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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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私はアニメを「初回は」倍速で見る派です → <倍速視聴とか速読の類は「美術館をダッシュで走り回って全作品を鑑賞しましたと言い張る行為」だ>という意見に対する私の感想。 

なるほどそういう考え方もあるのか。

私はアニメを初回は倍速で見るタイプなので、倍速視聴する側の立場でどう考えてるのか書いてみる。



ちなみに「フリーレン」や「僕ヤバ」は最初から等倍速で見ています。これは原作を読んでいて、演出やBGMを楽しむのが目的だからです。こういう場合は等倍速で見ないなら見る価値が全くないと思っています


倍速視聴するするというのはどういうことかと言うと「要点だけを拾う」とういうことです。作品のもつ価値の1割か2割しか拾えないのでむしろコスパは悪い。でも私はそれがわかった上でそうしてます。

私にはこれめちゃくちゃよくわかります。

倍速にすると処理速度の都合上いろんなものを切り捨てることになります。

美術的な良さとか演技の素晴らしさとかBGMとの調和の素晴らしさとか、いろんなものはすべてカットされるので味わうことはできません。

その代わりに、ストーリーに集中するので、要点やストーリーについては結構理解できていると思います。

アニメオタクの人かするとこれは邪道というかもしれませんが、そもそも目的が違います。



私はほとんどのアニメを「初回は」倍速で見る派です。

私にとって一回目の視聴というのは「理解するため」「じっくりと味わうべきかどうかを判断するために」見るものであって味わうために見るものではないと思ってるからです。

もっというと、私は一回目の視聴でそんなに情報を処理しきれない。受け取れないのです。

私はアニメを見始めるのが相当遅く、社会人になるまでは全く見ていませんでした。

大学時代でも「立ち絵☓テキスト」形式のエロゲーに慣れていたのでわたしのリアルタイムの情報処理能力はあまり鍛えられてこなかった。

等倍速で見てもあまり多くを味わうことができない。

なので、結果としてこういう形に落ち着いたと思っています。

そんなメモリの乏しい私のような人間には、倍速のほうがむしろ良いのです。むしろ倍速にしないと見れないものがたくさんあります。

逆に言うと、私からすれば一回目の視聴を等倍速で見てしっかり味わえる人というのは情報処理能力がものすごく高い人なのではないかと思います。

多分長年の鍛錬や蓄積によるものなのでしょう。オタクとしてとても尊敬できる。

ただ、私にはちょっと難しいので、情報処理を「ストーリー的や展開」「演出や映像」の2つの段階に分けるという感じですね。


だから私は基本的に映画館では「ストーリー性のある映画」は苦手だったりします。

場合によっては普通にネタバレ踏んでから見に行きます。私はそれでも十分に楽しめるのです。メモリが貧弱な人間はこういう楽しみ方ができる。

例えば「ガールズ&パンツァー 劇場版」はストーリーはわかり切っているため純粋にドンパチを楽しむことができてとても楽しかったのに対して
「シン・エヴァンゲリオン」や「君たちはどう生きるか」を見に行ったときはまじでつらかったです……。

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