ラノベをバカにしちゃならん。国語が10点とかしか取れなかった息子氏を平均点以上まで持ち上げたパワーのある読み物だぞ!文芸に比べてラノベはなんて言うなよ!子供がラノベ好きでもバカにするなよ!国語のできない子には神本だぞ、マジで!
— 紫藤 咲@ブラック企業にガチ勝利しました (@saki030610) February 19, 2020
「天声人語」の書き取りを小学生の子供にやらせてる家があって、その家の子は勉強量の割に本当に致命的に国語力が低かった。親御さんに強く勧めて漫画をどんどん買わせて、低学年の読解からコツコツやることで少しずつ伸びていった。必要なのは易しくて楽しいテキスト。難しい本の強要は害しかない。
— 小山晃弘(鬱状態) (@akihiro_koyama) February 21, 2020
もちろん単にラノベや漫画読ませりゃいいってもんじゃなくてこれはこれで親のチョイスにセンスが求められるのですが。
いきなり子供にとって難しい読み物を読ませるのがNGなのは間違いないです。
というか基本的に、親がどれだけ子供のことをちゃんと見て合わせられるかっていうところになるので、親って本当に大変だなと思います。
すでに親になられた皆さんは、子供の「できない」に対してどういう風に受け止めてどういう風に対処しようと考えておられますか?
しかし、そもそも論として、なぜこういうことになっちゃうんだろうっていう流れがよくわからないです。
・親が子供のことに無関心だからなのか、関心はあるけど子供のレベルを理解できないのか。
・親は勉強ができたから当然子供も同じものができるはずだと自分の時と同じものを与えてしまうのか
・逆に親が勉強が苦手過ぎてよいものもわるいものも一緒にしか見えないから世間でいいといわれてるものを考えずに与えてしまうのか
・子供ができないといってもそれはただの甘えあるから根性を出せば何とかなると考えてしまうのか
このあたり難しいですよね。
子供の偏差値が40しかないってわかってる状態で偏差値60の子と同じものをやらせてもできるわけがないっていうのは自分の時の体験からもわかるはずなんですよね。
でもそこで「いいから頑張れ、甘えてはいけない」って考えてしまうのは、
「子供は本来は偏差値40じゃなくて55くらいあるはずだ。やる気がないだけだ」という認識だからなのだろうか。
「周りの子ができているのに自分の子ができないはずがないしできないと困る」という願望や焦りのせいなのだろうか。
あるいはもっというと
自分が困難になった時に「頑張れ。根性を出せ」っていうソリューションしか教えてもらえなかったのかもしれない。
一方で、急がば回れじゃないけど、できないならできるところに立ち返ろうっていう思考ができる親もおおいはず。
「人には得意と不得手があって、この教科については苦手なんだな。残念だけど今の時点では偏差値40だな」ってことを認めることができるかどうかですね。
そこまでいけば「偏差値40向けの人間のコンテンツがあるはずだからそこから一歩ずつ進めなおそう」だっていう風に考えたり
「そもそも何が問題になってできないのか。嫌がっているのか」から考えるのかとかそういう話ができますよね。
その違いってどこにあるんだろうかなーってちょっと不思議に思います。
私自身は、以前このご時世に身の程知らずにも教職を志したことがあるくらいなので
当然「~できない子供がなぜできないのか、それをどうやったらできるようになるのか」を考えるのがめちゃくちゃ好きです。
「子供が~できない」ってのは子供だけの問題というよりは自分と子供の共通課題として認識してました。
まぁそれでも人数が多すぎて一人一人満足に対処しきることができなくてその他もろもろがつらくてやめちゃったので他人に対して全然偉そうなことは言えないんですけどね。
むしろ自分の子供だけであっても投げ出さずにずっと向き合い続けててる親の人たちや
学校教育で大勢の子供たちと真剣に向き合ってる教師の方々は、心から尊敬しています。
実際に子供がいるみなさんはどういう気持ちで子供の「できない」に向き合っておられますか?
もし子供にとって何か苦手な科目があるのであれば、ちゃんとした出版社から出ている学習漫画は本当に良いですよね
(私が子供の頃は学習漫画は無条件でおススメできるくらいだったんですが、最近はハードルが下がりすぎて危険なやつもあるから何でもいいといえなくなってしまったのが残念)
教科書が「網羅すること」を重視することに対して、マンガは不要なものをバッサリ切ってこれだけは伝えたいというものに絞ってくれる。
覚えるべき情報量は少ない上に、一つ一つに対してイメージを与えてくれるので勉強が苦手な人にこそ本当におススメだなと。
最初に一周目に「面白くかつ良く取捨選択されたコンテンツ」でサクッと勉強するのは苦手意識もつかないしコスパがめちゃくちゃいいと断言できます。
教育番組もあいかわらずすごいみたい。
blog.tinect.jp
学習マンガやEテレの教育番組と比べると玉石混交で選択が難しいけれどYoutube動画にも期待はしています
私以前に中田大学については否定的な意見を述べましたが、
私は私で歴史に関しては横山光輝の漫画シリーズを読んで育ったので、まぁ本当に興味があればその後自分で勉強するかもしれない。
すでにYouTubeによる教育コンテンツはめちゃくちゃ需要があるしこれからも伸びていくだろうなとは思ってます。
安心を求めるなら絶対に学習漫画や教育番組の方がいいと思いますが、Youtube動画にも頭から否定的になるのではなくて期待したいなと。