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「インターネットポルノ中毒」 インターネットSNSポルノ中毒の人が、ポルノだけ取り上げて騒ぐのは目くそ鼻くそではないですか?

いわゆる「ゲーム脳本」の「ポルノ版」です。

この時点で「眉唾」だと思って読むと良いでしょう。
なお翻訳者は山形浩生さんですが、この本には解説をつけていません。




この本で使われているのは「超常刺激」という言葉で紹介しています。

はい、この話どこかで見たことありますよね。こんな本読まなくても宮城県の一担当者がすでに示してくれてます。

ちなみに元ネタは「2010年12月1日に宮城県公式ホームページ内のみやぎ県政だより」


つまりこれ、作用機序がインターネットポルノに限った話じゃないんですね。この本は「インターネットポルノも薬物と同じだ」という話を科学的姿勢を導入して語っているところが重要です。ただ、それは「ゲーム脳本と同じじゃね」ということです。

規制したいとか有害性を訴えたい人にとっては「都合の良い情報」なので大げさに騒ぐしインターネットポルノが好きな人とかからしたら「不確定なソースばかりだ!」と反発したくなる内容なんですね。




ぶっちゃけTwitterやYouTubeなどのSNSというのは基本的に全部インターネットポルノだと思います。

例えば前Qさんがなんかこの本読んで衝撃を受けてるようですが

なーんでそこで「性的な刺激物」に限っちゃうの・・・。前Qさんくらい頭良い方なら、これがポルノに限った話じゃないなんて分かるでしょ。

せっかくだから前Qさんがしょっちゅうやってる「Twitterで暴言を吐いていいねを集めるの気持ちよすぎだろ!」という超常刺激についても気を付ければいいのにそこは絶対に謝らないしやめないんですか……。この本のことを本当にしんじるんであれば、暴言を吐きたくなったら10回腕立て伏せをするみたいなこともやった方がいいと思うんですが。


そのくらい「インターネットコンテンツなんにでも当てはまること」を言っているだけです。
それをインターネットポルノに対象を絞って、科学的に見えるように語ったらとたんに受け入れちゃうのか…。



実際この本は後半は言い訳の嵐です。「この本だけで科学的に実証されたとは言えない。でもインターネットポルノをやめたら人生良くなった例は多数あるし社会全体が認めるのを待つ必要はない!まずはあなたが実践しよう!」みたいな感じです。

論法がホメオパシーと変わらんやんけ。
www.youtube.com


この本は結論も凡庸です

そんなことわかっとるんじゃーみたいな話が多くあまり刺激を受けるところはないと思います。というかこれに衝撃を受けて大げさに取り上げてしまうこと自体もう「大げさな物言いをして他人から注目を集めたい」というインターネットSNSポルノ中毒だと思います。


ただ一点だけすごく面白かった。アメリカでは自己啓発本に「オナニー回数の管理」まで書かれていること

これは真理! 

オナニー回数の制限について触れている自己啓発本は信用できる……。

この本では、オナニーする回数を(「年齢ー7」/4 )に1回だけにしろと言ってるそうです。


「~~は金儲けのためにやってる」みたいな批判は極めてテンプレ的

あたりまえやろ……。

ちなみに今回の画像は以下の動画から。
www.youtube.com

動画見ておいていうのもなんだけど……こういう本の紹介って、上の画像によればファスト映画と同じで金儲けのために導入されてて文章よりも快感を刺激してみんながそれにはまってるので、有害っていう言い方もできますよね。最初から最後まで「軟膏と屁理屈はなんにでもつく」みたいな印象の話だった。

結論 オナニーの回数減らそう……

勘違いしないのでほしいですが私はこの本の結論自体は「科学的とはいいがたいものの」正しいと思っています。あくまでもこの本の姿勢および前Qさんの煽りが気に入らなかっただけです。

※前Qさんのツイートは連ツイになっており、最後まで読むと割と冷静な結論に落ち着いています。


じゃあ最初から他人巻き込まずに自分だけ黙って禁ポルノすればいいのに……。普段の言動のせいでまたいつもの「どの立場からものいってんだこのおっさん」ムーブやってるのかと思ってしまった。前Qさんはいい加減自分の衝動を我慢できずに他人に暴言を吐く癖をやめてほしいと思った。マジで。普段もたぶんいいことを言ってるんだろうけど露骨なオタク蔑視とその口調のせいですっごい苦手で、私の中では小野寺系さんと同じ「口嫌身体正直人間」「言ってることとやってることが違いすぎる人」のフォルダにはいってます。

禁煙本と同じようにタバコ吸う気満々の時に読んでもあまり意味はないと思います。意識を変えてくれるような客観的で科学的な話をしてくれる本ではありません。あくまでそれっぽい本です。でも「禁オナしたいな」と思ったときに読むとそれなりに役に立つことが書いてあります。

この本に言われるまでもなく毎日猿のようにオナニーをしてもいいことはありません。オナニーをするとその場は気持ちいいですが頭がどんどん悪くなります。20代後半の私は人生に何の目的もなく友達付き合いもなくオナニーしかすることがなく人生がよどんでいた時期を過ごしていた経験があるし今はオナニーこそそんなにしなくなりましたがよくエロマンガを読んでいてそのたびに頭が空っぽになっているのでこれは間違いないと思います。

ポルノやオナニーの有害性をよく自覚しているけれど、どうやってオナニーの回数を減らしていけばよいのかとかオナニー断ちのきっかけが欲しい人は読んでみるといいのではないでしょうか



ちなみにこの本に衝撃をうけた前Qさんは

このあたり読んでポルノだけじゃなくて同じように衝撃を受けてインターネットとSNSとスマホと暴言の使用量を減らしてほしいと思います。


補足:なぜかAmazonに試し読みも目次すらもないから、目次だけ載せておきますね。