3話ほどではないですが、4話もまだまだ物語が本格的に動き出す前のセットアップの段階なのでかなりダイジェストになっています。
これだけダイジェスト展開で進めても、4話時点でまだ1割(コミック準拠では11話/101話)までしか消化できていません。
いかにマブラブオルタネイティブという作品のボリュームが膨大であるかが改めて分かりますね。
というわけで、このあたりまでは物語の筋を追うだけであればそんなに難しく考えずなんとなく見てるだけでも問題ないのですが、
4話はマブラブワールドの設定を知っているとめちゃくちゃ面白い回です。
4話で描かれている描写に、マブラブオルタネイティブの面白さの粋が詰まっていると言っても過言ではない。
というわけで、3話に引き続き、偉大なるyam177さんの解説動画と合わせて4話を振り返ってみます。
改めて思うけれどマブラブ世界、ちゃんと物語を主役としつつも設定がしっかりしてるので面白い。だからこそ、「人型戦術機」という大嘘が逆にイキイキとして伝わるんですよね。
4話感想
強化演習が終わった後のつかの間の一息。原作だとここ結構尺を割いてくれてたんだけど、アニメでそんなことやってる余裕はないよね……容赦なくカット。
戦闘用スーツは諸般の事情によりこんな感じで落ち着いた。原作におけるスーツの設定はこちらの動画を参考にしてください。
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戦闘訓練期間を短縮するだけでなく、香月副司令による戦術機配備も前倒しで進んでいる。
新戦術機が配備される。同時に近衛兵も配備される。
月詠中尉との一連のやりとりは簡略化されているけどこの後に必須だからちゃんと残っている。
もちろん、教官である神宮司まりもが主人公を気遣ってくれる描写もしっかり入ってる。
コミック版では外伝の「神宮寺まりもの若いころのエピソード」もしっかり収録されているのでより破壊力抜群です。
戦術機の並列処理の話は、オルタネイティブ4への伏線だからちゃんと入っている。
霞との交流(教育)もオルタナティブ4への伏線だから省略されず描写されている。
霞が「EXTRA」世界におけるスミカの記憶を部分的に盛っていることも示される。
このあたりは、原作をプレイしている時はどうなってるんだろう……ってすごい気になってたなあ。
UNLIMITED編の見せ場であった「ラダビノットによる基地視察&オルタネイティブ5推進派によるHSST落とし」が前倒しで行われる。
このシーンはまぁ言うまでもなく逆襲のシャアのアレへのオマージュであるが、
マブラブの歴史的に、この「宇宙圏からの降下攻撃」は割とデフォルトになっているという事情を知っているとより楽しめる。
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この動画の14:00から。「スワラージ作戦」の解説部分。この宇宙戦力視点に特化した外伝作品もあるくらい面白い設定です。
さすがに今からゲームをプレイしろというのは厳しいと思いますが、コミック版だけでもぜひ読んでほしい。
アニメ・マブラブオルタネイティブはFODで視聴可能です。
マブラブオルタネイティブは、リアルタイムであれば最新話が無料で視聴できます。(第四話は11月4日まで視聴可能です)
無料なのでぜひ視聴してみてください。