頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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発達障害

「君と宇宙を歩くために」のノートの使い方の描写が心に刺さったので、私がアホみたいにブログを書き続けている理由を振り返る

comic-days.com

ただの気のせいではあるんだけれど、まるで自分(たち)のことについて描いてくれているみたいでとてもうれしい。



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「大丈夫倶楽部」と合わせて読んでみてほしい。どちらも素晴らしい作品だ。「大丈夫倶楽部」もこの漫画も別に発達障害という言葉は使われていない。発達障害という言葉が問題じゃなくて「周りと一緒に生きていこうとするとめちゃくちゃしんどい」ってことが問題なのだ。それに対してどう向き合おうとするかが大事なのだと思う。


周りと同じことができないというだけでバカ扱いされたり、勝手に悪意を見出されてしまいがち

「発達障害」というわかりやすい診断を受けていなくても
大なり小なり、工夫しないと他人とまともにコミュニケーションを取れなかったり
言われたことが他の人と同じようにできなかったり、なかなかできるようにならなくて、
みんなからうっとうしがられたり馬鹿にされてしまうという人は結構いると思う。


過去にも何回か書いたことあると思うけど、私はめちゃくちゃ物覚えが悪い。
なので、他の人ができてることがなかなかできるようにならなかった。
後、とにかくアドリブが効かない。それまで知らなかったことや準備してないことに対して話を振られてもまともに対応できない。
頑張って対応しようとするとすぐに気力を使い果たしてぼーっとしてしまう。

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そのせいで親からも周りからも「あいつはぼーっとしてるだけでなんも考えてない、人の話を聞いてない」と思われていた。
こちらはそのつもりがないのに、「あいつは私たちの事を舐めている」と思われ敵視されたりもした。
低学年のころはお決まりのいじめられっ子コースであった。

バカ扱いされると、自分の意志を尊重してもらえず、平気で捻じ曲げられる。思ってもいないことを言ったことにされる

こういう感じで周りから侮られるようになると、自分の気持ちを軽んじられる。

自分がいくら「私は君たちの事を舐めてなんかいない」「ちゃんと自分なりに話は聞いている」と言っても無駄だ。
子供のころって「周りに合わせるだけの能力がない無能」も「敵」として扱われる。敵の話は聞いてもらえない。

平気で自分の気持ちは捻じ曲げられ、思ってもいないことを言ったことにされる。

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しかし、どれだけ頑張っても、その場ではうまく対応できない。

じゃあどうするかというと、目に見える形で示すしかない。

・少なくとも話はちゃんと聞いている。
・現時点で相手の話をどのように理解しているかも示せる。
・その上で、うまくできないだけなのだ

ということをわかってもらうしかない。 

だから私も子供のころからノートをびっしり書く癖がついた。








私のノートの使い方

私はこの漫画の主人公みたいにいいやつじゃなかったから
最初はひたすらいじめてくる奴とか親の悪口を書いていた。

いじめられっ子の手記とかでなんか被害報告を淡々と書くみたいな描写があるがあれは嘘っぽく感じる。
ノートなんか誰も見せないからそこでだけは怒りをぶちまけまくった。

1か月くらいひたすら怒りを書き連ねまくったら、ちょっとだけ冷静になってきた。
この経験があるから、私は怒りを目に見えないところでノートに書きまくるのはめちゃくちゃおすすめしてます。
(逆にtwitterとかで他者からの共感を得ようとして書こうとする人は「馬鹿じゃねえの?」と思ってます。)


怒りがある程度収まってきたら、今度は相手から言われたことに
まずはノートの中で言い返すようになった。ありていに言うと理論武装というやつ。
これもめちゃくちゃやってら徐々に頭がすっきりしてきた。
理不尽なことを言われたら、その場で言い返せなくても、いったんちゃんと反論しておいた方がいい。
反論をしないまま放置していたら、それがずっと継続的ダメージを与え続けてくるから。
私の場合は頭の中で言い返せるようになると、ちょっとずつ自信が戻ってきた。




それでも、ここで満足してたら、twitterでケンカに負けた後
みじめにエアリプを連投してる時の誰かさんと一緒である。
私はそんなもんで満足できなかった。
私は自分を馬鹿にして、自分の意志すら勝手に捻じ曲げてくる連中がどうしても許せなかった。

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