比較的マジで、読めない人は「飛ばし読み」をしている。
読解力の問題で有名な「アレクサンドラ問題」、これ、なんと中学生の正答率4割以下。高校生でも65%。正解は当然①なのだが、中高校生どちらも④を選ぶ方が多かった。
https://twitter.com/Formosanhistory/status/1778300447306195144
なぜかというと、おそらく「の愛称」を何らかの理由で飛ばしてしまい、「Alexandraは」と読んでしまったことによると思われる。それなら「正解」は④になる。
https://twitter.com/haruhisky1/status/1778400405732626507
このツイート、なぜかはてなブログではembedできない・・・
多分こんな感じ。
文は読んでなくて、単純に「Alexandra」・「愛称」・「( )」を満たす組み合わせを、問題文から探してしまっている。
そして、おそらくその方が、認知の仕方としては低コストで「自然」なんだろうと思う。論理的に正しく読むのは、脳のエネルギー消費コストが高いのではなかろうか…?
文字は読めても文章が正しく読めない、これを「機能性非識字」といい、広義の文盲である
「機能性非識字」は、けっこう前から世界中で問題になっている。私がこれを知ったのは、そもそも20年以上前の2ちゃんねるのハン板、韓国でこれが問題になっていたのを知ってから。日本は何が問題かというと、「文字が読めたら文章も読めるっしょ!」と国が1960年代以来調査すらしていないし、調査していない
ということは、文科省が「機能性非識字」自体を認めていないこと。実際にはXランドの「識文率」って50%くらいという人もいるのに。
https://twitter.com/Formosanhistory/status/1778300447306195144
機能性非識字はディスレクシアとはちがうが、それ故に本人に自覚がないことが多い
通常、知的能力や学習能力に障害があったり(ディスレクシアなど)、あるいは読み書き学習の機会が与えられなかった為に、会話はできても簡単な読み書きにも支障をきたすことを非識字という。対して機能的非識字は、こうした簡単な読み書きに関しては問題なく行うことができ、日常生活において登場する一定水準以上の文字・文章に対する適切な発音・音読もできるが、その内容を期待される水準まで(字面を追ってある程度は理解できても)正しく理解することができないという症状を見せる。これは単に表音文字などで音読できるが単語の意味はわからないために文章が理解できないということではなく、個々の単語の意味がわかる場合でも、文章の正確な理解ができないという読解能力の支障を指す。結果として、機能的非識字者は契約書の理解や、書籍・新聞記事の読解が完全にできておらず、社会や政治への参加に支障をきたしていたり、酷い場合には日常生活にも問題が生じている。さらに、周りの人間のみならず、当の本人すらも見かけの識字能力に問題がないがために、機能的非識字によって支障が出ているということが把握されない
アメリカでは成人の14%がこの機能性非識字だそうです。
もう一つ厄介なのが「優越コンプレックス」
難しい(ある意味下手な)文章を読んで「つまりどういうこと?」って誰かに聞きたくなった時に「機能性非識字」をイメージできると思う。
— v-min2 (@vmin2) 2024年4月11日
韓国にこれが多いのは、文字を読む目的が「本の内容を知りたい」ではなく「本を読んでる事を自慢したい」だからという気がする。漢字の勉強をしないのがその根拠。
「優越コンプレックス」ですね😊
— 台湾史.jp (@Formosanhistory) 2024年4月11日
優越コンプレックス自体も大切ですが、肝心なのはその裏に潜む、拭えないくらいの劣等感。特に中国人のあれは中華思想自体にその猛毒が仕込まれてますから。
劣等コンプレックスを持つ人が困難から逃げ出す方法として利用する道の一つである。優れていないのに優れていると考え、この偽りの成功により、自分が耐えることのできない劣等性という状態を補償する。
通常の人は優越コンプレックスを持たないし、優越性という感覚すら持たないこともある。通常の人は、成功したいという向上心を持っているという意味で、優越性に向かって努力し続ける。
優越コンプレックスは劣等コンプレックスの変種に過ぎません。こうした人々は適応的ではありません。ちょっとした俳優に過ぎません。寓話の中の葡萄を例にとると、まるで葡萄に到達できるかのように振る舞い、葡萄を手に入れたと自慢し、あるいは嘘までつき、非常に容易に手に入れることができると他人に信じ込ませようとします。その実体のない片割れと同様、優越コンプレックスは、実際に獲得する技術の発達や適応する力を弱めます。さらに大きな苦悩に導くことにもなります。声高に主張する尊大な優越コンプレックスは、劣等コンプレックスが変形したものです。
これ、ろくに知識がないのになぜか知ったかぶりしてマウンティングしたがる気分の時に気をつけないといけないやつですね。
劣等感を補填するためのマウンティングのことしか考えておらず、リスク管理の意識がまったくないのでネットリテラシーが最弱であり、いろんなところで事故ります。
ドラクエでいうところの初期装備(ひのきの棒と布の服)くらいのにわか知識しかないのに、なんとかマウントを取ろうとする結果、「自分に都合の良い情報や言説」に飛びついてしまいがちです。
「自分に都合の良い情報や言説」の例はネット上にはありふれています。 反ワクやエセフェミニズム、ポリコレといった要素から逆に嫌いな人間のスキャンダルや不正といった話まで幅広いです。
私は劣等感の塊で普段は気をつけているけれどメンタルボロボロな時にこの状態に陥るわけですが、今まさにメンタルボロボロなのでヤバイですね☆
この件について思うところはあるし、元気だったらいつものように調子に乗って「はいこれはてブ民の半分くらいこれですよねー」とかいって喧嘩うったりするところですが今は本当に体力気力ともにしんどいのでこれ以上しゃべるのは自重しておきます。
※以下はただのチラシの裏で読む価値が全くないのでnoteのメンバーシップでもこれだけは共有しません。