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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「37.5℃の涙」  病気の子供を持った母親を助ける病児保育士という仕事

ヘルプマン!」の「病児保育士」バージョン。
「病児保育士」が主人公ではあるけれども、実際その主人公を通して描かれるのは病気の子供を持って子育てに苦戦している母親や、夫婦間で問題を抱えているカップルや、そういった親たちから見捨てられがちな子供たちの姿です。

なので、お子さんが病気でなくても、結婚されてる方でちょっくら悩み事がある人なんかは他の家庭の悩みなんかを見て「自分のところだけじゃないんだな」とか「どうしたらいいのかな」なんて発見が在るかもしれません。


とおもったら、これドラマ化してたのか。テレビあんまりみないから知らんかった。原作は設定は面白いのだけれど分量が足りないのでドラマ側に期待。

普通の子育てですら大変なのに、子供が病気がちだったら……

3話がいきなり攻撃力高い。

この話に出てくる女性は、結婚する前は美容カウンセラーの仕事をしていた。
彼女は自分の仕事にプライドを持っており結婚・出産後も仕事を続けるつもりだった。

夫も仕事を続けること事態は了解してくれた。
しかし、実際に結婚シてみると、夫は協力は一切してくれなかった。

幸運にも保育園に預けることができたので一旦問題は解決したかと思われたが、
子供は頻繁に発熱する体質だったため、そのたびに呼び出されて早退することを繰り返す。

いつしか職場では居場所がなくなり、
協力してくれない夫に苛立ちを感じ、そのいらだちが伝わるのか夫も自分を避けるようになり
頼りにしていた保育所も信頼できず、だんだん子供に対しても苛立ちを抑えきれなくなる。
世界の全てが敵であるかのように感じてしまい、孤立していってしまう。

幸いにしてこのお母さんは虐待をするようなことはなかったが、
その代わりに自分を責めてしまい、ボロボロになり、
ついにある時、プレッシャーに耐え切れなくなって病院で人目も憚らず泣き出してしまう。

そんな時助けを差し伸べてくれたのが…という展開。

どうか一人でがんばらないで。抱え込もうとしないで。
子どもと親にとって、つらい思い出になりがちな病気を
私達のサポートで、いい思い出に変えてみせます!

「夫も悪意があって助けないわけではないが、どうしたらいいかわからない」

この話ではこのようなオチの付け方をしてますね。

「男って、女性が10気がつくことに、2くらいしか気づけ無いといいます。僕もよく妻に怒られていました。我が社の利用者からも、子供が産まれてから夫が全く役に立たないという声をよく聞きます。仕事が忙しいのも理由かもしれませんが、それ以上に何をどうしたら良いかわからないんですよね、男って」

「無責任な話!自分の子供のことなのにわからないって」

「それは父親が、子供が生まれたまでに、育児についての教育を受ける機会が少ないことと、あえて少し嫌な言い方をしますが、妻もうまく夫を使えていないと思うんです。"私の大変な姿を見たら助けてくれるだろう"なんて思ってても、男は気づけ無いし、動けないんです」

「私、"家のことなのになんで手伝ってくれないの?"ってずっと思ってた。口には出さずに。だって、高志も父親なんだし、言わなくてもわかるだろうって。そのくらい気づくだろうって…」

「妻に気持や不安を伝えられると、そこで初めて気づくんですよね。本当に情けないですが。夫なんて、男なんて本当単純ですから、妻が笑ってありがとうって言ってくれるだけで、喜んで手伝っちゃうんですよ」

「あたしが、最後にありがとうって高志に言ったのは、いつだった…?」

最近はイクメンふえてきたし、男の人もこういう人ばかりではないと思うのですが、まだまだこういう関係の人は多いだろうし、私も気持ちはわかる。

女性の「気遣い」とかって、ものすごく「曖昧」に見えるのに、実際はしっかりしてるんですよね。自分たちが同じようにはなかなかできない。でも、同じようにできないとすごくため息つかれたりするの辛いんですよ。気遣いができる分「言わないけど察して」が多い気がするのです。女の人って本当にすごいと思う一方、もっとどんどん言ってください、とか最初はダメダメかもしれんけど、頑張ってできるようになるからそのため息やめてー!ってよく思う。

これ男性女性に限った話じゃなくて、「言わないで察することが出来る人」って自分がわかるから相手もわかるだろうと思って「言ったら失礼かな」と思って遠慮してしまう、そのかわりわかってないといらっしてしまうことってあると思う。 私自身、私にとって簡単なことだと「なんでこの程度わからないかな、いちいち言わないとダメなのかなぁ」って感じる時あるので。家事や子育てに関しては、女性のほうがそういう立場になることが多いんでしょうね。

(で、逆にこちらにわかりきっていて何度も言われたくないことを、女性の人はしつこくしつこく言うこともある。女性にとってはそれは簡単な事じゃないから言っても失礼じゃないって思ってるんだろうなってわかるまで本当にうざいなって思ってた。)

そういう男女の違いというか「知覚の違い」ってお互いが自覚するのが難しいんだよね……。



私の職場のセンパイの話 「深夜に子供が熱を出した時に確実に相談にいける医者をしっているだけでも少し変わる」

お子さんがよく熱をだすそうです。奥さんが専業主婦で、かつご両親が時々世話を見てくれるため何とかなっているとおっしゃっていましたが、深夜に熱を出した時などは、そのセンパイが深夜でも子供を見てくれる病院まで車を出して診察してもらいにいっているそうです。

センパイも、やはり実際に子供が産まれるまではこういったことを想定しておらず、最初はパニックになったり、子育てを巡って夫婦でいさかいがあったそうです。

とにかくそういう時に、まず夫婦が協力しあうことも大事なのですが、夫婦だけでなんとかしようとするのではなく、いざというとき相談できる人、頼れる人を持っていることはとても大事ですね。そういう存在が「ちょっと足りない」だけでも生きていくのが相当キツくなってきます。

少なくとも、子供が深夜に熱を出した時などに、すぐに相談にいけるお医者さんの場所を確保しておくことはとても大切だな、と思いました。



「病児保育」は今国が力をいれて推進している福祉政策の一つ。施設に預けなくても、必要な時だけ「訪問」してくれるタイプも有るよ

全国病児保育協議会:病児保育の概念

保育所に通園している子どもが病気になったとき、仕事を休めない親に変わり病気の子どもの世話をするという意味で使われる。 そういった子どもの保育を施設で預かる「施設型」と、自宅で行う「訪問型」に分類される。

病児保育士という正式な国家資格はなく、あくまで病児保育を行う者の総称である。 また、保育者の資質についても一定水準以上が必要とされるので、安定した運営主体で、通常公営の運営主体でないと対応が難しい。 最低限のスタッフ数を維持できること、技術向上のための教育や研修が可能でなくてはならないため。 厚生労働省が発行する保育所保育指針により、平成12年度(2000年)から病児保育が、正式に定義づけられ、全国病児保育協議会の働きで国も病児保育に対して積極的に取り組む方向にあり、健康21プランを通して公的補助の枠も年を経るごとに拡大してきている。

「ほんのちょっと」足りない部分を補えれば…

世の中、ちょっとしたことでなんとかなることって結構あると思う。
でもその「ちょっとが足りない」ばっかりに不幸なこともたくさんあると思う。

みんな横並び競争してる世の中だとちょっとでも足りないと落ちこぼれだと言われたり大変だけれど
たとえ何かが足りないとしても「ちょっとだけだ」って思えばいい。自分を全部否定しなくていい。
「ちょっとだけ」だとおもえば、工夫すればなんとかできるかもしれない。

「ちーちゃんはちょっと足りない」 - この夜が明けるまであと百万の祈り

そういう考えも「自殺しないためのメカニズム」の一つとして取り入れたいです。