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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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発達障害

東大文系卒人間のオワコン化と生存戦略について語っているnoteが面白い

面白いブログが話題になってた。

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20代のときは仕事を通じてやりがいを感じたい、活躍したいという思いも残っていたが、30代になった今では普通に生きていけるだけで十分と思うようになってしまった。
職種選びを間違えず、適切な選択肢をたどることが出来れば、発達障害持ちでであっても最低限の生活を送ることは十分可能だと思う。

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そもそも学部卒という学歴はグローバルで見たら低学歴で、日本特有のものであり、世界の潮流から見たら遅れている。今後はこの流れに日本も飲み込まれていく

そもそも今までのように大学でさして勉強せず、実務的なスキルを何も持たない文系学部卒が一流企業に入れてしかも理系よりも出世出来ていたあり方がおかしかった

今後は、東大文系よりも地方旧帝の理系院卒の方が良いキャリアを送れる可能性があるし、もう既にそのような時代が訪れているのかもしれない。


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地方出身の東大卒に当てはまるのだが(筆者含む)、彼らは上京する際に、地元の地縁(高校含む)を捨てていることが多い。東京に来て再度友人関係などを構築していく必要があるのだが、ここでうまく立ち上げが出来ず、精神の不調をきたしてしまう

周囲からすると東大卒の発達障害というのは、どうにも愛嬌も感じられず、仕事が出来ない場合はすぐさま嫌悪の対象になってしまう。

小学四年から大手進学塾→中学受験を経て中高一貫校に進学→中学校から鉄縁会→5教科7科目全てを高い次元で仕上げる→大学受験を経て東大→進学振り分けで東大卒と競争→進学先で好成績を修めながらインターン参加→就活戦線→卒業後は他の大学の同期との競争再開

どこかで休む場所があればいいのだが、実際にはそうもいかず、社会人になった際には既に疲れ切った東大卒も多い。既に燃料切れのことも多いので、何か新しいことに挑戦しようという気力も起きにくい。


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新卒の研修の段階で数日間同じ研修会場で研修を受け、毎日同じメンバーと飲みに行っただけで本当に辛かった記憶がある。このようなこともあり、地方の支店に配属されていたらすぐにうつ病になっていた可能性もある

自分が努力して身に着けた数少ない取り柄である学歴を最大限に生かすことが出来るのはこのような日系大手企業であると考える。
あまり出世は期待できないので、稼げる業界の中の出来るだけ企業体力がある企業に何とかして潜り込みたい。個人的には稼げる業界で在りかつ陰キャラでも生き残れる金融業界やIT業界は発達障害におススメ出来る

面白いのでぜひ読んでもらいたいと思う。



世間の人からの東大生に対する解像度ってえげつないくらい低いよなと以前から思ってます。

以前に姫野カオルコという人が東大について描いたフィクションが、本当にできが悪くてドン引きしたんですが
www.tyoshiki.com
ところが、世間一般では「これが東大生だ」みたいなノリで騒いでて頭痛くなりました。

東大生は、もちろんめちゃくちゃ頭いい人も、家庭環境にうんと恵まれてる人もいますけど
多分世間の人が思ってるより普通の人と乖離してるわけじゃないんですよ。
明治時代の頃のエリートのイメージとはぜんぜん違うと思ったほうが良くてかなり地続きなんですよね。

でも、みんな自分に都合がいいから自分と切り離したフィクションの存在として都合よく扱おうとする。
フィクションとしての東大生を楽しむのは良いんだけれど
そのフィクションを現実にフィードバックしてフリー素材みたいにして扱う風潮ほんま嫌い。



それにしても「負け組の東大生」に対する解像度が高い…… 自分にグサグサ刺さる

東大生全般じゃなくて「負け組の東大生」に特化しているのが面白い。

私もこのnoteの書き手も標準的な東大生になれなかった負け組に属するやつだけれど
こういう東大生だって居るよって話としてインプットしてもらうと良いなって思いますね。

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