相変わらずAmong Usがとても面白いのでハマっています。
この作品は、基本は「クルー」と「インポスター」の戦いです。
これにMODを追加することによって第三陣営という役職が追加できます。
最近は公式でもアップデートによって第三陣営の役職が追加されるようになってきましたね。
このゲームをプレイしていると、嫌でも第三陣営を想定した脳の使い方をするようになります。
そうこうしているうちに、敵味方で二分する考え方から解放されるようになってきます。
さらに、クルーやインポスターの中にも細かく「スキル」を持っている存在がいるのでそのスキルによっていろんな立ち回りが変わってくることもわかります。
という話が前置きとして、ここからはつまらない政治の話です。
インターネットの政治の話題を見ていると、世界を単純に「敵か味方か」という二元論だけで区別している人がいて、そういう人が「ビジネス左翼」「ビジネス右翼」に利用されているなあと思います。
ここで森川さんたちに噛みついている人たちは「反自民」というのをビジネスでやってるだけのビジネス左翼です。特に新橋九段氏などは典型的ですね。
新橋九段さんがあれほど過激な言動で暴れまわることができるのは、彼がよほどバカなのでなければ、彼自身には信念がないことが理由です。最低限の知性と信念があれば、さすがに自分の行動が立憲民主党や反フェミといった陣営にどういう悪影響を及ぼすかを多少は考えるでしょう。でもそういうそぶりが全く見えないのですよね。ただただ攻撃のことしか考えてない。多少バカな程度ではここまで振り切れることはできないでしょう。となると、彼にとって大事なのは、自分がいかに承認されるかということだけであり、だからこそどんな無茶なこともできるということなのだと思われます。
このおかたは自分の人生にものすごい不満があって、とにかく誰かを殴る免罪符が欲しい、あわよくばそれで他人から賞賛を得たいと考えているようです。昔は「犯罪心理学」について一生懸命コンテンツを発信していたり自作の小説を書いたのですが、不幸なことに彼はほとんど評価されなかった。それが理由でオタク連中を逆恨みしています。オタクワナビ―あるあるすぎて笑ってしまいますが彼は割と本気っぽいんですよね。自分が注目されたいとか怨んでいるオタクを攻撃する免罪符が欲しいから「反自民」や「反オタク」をやってるだけで、本人の中にはまともな理念なんてありません。だから他人を批判するときだけ饒舌です。彼本人の中には「自分を認めないオタクが憎い」以外にはなんにもありません。空虚です。
本当は立憲民主党支持者でもなんでもない、むしろ政治的な発言の機会がなければ「ただのつまらないオタク」にしかなれない人間は、もっとも優秀なオタク叩きのコマとなります。
マンガ「赤狩り」においても、表現規制で最も積極的に活動したのは「売れない俳優」であるレーガン、政治的な地盤が弱かったニクソン、そして「売れない脚本家」でした。
こういう人たちは、自分の実力で勝負しても評価されないことを知っていたからこそ、身内を売ることで自分の地位を高めようとしたのです。新橋九段さんも、誰にも評価されない小説書きとして、「自分を認めないオタクを売り飛ばす」ことで評価されようとしているようなムーブをしているように私からは見えています。これは私だけの意見ではなくある程度コンセンサスです。
新橋九段とか、てつまよしとうとか、幾谷正とか、作品が全然売れてなかったり書けてすらいなかったりする作者でも、ポリコレ棒があれば現役人気作家を見下せる。「ポリコレに反する低俗な表現を使わなきゃ作品を書けない無能作者め!規制の中で名作を書いてこそ真に技術のある優れた作者なのだ!」ってね
— 雨野マヒロ (@mahironoame) December 7, 2019
本気で女性の為弱者の為ポリコレを信仰してるわけじゃなくただ正義ポジで他人をぶん殴るのにポリコレ棒がとっても便利と気付いただけなんだよ。「女の癖に無骨なバイク趣味で38歳独身崖っぷち女主人公」の小説を書きながら「少女漫画のジェンダーバイアス描写は許されない」と怒る新橋九段さんみたいに
— 雨野マヒロ (@mahironoame) December 26, 2019
同様に、彼をフォローしたり彼の発言をRTしている人も、彼自身にはみじんも興味がありません。彼が自民党やオタクを殴ってくれているから便利だなと思ってフォロー、RTしているだけ。新橋九段さんのフォロワーで彼が特撮が好きということを知ってる人がどれだけいるでしょうか。彼は「広く表現の自由を守るオタク連合」を名乗っていますが、自分自身が何のオタクであるかを誰も知らないんです。こんな滑稽な話がありますか。「自分自身すらまともに表現できない人が、何の表現の自由を守れるんだか。おこがましいにもほどがある」と私なんかは思うんですが、彼は何考えてんですかね。
そういう意味で、新橋九段さんは「狡兎死して走狗烹らる」の狗そのものです。新橋九段という人間としての価値は誰も認めてない。むしろお仲間ですら新橋九段という個人はクズだ思っていそうな感じがあります。そのうえで使い捨ての鉄砲玉や猟犬として利用しているだけ。新橋九段さん本人もそれがわかっているだろうに、それしか他人から承認を得る手段がないからそれにかじりついている。シロクマ先生が最初の著書で「木の根をかじるような」と表現したような、もう限界ギリギリの承認欲求を感じてしまいます。
あるいは「無法者」の概念のほうがより分かりやすいでしょうか。
「無知への逃避」を支えるのは、「無法者」たちの存在である。彼らは公的なタテマエから適度な「距離」を保ちつつ、時に「ダーティワーク」に手を染めていく。
「無法者」が暴れすぎると、「事件」が起きる。上層部は「事件」に驚いてみせ、「無法者」を「例外的な犯罪者」として「トカゲの尻尾きり」しようとする。「永遠の嘘」が危機にさらされるのは、このような「事件」の後始末においてである。「無法者」は、最後まで演出に協力して、犯罪者の汚名を受け入れるだろうか? それとも、「永遠の嘘」の歌を歌うことをやめて、上層部も地獄に道連れにしようとするだろうか?
フェミニストや反自民の人たちは、便利だから「無法者」としての新橋九段さんを使いつぶします。新橋九段さんも、彼らの思惑通りに踊ればいくばくかの承認欲求が満たされるから、今日も「無法者」として暴れてみせます。この両者の偽りの信頼関係は、新橋九段さんがなにかやらかすまでは続きますがいずれ終わりは来るのでしょう。その時新橋さんがどういう風に振舞うのかはちょっと楽しみです。そこで「俺は彼ら彼女らのために頑張ったが肝心な時に助けてくれなかった。裏切られた」などと石川優実さんのようなことを言い出すようなら心の底から軽蔑しますが、さすがにそこまでバカではないと信じています。 自分が参加している勢力が自分をただ利用しているだけで利用価値がなくなったら次の瞬間にゴミのように捨てられるという覚悟がなくて今の活動をやっているなら救いがなさ過ぎるぞ……。
極左に見える人たちは、第三陣営の可能性が結構高い
というわけで、上のまとめで森川ジョージさんにかみついているような方々は、議論をしても無駄です。
第三陣営である彼ら自身の内側には信念なんてないからです。「こういう風に発言すればフォロワーに支持される」という計算で動いているだけです。彼らは無能な味方よりもよほど質が悪い「バルチャー(死体を食べる役職)」や「アーソニスト(放火魔)」といった第三戦力なのです。本音を言えば、そのいがみ合ってる両者どちらも弱め、ちょっとでも視聴率を奪って自分のものにしたいのです。だからこそどんな無作法でもどんな過激な発言でも平気でやる。あれは半ばわざとやってると言ってもよいでしょう。
第三陣営の人たちは、相手が自民党支持者だろうが立憲民主党支持者だろうが、インポスターであろうがクルーであろうがそんなことは本質的にはどうでもよいのです。便宜上自分の目的に近い方を選んでいるだけです。「どちらも自分にとっては餌」でしかありません。
繰り返します。
第三陣営は自民党と立憲民主党の争いから漁夫の利を得たいだけの勢力です。 敵の敵は味方という発想で接してると損します。
この人たちは議論をしたいのではなくて「自民党の味方をしてると思しき人間を殴ることで自分のフォロワーにアピールする」ことが目的です。自分は平気でいろんな人にかみつきますが、自分自身が何か言われたら全部無視して逃げます。味方にするにしてはあまりにも厄介な相手だし、便利だからと言ってこういう人たちにいいねとかRTを供給するのはやめた方がいいと思いますよ。相手にするなとは言いませんが「この人たちは、第三陣営である」「本音の部分は誰かを叩くことで自分が注目されたいだけの屑である」という認識は持っておきましょう。
こちらとしては、いくらなんでもさすがに新橋九段さんのような無法者基準に立憲民主党支持者を語るのは可哀想だと思っているので、支持者の方々もこういう人とはちゃんと適切なソーシャルディスタンスを心がけましょうということです。
新橋九段とあの界隈はほんとロクデモナイと思ってたけど、さもありなん。新橋九段は百田尚樹批判で売ってたときから、百田尚樹ファンの無名アカウントをワザワザブログで晒し上げて嘲笑したり、しょーもなかった
— 在華坊 (@zaikabou) August 6, 2020
オタクとしての自分自身への総括自己批判韜晦が過剰かつ主語デカで、ハタから見ていると単なるオタクヘイトにしか見えない人は暫く前からネットで観測されていたが、最近は自己批判であるという建前さえ忘れてしまっている人もいる(野間や新橋九段界隈はその範疇ですらない論外なので言及対象外です)
— 在華坊 (@zaikabou) January 28, 2021
第三陣営という言い方はこれでもかなり高く評価しています。ザイカボウさんなんかは端的に「論外」と切り捨ててますね。
こっち側にしてもよかったんですが、さすがにここまでひどいとまではいいません。共通点はあるけどね。
余談ですが、同じ第三勢力でもビジネス左翼とビジネス右翼だと大分能力や方向性に差があるように感じます。
ビジネス左翼はとにかく承認欲求で動いていることが多いと感じますが、ビジネス右翼は実利で動いている印象があります。自分の名前を出さず、商売としてブログを運営し、多くの人間を組織化して大量にメッセージを投下してきます。DAPPIのように国から直接お金をもらっているひとたちでなくても、いろいろと金銭を得ている人が多いですよね。
この構造の違いゆえか、個人として活動しているビジネス左翼の人は、あんまりうまくいってる人がほとんどいない気がします。ビジネス左翼を支持する人は、簡単にRTやいいねはしてくれるけどお金を払ったりアフィリンクを踏んだりサロンに参加もしてくれない。そのあたりの人たちは全部赤旗とかハフィントンポストのような既存のメディアが吸収しちゃってるせいかなあ……それとも、私の観測範囲では見えないだけで、ちゃんと左翼系メディアとして本当の意味で「ビジネス」として成り立っているのでしょうか。
ビジネス左翼の人たちに「人間としての魅力がない」「承認欲求が暴走している」「暴言が目立つ人が多い」のはなぜかと前々から思っているのですがこれって神輿である立憲民主党や共産党がgdgdであるというトップの事情も大きいだろうけれど、同時に儲からないから有能な人が参入しないというボトム側の事情も結構大きな要因なのではないかと思うんですよね……その結果としてビジネス左翼ごっこをやっても得られるものが承認欲求とか偽物の連帯感くらいしかない。だから「オタクとして枯れた人たち」が、自分たちの怠惰や衰えを忘れるために「アップデートされない自分のオタク感覚」を正当化するためにオタクヘイト活動をやってるだけ、みたいなことになるわけです。新橋九段さんもそんな感じ。 私ももうかなり年を喰ってしまったので、自分がそうなりそうになったら速やかにオタク関係の話題から全面撤退すべきだなと思っています。彼らから得るものはないと言いたいですが、よい反面教師として参考にしたいです。
ぶっちゃけ「どっちが正しいか」という話はおいておくとして(私的には主張内容だけ見たらむしろ左派の人に共感を持ちます。もうちょっと自民党はちゃんと批判されるべきだと思ってます)、ネット言論においては、ビジネス左翼側の方々の「人間的魅力の低さ」「攻撃性が高すぎる点」をもうちょっと何とかした方がいいと思うんですよね。いろんな意味で、「発言が派手で目立つけど中身空っぽの人」を担ぐより、短期的には目立ちにくいかもしれないけどちゃんと中身のある発言をしてる人を持ち上げていかないとだめだと思いますよ。
私は選挙でずっと律儀に立憲民主党に投票してましたが、前回の選挙ではインターネットの立憲民主党支持者にうんざりしすぎたせいで、ついに立憲民主党以外に投票したのはすでに述べたとおりです。