
これ絶対に先行研究あるだろと思ってたけど自分で探せなかったのでぶつぶつ文句言ってたらfut573さんが探してくれました。ありがとうございます。
日本人の行動パターン (1)「すれ違い時の行動」 と 「エスカレーターに乗る際の立ち位置あたりはウェブで無料で読めますが研究の蓄積がある分野ですよ。最近はロボットや自動運転とかも、いかにひとにぶつからないようにロジックを組み込むかが研究されているので、論文以外に特許とか読んでも面白そうな話がちらほら。
ちなみに、男女に体格差があり、歩幅が違うので、両者が同じ位労力使って半歩横にさけたら男性の方が避ける距離が長いのは当然なのと、雑踏では背が高い人のほうが遠くまで見えるから先に相手に気がつくあたりのフィジカル要素を上手く排除しないと変なことになります
こういう考慮すごく重要だと思います。「女性が半歩しか避けてない=女性はもっと避けるべき」ってのは完全な男女平等主義なら話は別ですが、実際は男女差はちゃんと考慮するべきですね。
日本人の行動パターン(1)─「すれ違い時の行動」と「エスカレーターに乗る際の立ち位置」という論文
hosei.repo.nii.ac.jp
https://hosei.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=14112
結論としては、「同性だと直前まで避けない」が、「異性だとかなり早めに避ける」ということだけがわかっている。
この当時は「ぶつかり行為」そのものがテーマになっていたなかったようだ。
他にも「夜間街路上の他者に対する歩行者の回避行動に関する研究(小林・安部・吉崎、2002)」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/67/556/67_KJ00004075458/_pdf/-char/ja
の「人間同士のすれ違い行動における回避領域の実験的研究(依田・塩田、1999)」などが報告されている。
www.jstage.jst.go.jp
www.jstage.jst.go.jp
一応読んでみたが、あまり参考になるものはなかった。
歩きスマホ時代になってからはいろいろと条件が変わっていると思われるし、
それに合わせて新たな研究もおこなわれていると思うけれどやはり見つかりませんでした。
探せそうな人がいたら、あるいは自分で本格的に研究してやろうと思う片がいらっしゃったらぜひ教えてほしいです。