頭の上にミカンをのせる

実を言うとこのブログはもうだめです。こんなこと言ってごめんね。でも本当です。少しだけ間をおいて終わりがきます。

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すき家でワンオペが原因の死亡案件が再び……というニュースについて思うこと

www.dailyshincho.jp

亡くなった17日の前日の22時に出勤し、2人体制で勤務。7時間働いた後、翌17日5時に同僚が帰り、そこから続けて朝の9時までの予定で、シフト通りの「ワンオペ」勤務に入ったという。しかし、それから30分も経たない5時26分に、厨房内で倒れた。その後、朝食の時間帯には客も入店したというが、店員の姿が見えないので不審に思ったのかすぐに退店。結局、彼女は3時間も放置され、8時44分、9時からのシフト交代で訪れた従業員によってようやく発見された

情報が少なすぎて、今のところは、運悪く急性心不全とワンオペが重なっただけなのか、それとも過労というべき過酷な労働実態があったのかがわからない状態だが、いずれにせよワンオペがなくなってなかったことは問題な気がする。

んでこのワンオペについての原因が大事だと思う。「需要の急回復」に対して従業員確保が追い付いてないせいで起きた一時的なものなのか、それとも会社のガバナンスの問題による慢性的なものだったのか、いろいろ気になるところがあるのできちんと追及されてほしいなと思います。

すき家はかなり労働者の安全のためそれなりに努力してたらしく「不幸な事故」の可能性もある

news.yahoo.co.jp

①深夜帯では完全にワンオペ体制を禁止している。今回事件が起きたのは朝帯。朝帯でも8割近い店舗がワンオペではない。世間に約束した「ワンオペ禁止」のルールがおろそかになっていたわけではない。


②すき家ではお客様と従業員の安全を守るため、昼夜問わず本部に緊急通報ができる「ワイヤレス非常ボタン」を常時身に着けることを義務化している。

直近の例では、5月19日に一人勤務中の従業員が、自身の体調の異変に気づき、「ワイヤレス非常ボタン」を押しその後に倒れたことがありました。本部の防犯カメラの映像からはその様子が伺えなかったため警察へ通報。救急隊員も駆けつけた結果、大事に至りませんでした。

③以前のような過重労働の強制はなかった(これはすき家側の意見なのでこちらでは判断が難しい。移動時間含めると11時間連勤を問題ないと言い切る感覚はかなり疑ってかかりたい)


④前回と違って今回の件で隠ぺいなどは起きておらず、本部で問題点をきちんと把握している。

・今回の件は深夜勤務者であった山田さんの健康診断受診を組織として徹底できていなかった
・店舗の従業員一人ひとりに対して「ワイヤレス非常ボタン」の常時装着を徹底できていなかった

が大きな要因であると当社としては考えています。会社としてこの件を重くとらえ、従業員の健康管理、安全管理を徹底するとともに、制度面からも設備面からも、従業員がより安全かつ快適に働ける仕組みの導入を急ぎ検討してまいります。


正直言って「心筋梗塞」で倒れるというのはかなり防ぎにくい。これを防ごうと思ったら24時間すべての時間帯でのワンオペ禁止が必要になるが、これは経営上無理があると思われる。むしろ今回の件、夜時間のワンオペ禁止が徹底されたしわ寄せが朝時間帯に来てるということでもある。

ただ、個人的には深夜帯については「ワンオペは完全に禁止」のルールを徹底し、さらに従業員を守るための対策も行っているというのは一定の評価はされるべきだと感じる。ひょっとしてすき家の現状は「松屋」や「吉野家」よりも環境が良い可能性すらあるのではないかと思うほどだ。


まぁ、以前に一度問題が起きてその時の印象が強すぎるから、今回も「ニュースをちゃんと読まないのに正義ぶりたい人」が間違った批判の仕方をして現場によりプレッシャーを与えちゃうことになるんだろうな……。



上の記事を読んでこういうコメントする人がいるわけだし、もう理解してもらうの無理だろうってのはわかってるだろうし、朝時間帯もワンオペ禁止という前提で店舗運営を考えていくことになるんでしょう。

fumikef ふーん朝帯以外は続けるんだ…。

「深夜時間帯は2014年からすでにワンオペ禁止されている」「朝時間帯は客が少ない店舗はワンオペが残っていた」→「6月30日からは朝時間帯もワンオペを禁止とすることにした」です。

すき家とは直接関係ないが、今後サービス業では同じような問題が起きかねない雰囲気を感じてる

GW以降の百貨店やホテルなどの業績回復ぶりを見るに、GWのちょっと前あたりから完全に「コロナ明け」のような雰囲気になっており、サービス業はどこも大忙しと聞いています。


インターネットを見るとこの手の職業の人はかなり厳しい労働状況のようですが心配ですね。


景気が急回復するにつれてコロナで緩んだガバナンスの引き締め直しが求められる時期なのかもしれない

最近吉野家の3連発といい、くら寿司といい、ワタミといい魚民(モンテローザ系)といい、飲食店の不祥事が増えてきてるような気がします。ほかにも最近はキュービーハウスなんかが話題になってましたね。

これからインフレが起きてくるとこういう企業にはさらに圧力がかかり、従業員は大変なことになりそうです。まだ余裕がある段階でこれだと、2~3年後どうなるのかとても怖い

なんとなくですがコロナ絡みでガバナンスがゆるゆるになってきている雰囲気をかんじるので、ショッキングな事件とか失言とかを取り上げてたたくというより、企業体質とか労働環境のほうに注目が行ってほしいなと。


ネットの批判能力について

この手の話題でくら寿司とモンテローザ系が出てくるといつもモヤモヤっとした気持ちになる。

bunshun.jp
bunshun.jp

くら寿司ってものすごく「不祥事慣れしている」というか、さすがに自殺者のニュースが出たときに話題にはなってたけど、会社側からは目立った反応を見せなかったら全然ネットでは炎上しないんですよね。 それほど不買運動やバッシングが起きるでもなくむしろ過去最高益を更新してる。


何が悲しいって、くら寿司は無理に店を開く必要がなかったということ。2021年は営業利益こそ赤字だけどコロナ対策協力金で大幅な利益になっていた。じゃあ自殺した店長は何のために死ななければならなかったんだ……みたいな気持ちになって切なかった。

しかしインターネットだけ見てたら、たわわやアツギ、PIXIVのほうがよほど長期的に批判が集まっていたように見えてしまうから恐ろしい。インターネットで正義ごっこしてる連中なんてほんと「目立ちたがり屋」の縄張り争いでしかないなと思う。そいつらが目立つのに役立つ材料さえ与えなければすぐ鎮火してしまう。

コロナショック以降、私も含めて日本人の感覚の変化ってどのくらい大きく変わってしまったのだろうか

そういえば以前に日医工をはじめとするジェネリック医薬品にみる「医薬品の価格抑制」が限界にきている話も、個人的にはめっちゃやべええええって思ったのに全然話題になってなかった印象がある。
xtech.nikkei.com

私も含めて日本人の感覚の変化ってどのくらい大きく変わってしまったのだろうか。こういうのって可視化するモデルとかないんかな。