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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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人を洗脳するための5ステップについて、あるいはジャニオタの人はこれから数年間詐欺にめちゃくちゃ気をつけてほしいという話

知り合いの人がやたらお熱だったので、岡田斗司夫さんの「4タイプ診断」を受けてみました

four-types.appspot.com


一応結果を載せておきますが、「ふーん」程度にしか思ってません。
まぁ、いかにも岡田斗司夫さんらしいなと思いました。

それにしても、いろいろ説明とか見てみて「こんな雑な話を真に受けるとかどんだけアホやねん……」と思いました。自分が世の中で生きていくに当たってこういう分類を自分で考えてやる分には別にいいと思うんですけど、これで自分のことわかったつもりになるのはあまりにもアホでしょ。

まぁほんとに不安な人ってこういうのに引っかかりやすいんですね。コレ見て久々に「そういえば岡田斗司夫さんって邪悪な人だったわ」ということを思い出しました。 以前noteかなにかで「岡田斗司夫がどうやって人を自分の信者を仕立て上げていくのか」について解説してくれていた記事を読んだことがあります。 すごく印象深かったので、覚えている人がいたらぜひ教えてください




まぁそれはそれとして、これの怖さがわからん人もいると思うので、以前も書いたことがある「洗脳の5ステップ」についておさらいしておきましょう。特にジャニオタの人、今めちゃくちゃ詐欺に合うリスクが高まってるので本当に気をつけてほしいなと思ってます

第一段階 コールドリーディングで心をつかむフェーズ

そのnoteかなにかの記事によると、岡田斗司夫はまず最初に独自の「性格診断」とか「分類」をするそうです。

岡田斗司夫さんの洗脳の入り口はとにかくこの診断とか分析なんだって。

そうすると、まぁ当てはまるところがあるでしょうから「この人のお陰で自分のことがわかった」とか「この人は本当に人間のことをよく理解している」と考えるようになります

そういう風に質問と答えを作ってるんだから当たり前なんですけどね。

いわゆる占い師がやる「コールドリーディング」を性格診断という形でやってるわけですね。


特にこの診断のタチが悪いのは、先に「◯◯型」と「◯◯型」を区別するための問だよと宣言した上でやることです。質問の意図が明確なので、回答者は自分がありたい方を意識して選びますよね。この診断を受ける人は、自分の願望で自分が望む結果を得られるように答えてるだけなのです。出てきた答えはただの自分の願望です。実際の自分がどうかを客観的にはかるものになってません。「MBTI」や「16Personalities」は少しでもそうならないよう、客観性を担保できるように工夫をしていますが、この性格診断は最初から洗脳が目的なので、そんな工夫はないです。むき出しです。


まともな人であれば、「え、これテストとしてあまりに雑すぎでは・・・」って気付けると思いますが、岡田さんは最初からそういう人はターゲットにしてません。 「願望」と「事実」の区別ができない人や、自分の頭で考えるのが苦手で、他人に万能の答えを求めがちな怠惰な人が釣れます



そんなアホおらんやろって思うなかれ、この国はA型の取扱説明書みたいな本ですらベストセラーになるんですよ。余裕でしょ


A型B型レベルでも満足してる人からしたら、岡田斗司夫さんの分析はめちゃくちゃ深い分析に見えるわけです。こういう人たちは、自分の願望や欲望を肯定してほしいわけだから、この答えを見て「まさに私が得たかった答えだ!」ってなるわけですね。特にアホの子だと、そこから岡田斗司夫さんですら言ってないような自分に都合の良い解釈を重ねていくことになるのでしょう


第二段階 助言して成功体験を積ませるフェーズ

で、そこから「あなたはこういうタイプだから対人関係ではこうすべき」と助言するわけです。

これについてもある程度は的を射たアドバイスになると思います。日常のちょっとしたことであれば、良い効果が出るでしょう。今まで対人関係について真面目に考えてこなかった人ほど、このシンプルでわかりやすい答えに飛びつくでしょう。そして、岡田斗司夫さんの言う通りにすれば正しい結果が得られると信じるようになってきます。これがハマラなかった人は離脱するでしょう。でも第一段階で引っかかってる人はたくさんいるのでいくらでも替わりはいます。


もちろんこの程度のハマり具合なら他でもいっぱいありますし、この段階から警戒していたら何も楽しめなくなってしまいます。この時点までで満足して追われるなら、私もとやかく言うつもりはないです。



信者化させるためにはここからのプロセスが大切になります。
ここから先について気をつければいいわけです。



第三段階 ◯◯して依存心を芽生えさせるフェース

そもそも何かについて信者化するというのは、自分に自信がないとか、依存したいという気持ちが強いということです。

これは自分自身が株取引を始めた時に不安に耐えきれずに他人に頼ろうとして失敗した経験があるからよくわかります。

www.tyoshiki.com
私はちょっとちょろすぎだというのは置いといて、ここまでではないせよ普段どんなに賢い人でも冷静な人でも、不安につけこまれると弱いです。

で、当たり前ですが「性格診断」とか「分類」なんていうものに手を出してる時点でもう自信ない人ですよね。そういう人たちは、なにか人間関係で上手く行かなくて、なにか頼りにできるものがほしいわけです。

信者化しようとしてる側からしたら、こんな美味しいカモはいない。

だからこそ、人は親しい人や信頼できる人との人間関係を簡単に切ってはいけないし、自分で考えることから安易に逃げてはいけないわけですが……まあそれを言っても仕方ない。

ぶっちゃけもう第二段階まで来てる時点でもうかなり危険だということはまず意識しておきたい。

たとえば今ジャニオタの人は強い不安にさらされてるからいろんな集団から「ジャニーズのためといえばいくらでも騙せそうなカモ」として見られています。特に今一生懸命ジャニーズを擁護している人たち、間違いなく詐欺師のターゲットリストに登録されているでしょう。今のままだと数年以内に少なくない人が詐欺被害にあうと思ってます。この騒動が落ち着いたら被害に合う前に一度アカウントを消して転生したほうがいいと思ってるくらいです


ちょっと話がそれましたが第二段階まで到達した後の話です。
次に何を仕掛けてくるかというと「依存を高める」というプロセスです。

その際に使われるのがマジックワードが2つあります。

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