についていろんなコメントを貰った。
「潰す」は当たり前にやってたという人から、「そもそもわかるところとわからないところの切り分けができたら苦労しない」という意見まで。
・潰すを感覚的にできるって俺には難しい。答えだけ覚えたり、見ないふりしたり、そこってことを覚えてなかったり、何がダメなのか分かってなかったり
・貧困家庭の親は子供に勉強させている横でTVやスマホではなくて、子供を学童に預けてギリギリまで働いたり、子供に勉強させている横で家事や下の子の子守りをしていると思う。子供が勉強を嫌がる場合には脆弱な環境。
もちろん私も「ガクサン」だけですべてをカバーできるとは思ってない。そういう人は「君と宇宙を歩くために」という作品をおすすめしたい。
「ガクサン」を読んで「わかるところとわからないところの切り分けはレベル高すぎる。それができれば苦労しない」と思った人は、まず「君と宇宙を歩くために」の5話から読んでみてほしい。
この漫画では、勉強をどうやるかの前段階を描いている。
つまり、勉強が難しくてもくじけないための「自己効力感」の大切さと、自己効力感の育み方についてこの上なくわかりやすく描写してくれているマンガだ。
「大丈夫倶楽部」と合わせて読んでてめちゃくちゃ希望を与えてくれるマンガなので、大好きですね。
そういえば、このブログって、元々は「読むと生きる気力が湧いてくるマンガ」が大好きな私がそういうマンガを紹介するためのブログだったんですよ。覚えてました?私は忘れてました!
こちらに出てくるのは「ガチで勉強ができない」「今までまったく勉強をしたことがない」という青年だ
いわゆる「ケーキの切れない少年」に近い領域の子供だ。
そんな青年がとある目的を持ってまともに勉強をやろうとするが全く歯が立たない。
「なにがわからないかもわからない」から自分では努力の仕方すらわからない。
そういう状態で途方に暮れるシーンが描かれている。
この青年に対して、元々は教師だったバイト先の先輩が相談に乗ってくれる。
その人が「できるところ」をみつけてなんとかそこを足がかりにちょっとずつ伸ばしていくと言う目線は参考になると思う。
勉強向いてない子に無理やり勉強やらすことないよってのはそうかもしれないけれど
逆に言えば、勉強全くできなくても勉強やりたいって思い始めた子には救いの手が差し伸べる人が必要だと思う。
相手の話を聞いて、頑張ろうとしてるのであればそれを認めてあげる。
これは勉強ができなくたってできるはずです。
此処から先はこのマンガで描かれる「自己効力感」の話になりますが、まだ自分自身がうまく咀嚼しきれていないので、ちょっと微妙なものになっています。
自己効力感についての話は別途チャレンジしたいと思いますが、今回はボツになった部分の残骸を続きの部分においておきますね。