に協力姿勢を示してきた。そのことについてほんとに感謝されてる可能性もあるとは思う。
ただ、個人的にはこのせっぱつまっている状況で演説をする機会をもらってこんなふわっとしたことしか言うことがなかったとは思えなかった。
もしゼレンスキー氏が日本にもっと期待していることや日本にしてほしいことがあったらここまで穏やかな語り方をしただろうか。
他の国には、追加で、具体的な要求を出していた。それを催促するために刺激的な話題も出した。でも日本だけそれがなかった。今やってることを続けてくれればいいというくらいだ。
なんだか、日本だけは、「ウクライナのほうがずっと大変なのに」気を遣われたようにすら感じてしまった。「私達は何をすればいいですか?」に対して「ありがとう。もう十分だよ。君たちにはそれ以上できることないよね」と返されたような気持ちになった。
※ここからはさらに妄想度が高くなるので注意。
どのタイミングかはわからない。もしかしたら米国演説のあとの日本国内の反応とかを見たせいかもしれない。とにかく、ゼレンスキーは日本に対してはこれ以上期待することをやめたのではないかとなんとなく感じてしまった。
今回の米国での演説における真珠湾発言に関する日本の一部の人の反応とか、演説内容について介入しようとしていた一部議員の動きを見てたら、まあ「コイツラは批判に耐えられない子供だからヨシヨシするしかないな」って思われてても不思議ではないと思う。
繰り返しになりますが、冒頭でも述べたようにただの根拠のない妄想です。とにかく日本は逆に、何も言われなかったので何ができるかは自分で考えて決めなければいけなくなったことは確かだと思います。
よしきには政治がわからぬ。。。
無知なよしきは、こんなどうでもいい妄想を書いてる暇があったら、もうちょっとちゃんと情報と向き合うべきだと思った。
これはゼレンスキーの話があいまいで焦点がぼけているのではなく、日本という国、社会が中核的で倫理的な関心というものをもたない(と分析した)ため、これまで彼が演説してきた「そういったものが社会にある国」に対する話とは異なるアプローチを採っているということなのでは…………
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2022年3月23日
戦争以前からみてきたゼレンスキーと現在についてどう考えるかはまた別として、「日本という国」への最適化はかなりのものだったのでは。まるで日本の国会議員のしゃべり方みたいなテクストだった。あと、日本は鉄火場ではなくそのあとに力を発揮する国、という認識が差し込まれていてそこも正確で驚く
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2022年3月23日
どうも唸ってしまうのは、ロシアのことを「徳の小さな国」といっていたけれども、「(欧州的な)中核的な倫理的関心をもたない」国なので語りかけ方を変えた、ということと「鉄火場より復興と戦後新秩序の建設に力を」というのとがリンクしているということ。
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2022年3月23日
「曖昧な国・日本」を(少なくともこの中では)否定的に捉えず、重要ではあるが時には暴力(戦争含む)を導く事もある「中核的な倫理的関心」から(バルト的な意味でも)遠い、故に欧州的暴力とも遠い(ですよね?)という捉え方をし、ロシアと対置する事でそれを「徳」と捉えるという文脈を形成してる
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2022年3月23日
この日本観は議論を呼ぶものだと思うが、第二次大戦と20世紀を独自の仕方で経て(憲法のセッティングや、国際的・地域的安全保障へのコミットのあり方も含め)今こうなっている、という国の建て付けを最大限尊重したものになっている、少なくともそうしようとしたテクストにはなっていると思う。
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2022年3月23日
現代の日本に「徳」があるかどうかはそれ自体議論の余地があるけれども、欧州的な「中核的倫理」を(理由はどうあれ)振るわずに状況に調和的にコミットする、という事そのものは「徳」といえるのではないか?という見方は現代思想史的にも筋は通ってると思う。これ書いたスピーチライターは何者なんだ
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2022年3月23日
なるほどこういう見方もあるか。参考になる。