アニメがとてもよかったので釣られてゲームのシナリオも追いかけ始めたのが運の尽き。
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ひたすらしんどいシナリオを延々と読まされて精神的に結構つらい状態になってます……
「アークナイツ」と「白夜極光」はメインパートが陰鬱すぎてしんどい。
というわけでブルーアーカイブは万人にお勧めしたいが、アークナイツはおすすめしにくい。
しんどいならお前もやめればいいじゃんって言われそうですが
私は性癖がランス6のアベルトくんと一緒だからアーミヤみたいな子が大好きなんだよ!
高潔な女性が、苦難の中で曇りに曇って、それでも戦い続けて
最終的にハッピーエンドをつかむという物語が好きなのよ!
みんなもそうでしょう?(同調圧力)
このゲームはそういう意味で私の性癖にはマッチしてるんだよ。
ただ、テキストがとにかく読んでてしんどすぎる……つらい……。
後はただのメモです。読まなくてOK
世の中から虐げられている「感染者」を救うためにレユニオンという組織は結成された。しかし、レユニオンのリーダーであるタルラは狂っており、支持者たちを裏切っていた。タルラは被差別者たちを衝突させ、つぶそうとしていた。
そんな中でもレユニオンの思想を守り、差別を受けている感染者たちを守ろうとする人たちがいた。「パトリオット」率いるメンバーは今でも感染者たちのために戦い続けていた。
主人公たちもまた、被差別者である感染者たちを救おうと行動していた。ある意味主人公とパトリオットとは立場は共通していた。敵対する立場であっても尊敬できる存在だった。
主人公たちは、パトリオット達に接触し、タルラが被差別者を裏切っていることを伝え、争いを回避しようとした。しかし反応は予想外のものだった。
パトリオットは、とっくにタルラが狂っていることも被差別者を裏切っていることも知っていた。その上でなおレユニオンのために戦っていた。自分だけでも、被差別者の大義を守ろうとしていた。
ここからの話がすごく長い……しかもわかるようなわからんような感じで行ったり来たりする
アークナイツはいつもこれで、読んでいて非常に怠い。
レユニオンは、自壊してはならないのだ。
私まで裏切者になってはいけない。
私が裏切ったら、全ての感染者、全ての闘争から大義が失われ、敗北に終わる。タルラがすでに狂気に陥っているとしても。
感染者たちにどう伝えるというのだ。
私たちを導くものは狂人、あるいは裏切り者だと?
かつては正しかったが、今は間違っている。
だから今まで従っていたものを処刑しろ、と?未来の歴史書の「レユニオン」の説明に
「感染者が内乱を起こし、のちに消滅」などと記される。
そんなことは許さない。許すわけにはいかない。
気持ちはわかるのだがとはいえ、パトリオットだけが頑張り続ければ解決する問題ではない。
だが、その前にレユニオンは自身の重みを支えきれなくなるのだ。
すでにタルラは、裏でレユニオンを内部分裂させてしまった。
なんか最近のColaboとか共産党あたりを見ていると感じることではある
あなたの言うとおりだ。
私は感染者を守るために、ありとあらゆる敵と戦う準備ができていた。
だがまさか、その敵が結局感染者だとは……。
それでも、もう選択肢がない。
立ち止まることはできない。
選択肢?私の選択肢は、ひとつのみだ。
あなたたちを殺す。これは戦争だ。
私にやめろというが、なぜ私がやめなくてはならない?私たちは今まであらゆるものに勝利してきた。
しかし我々は、自身には勝てない。同胞の死には勝てない。
この大地には、死よりも残酷な運命がある。
なぜ私は戦いをやめるべきなのだ?人としての道徳を誰が私に求めている?
「私は正義だと評されてる」から素直に受け入れるべきだというのか?
私は運命に弱者とされているからすべてを受け入れるべきなのか?
それとも強者とされているからすべてを背負うべきなのか?
私は運命が憎い。
それを打ち砕き、灰にする。
もし運命が諸君を介して私を変節させようとするのならば
私は永遠に振り返る権利を放棄する。我々は皆知っている。
この大地のすべては正しいから起きているわけではない。
逆に、この大地の大半は間違いでしかない。
私はあまりに多くの勝利を手にしてきた。
そう、勝利しすぎたのだ。
その道理は嫌というほどわかっている。
あなたも失う気持ちを知っているはずだ。
あなたが私の立場なら、何もせずにいられるか?戦士たちはみな口々に、「私」なら過ちを知り改めることができるという。
しかし私はもう引き返せない。
私は死んだ彼女のためには戦わない。
生きている全ての感染者のため、最後まで戦う。レユニオンは敗北できない。
レユニオンはすべての感染者を解放しなければならない。
だから私はここを一歩も譲らない。諸君の価値は、私を殺した後に証明される。
もしもそれができなければ、諸君はただの侵入者だ
私は諸君らを憎んではないない。
ただ信じない。信じるはずがない。
運命の作った偶然など、何一つ信じない。
戦争には正しいも間違いもない。
しいて言えば、死んだ方が間違いで、生き残った方が正しい。
諸君が戦わなければ、踏みつぶされる。
諸君があらがっても踏みつぶされる。私に勝てなければな。
もし運命が私の味方なら、諸君を殺してからそいつをも殺す。
そいつが誰かを二度と嘲笑えなくばなるように。
私は理解を求めない。ただ戦争に勝つのみだ。
ここまでなってると、もうどうしようもない。結局戦って倒すしかないという展開に
彼自身が変わることは決してない。
戦争以外のすべて、君たちが大切に思う全てが彼にとってはあまりにもろすぎた。
彼の重圧に耐えられないほどに脆い。
彼は他の誰も信じない。自分自身しか信じないのだ。
戦争でしか、彼を殺せないのだ。
もし私が止まれば彼らの死が無駄になる。
全て誰かが背負わなければい、ならない。
私が戦いをやめたら、彼らを裏切ることになる。
私の後悔は、私にしか受け止められない。
私が戦いをやめたら、全ての抗争が意味をなくす。
戦いをやめること、それは逃げることになる。
やめるわけにはいかない。
運命への抵抗は、事実上すべての者への抵抗だ。
ありとあらゆるものすべてが「運命」という概念に収束されるのだからな。
アークナイツは長々と言葉を費やしたうえで、戦った後に「本心ではこうだった」というオチになることが多い
残酷な世界、戦争が絶えない世界で捻じれ曲がった感情が表現されているのだろうが、読んでいてしんどすぎる。
「かれは感染者を守るという確固たる信念を掲げていたからこそ
大切に思ってきたすべてを裏切ったのですね」「崇高な裏切り」は名誉を欲するものにとっては確かに一種の救いであり
自身の望む最善の結果へたどり着くための最も簡単な道と言えよう。
だが、ボジョカスティにとってはそうではなかったのだ
怒りが我々の中に巣くう時、それが堆積し、憎しみへと凝縮していく様を、我々は黙って放置するのか?
それとも、それを物事をはかるための物差し、理知の力へ昇華させ、自らの行動を律するのか?
君は正誤を判別したいのか、それとも起きたことの原因を知りたいのか?
我々の命には、正しさも過ちもないのかもしれない。すべての記号を取り去ったときにようやく、命そのものに価値が生まれる。
正直ブルーアーカイブと違ってエンタメ要素が低いと思うのだが
よくこんな作品でセルラン10位以内とかまで売り上げ伸ばせるな……。
死ぬほど広告打ちまくっているのは知っているとはいえ、あらためてYostarすごいな。
そして、私からしたら読むのすごくしんどいんだけど
このゲームをしっかり咀嚼して楽しんでるプレイヤーの方々もすごいと思う。
私はとにかくこのゲーム苦手だけど、一度読み始めてしまったせいで
アーミヤがどうなるのか気になって、「仕方なく読まざるを得ない」みたいな状態人になっている。