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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「なぜプッチ神父は素数を数えるのか」 アンガーマネジメントの考え方について

アンガーマネジメントについて、「怒りの衝動は6秒で収まるから6秒数を数える癖をもとう」みたいな話は有名ですが、ここ最近「アンガーマネジメントで6秒数えたけどそれだけではぜんぜん怒り収まらないんだが?」というツイートが話題になってました。


globe.asahi.com

人間の脳内では、動物の本能として備わっている「怒り」が大脳辺縁系で生じ、それを「理性」や「知性」をつかさどる前頭葉で抑制するという構図になっている。
ところが、瞬間的に発生する怒りに対して、前頭葉が働くまでには少し時間がかかる。実験から、怒りが生まれてから4~6秒で前頭葉が活発に動き始めることが分かった。「カッとなっても、少し間を置けば落ち着きます」

6秒数えるだけで収まる怒りってかなり限定的じゃね?

このメカニズムを考えると、6秒カウントだけで収まるのはあくまでも理性や知性が「これはだめ」と判断できる怒りすら制御できない人の話じゃないだろうか。つまり常に本能で生きてて6秒数えて収まるような怒りでいちいち騒ぎ立てるようなキレやすすぎるサルみたいな人にしか効果がないのではないか……。

twitterでいつもギョッとしたり涙が止まらなくなってたりと日常生活まともに送れてなさそうな、「嘘ついてるんじゃなかったら病院行った方がいいよ……」ってレベルの人の話なのかもしれない。


プッチ神父はなぜわざわざ素数を数えるのか=その方が効果が高いから?

なので、より効果が高めるために本当に素数を数える習慣づけしたほうがよいかもしれない
(キレたときになってからでは遅いので普段から習慣づけが大事)

個人的には素数数えることがストレスになるので私には無理だ……


ということで自分はこっちかなあ(脳筋)


ちなみに私はストレスがたまりまくるとブログ投稿する数が増えます。


「1日に3記事以上投稿してる(はてなブログ・noteなど合計で)」
「このエントリいつもより💩だなっていう記事が増えてる」
「唐突にアンガーマネジメントの話を語り始める」

みたいな現象がある時は今よしきくんめちゃくちゃ機嫌が悪いんだなと思ってください。


私は怒り始めてしまうと怒りが6秒数える程度で収まることはまずないです。
ただ、ブログはともかくリアルで人に当たらないようには気を付けていて
2~3日はもくもくとなにかの作業に没頭したりお外走ったりして発散するように努めてます。



そもそもアンガーマネジメントの根本的な考え方は「功利主義」なところがあって、身近な人相手には使えない

あと、そもそもアンガーマネジメントってキレないためにあるわけではないよね。

生物学的とか脳科学的にどうとかいうのはよくわからないけれど、経験則上この考え方はとてもしっくりくる。アンガーマネジメントってきわめて「功利主義」的な、ビジネス的な考え方であって「損得を考えたときに怒りを制御できた方が得だから」やるものでしかない。


損をしないためにその場での怒りをやり過ごすだけであって、問題解決の技術を持ってないと結局怒りをやり過ごせなくなって爆発する。


まして身内の人相手に「お前もアンガーマネジメントを学べ」とか言ってたらそれはめちゃくちゃ不誠実になるだろう。身近な人とはむしろちゃんと話し合って問題を解決するようにアサーションを身に着けたほうが絶対に良い。




これはこっちでも書いたんだけれど、基本的に怒りって自分にとってはめちゃくちゃ快楽なので所かまわず怒る人は、単に目先の快楽を我慢できないだけ、くらいに認識しておいたほうが良いと思う。
note.com

基本的に怒りってのは「道具」くらいに思っておくべきであって、道具のつかいどころがわからずに他人に迷惑をかける人はそりゃ馬鹿にされてしかるべし、くらいに考えておいたほうが良いかもしれない。




アンガーマネジメントは「必要」条件、どうやって自分を機嫌よく保つかまで考えてはじめて「十分」条件を満たす

この観点で言えば、怒りという感情を日ごろからぶちまけるのは論外だが怒ならければいいという問題でもない。

ある意味怒らなければいいと思って「ずっと不機嫌そうにしていること」はよりダメだと言える。

ある意味「不機嫌キャラ」というのが一番損をする

ourage.jp

よく「男にモテる方法」として、相手をほめろとか、女が負けてあげたほうがいいとか、うまくご機嫌をとれ、とか言いますよね。まあ、もちろんそうすれば、男は気持ちよくなるのはわかるけど、私が長い間生きてきてわかったことは、ご機嫌を取らなきゃいけない男って、たいしたことない男だってこと(笑)。

ほめてご機嫌とって、男にモテるのはいいけど、それで喜ぶ男は、他では、ほめられてない、たいしたことない男だと気づきましょう。

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