頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です。WORLD END ECONOMiCAアニメ化のCFを応援しています。

竹下さんの発言は正しいと思うがこれに同意するのがどういう意味かわかってんの?

批判する人も多いが、私はこれはとても正しい意見であると思う。(言い方の問題はおいといて)


ただ、このツイートだけでは誤解してると思う人もいるから、そういう人でもわかるように以下のエピソードを紹介しておく。


「女権拡張」ではなくて「すでにあるはずの権利を実践する」ということ

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「うちの会社って、昔結構保守的でさ。パンツスーツとか禁止だったのよ。」

「禁止!?」

「まぁ明確に規定があるわけじゃないんだけど暗黙の了解って感じでね。でも私はその雰囲気に気づかなかったのよね。そんなゆとりなかったの。すごく忙しい時期でパンツの方が雨後起きやすいかなって思っただけなの。そしたらある日廊下で呼び止められて」

「"ちょっと君、その格好はねぇ、どうかなぁ。もっと女性らしいスタイルが出来ないものかなぁ。君たちには対外的にも女性の優しさ柔らかさをアピールする義務があるんだよ"  おおかたこんなところでしょ」

「うん、そう。それから会社がギスギスしてくる、なんて言われた。じゃあどんな格好がよろしんでしょうかって言って彼の指差す方を見たらいかにもおじょーちゃまなパステルのチャラチャラした "私ったらちょっと社会見学のつもりでおつとめしてるの"っぽいスーツ姿があって」

「"そりゃ結局あんたの趣味なんじゃないかーっ"とキレたわけね」

「キレないわよ。ただ必死にローテーションを工夫してその後一ヶ月パンツで通したの」

「…それはキレてますよ」

「結局それが既成事実になって、みんなこだわりが無くなったのよね」

「ちょうど社長や役員の大幅な交代とも重なったし、雰囲気も変わったの」

「私知りませんでした、チーフって、やっぱりすごい」

「あのね~こういうことですごいって言われても嬉しいやら哀しいやら」

「百合子、多分自分で思ってるより大きなことなのよ。

長いことみんななんの根拠も無い脅迫を受けてたようなものなんだから。"君たちは見られるものとしてここにあるんだ"ってね。じゃ、見てるのは会社の目か、神サマの目かと思ってたら、ただのオヤジの目でした。

これをはっきりさせただけでも功労賞もの。服の問題を超えてるよ。社史に載るかも」

「いやだー」

こういうことである。文字だけだとピンとこない人はこの20巻だけでも読んでほしい。20巻のEP99は私のフェミニズム観の基本になってるくらい印象的な話だ。


つまり。

女性の権利を不当に権利を侵害している慣習や風潮があったとしたら
それにとわられることなく、本来自分たちが持ってる権利の行使を実践する。

竹下さんがいっているというのはそれだけだ。


このやり方は即効性や華やかさを求めない、困難で地味でネットではあまり可視化されないものだ。でも確実なやり方だろう。現在のkutooや最近のネトフェミのように空理空論空虚なひまつぶしのスラクティビズムに堕してしまったものよりずっと上等だと思う。本当に世の中を変えていくのはこういう地味な実践を重ねていける人たちであると感じる。ネットのフェミニズムには何も期待しないが、twitterみたいなオープンな場ではないところで着実に進んでいってほしい。私はそういう人たちを支持するし応援したい。



相手が納得して協力してくれれば楽だが、相手に逆らってでも自分が率先して正しいと思ったことを実践するということは必要になることはある

もちろん、交渉して協力してもらえるならそうしたほうが楽だ。

だが、それでは変わらないことは結構ある。

長年しみついてきた空気というのはなかなか変わらないのだ。トータルで見たら時代遅れでデメリットが勝つことでも、以前は合理性があっていまでも一部は残ってることも多い。単なる惰性とも言い難い部分があるからだ。

だから、それに対してはお行儀よくやっていても変わらないケースはある。

明確にNOを宣言し、自分はこうやりますと実践することが必要なことはある。



これは女性に限った話ではなく男性でも経験があるはずだ。

「お行儀よく素直に会社や上司の言うことを聞いていたら、無限に調子に乗る」というケースに苦しめられた人は少なくないだろう。

それに対して「ふざけんなこんなのおかしいだろ。私はこうする」という必要があるときはある。

アメリカの公民権運動もそうやって起きた。サフラジェットもそういう絶望から生まれた。



お行儀よくやることだけが正しいわけではない。

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私も今の会社のパワハラについて抗議したけど受け入れられなかったので会社辞めることにしましたヒャッハー!




ただし当たり前だけど、この道は困難ですよ。

闘争を前提としており、他人の保証を求めずに自己決定するということです。
困難であってお気軽な無責任に嫌いなやつ殴って仲間内ですかっとしてるだけの不毛なフェミ活動の対極なので、いいねを押してる人は、それがわかってるということでいいんですよね?

いつも煽り屋の尻馬に乗ってるだけの方々にできるんでしょうかという気はする。


だいたい私のブログが炎上するのはここから先を書いちゃうからだと思うので、そういう部分はもうブログで書かないことにする。

もちろん、今回のツイートについても言いたいことはあるんだけど、そういうのは今後noteで書くようにします。